尾瀬  2011年10月17日〜19日

10月18日  尾瀬沼東岸→三平下→富士見峠分岐→大清水平→皿伏山→白尾山→富士見峠→アヤメ平→
                                          鳩待峠→山ノ鼻→牛首分岐→竜宮十字路→見晴

  4時15分起床。廊下のポットのお湯でコーヒーを入れて、パンで軽く朝食を済ませます。外に出てみると、星は見えません。曇っているようです。
  少し白んできたので、ヘッドランプを点けて、5時23分に出発。早稲沢辺りで、消灯しました。三平下は、まだ誰も居ません。尾瀬沼山荘に明かりが灯っています。
  南岸道を行きます。7月末の豪雨以来通行止で9月末に通行できるようになったので、久しぶりです。迂回路があり、山側を切り開いて道が出来ていました。
  南岸道から見る燧ヶ岳は久しぶりです。少し青空が出てきましたが、山頂は雲に覆われています。
  富士見峠分岐から、登って行きます。一登りで大清水平。湿原は まっ茶色です。完全に曇っていて、燧ヶ岳は見えません。
  樹林の中に入り、緩い傾斜を登って行きます。小湿原を抜けて、古い木道を歩きます。倒木があり、木道を塞いでいました。
  皿伏山に到着。樹林の中の山頂で、ピークの感じはありません。ベンチで小休止。久しぶりに朝弁当を作ってもらったので、おにぎりを1つ かじりました。
  少し下ります。霧が出てきて、天気が悪くなりそうです。この辺りにある木道は、古く苔むしていますが、新しい横木が打ちつけてあります。
  こんな所でも、点検、整備がされているのですね。近寄れない セン沢田代を覗き込んで、セン沢田代の道標。
  この辺りで、少し雨が降ってきました。面倒ですがザックカバーを付けました。そして白尾山への登りが始まりました。
  傾斜が緩んで木道が出てくると、白尾山山頂です。残念ながら尾瀬沼、大江湿原は見えませんでした。
  ところが、南側は晴れていて、日光の山並み、赤城山が、くっきり見えてます。小休止してから、富士見峠に向かいます。
  だんだんと上空も青空になってきました。マイクロ湿原を抜けると、マイクロウェーブ反射板の建つ台地。ここからは林道歩きになります。
  すぐに、アヤメ平の稜線と冨士見小屋が見えてきました。小屋の前には軽トラックが止まってるのが確認できます。
  轍のある林道を下って行き、富士見峠の道標を過ぎると、冨士見小屋に到着。ご主人と女将さんが、小屋締め後の、最後の片づけをしていました。
  小屋の前で、もう1つの おにぎりと おかずを食べました。水場で給水して、お2人にご挨拶。
  尾瀬の標識から、登って行きます。小湿原を過ぎて、富士見田代のベンチへ。お湯を沸かしてコーヒー休憩にしました。
  着いた時は、燧ヶ岳に雲がかかっていましたが、休んでいる間に、雲が無くなりました。
  アヤメ平に向かいます。どんどん青空が広がってきて、秋の雲が浮かんでいます。アヤメ平に出ると、360度の展望が楽しめました。
  風が無いので、寒くはありません。そして、アヤメ平の池塘を過ぎた頃に、前方から向かってくる2人。和風ご夫妻かなぁ?
  ご両人でした。2年振りの再会。和風さんの後ろから、小柄な和風子さんが、現れて写真を撮られてしまいました。
  少し立ち話。今日は鳩待峠からアヤメ平を往復して、山ノ鼻に宿泊。ラスト尾瀬だそうです。
  お2人とお別れして、中原山を越えて、下って行きます。上州武尊山も見えてきました。小ピークのベンチを越えて下って行くと、横田代。
  ベンチで小休止して、至仏山、笠ヶ岳を眺めます。今年は登っていません。横田代を後に、樹林の中を下って行きます。
  階段から、落ち葉いっぱいの道を下り、鳩待峠に着きました。ベンチには、数人しかいません。それにしても、どんどん天気が良くなってきて快晴です。
  山ノ鼻に下って行きます。まだ紅葉してる木がありますが、落葉した木が多いです。
  今日も山の鼻小屋に入ります。今日は、おにぎりを食べたので、それほどお腹が空いていないので、軽く ざるそばを注文。コーヒーをサービスしてくれました。
  さぁ、尾瀬ヶ原に出ます。山ノ鼻湿原は木道工事中でした。快晴の燧ヶ岳に向かっていきます。
  大池塘は、少し揺らいでいて燧ヶ岳が映っていませんでした。上ノ大堀川橋を渡り中田代へ。振り返ると、至仏山は快晴。西日が眩しいです。
  燧ヶ岳は、左側に少し雲が湧いてきました。牛首分岐を直進。下ノ大堀川橋を渡り、水芭蕉シーズンのビューポイントで眺めます。
  龍宮小屋を過ぎて、下田代へ。15時05分に見晴に到着。弥四郎小屋にチェックイン。今日は少ないようで、本館の八畳間の個室。
  尾瀬ヶ原が正面に見える部屋でした。落ち着いてから、少し散歩。見晴地区は、第二長蔵小屋、尾瀬小屋は、すでに終了していました。
  16時にお風呂に入り、さっぱり。食後に尾瀬ヶ原に出て、日没を眺めます。16時45分頃に陽が沈みましたが、雲1つ無い快晴で、焼けませんでした。
  17時30分にコーヒースポットで夕食。宿泊は、5人でした。19時30分に就寝。

  今日の天気は、朝は曇り、その後小雨。白尾山に着く9時頃からは、どんどん天気が良くなり、その後は快晴。 陽が当たると温かいです。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-143315.html

夜明け前に、尾瀬沼ヒュッテを出発 三平下(明かりの灯る、尾瀬沼山荘) 迂回路へ(尾瀬沼南岸道)


燧ヶ岳(尾瀬沼南岸道より) 富士見峠分岐


 大清水平



小湿原 倒木あり 皿伏山(1,916.8m)


下ります 古く苔むした木道 セン沢田代 道標

白尾山への登り 白尾山(2,003m) 南側は晴れてます


赤城山 日光方面の山並み


上空も晴れてきました マイクロ湿原 マイクロウェーブ反射板


林道歩き アヤメ平の稜線 富士見峠


冨士見小屋到着 小屋締め終了間近 アヤメ平へ


富士見池



振り返り、燧ヶ岳 アヤメ平の稜線 と 左に上州武尊山 アヤメ平



アヤメ平道標と燧ヶ岳 池塘と至仏山(アヤメ平) 平ヶ岳方面(アヤメ平)



奥に上州武尊山 横田代



木道を下る



鳩待峠に下山(正面は鳩待山荘) 鳩待峠休憩所 再び、入山



テンマ沢



山ノ鼻 尾瀬ヶ原へ 山ノ鼻湿原は、木道工事中



   
上田代   大池塘と燧ヶ岳

 
 
   
牛首山   西日が眩しい、至仏山 上ノ大堀川橋

 
 
   
牛首分岐   下ノ大堀   水芭蕉のビューポイント(下ノ大堀)

 
 
   
  景鶴山と池塘   竜宮十字路

 
 
   
龍宮小屋と燧ヶ岳   拠水林を行く   下田代

 
 
   
今日の宿 「弥四郎小屋」   日没   快晴過ぎて、焼けませんでした