尾瀬　　２０１１年８月９日〜１１日 ８月１０日　　見晴→（見晴新道）→燧ヶ岳（柴安�ｰ→俎�ｰ）→熊沢田代→広沢田代→御池→（会津バス）→沼山峠→ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　尾瀬沼東岸→沼尻→白砂峠→見晴→竜宮十字路→牛首→山ノ鼻 　　２時３０分起床。布団を片付けて、１階に行きます。外に出てみると、満天の星空が広がっていて、天気が良さそうです。 　　手持ちのパンで軽い朝食を済ませます。　３時３５分にヘッドランプを付けて出発。寒くは無いのでＴシャツ１枚でＯＫです。 　　尾瀬沼方面へ木道を行き、燧ヶ岳３．５kmの道標から見晴新道に入ります。すぐに山道に変わり、沢沿いの道を行きます。 　　上空が少しずつ明るくなってきましたが、樹林帯なので足元まで明かりが届きません。岩ゴロの歩きにくい道で、だんだんと傾斜が増してきます。 　　出発して１時間ほどでヘッドランプを消しました。上空は青空では無く、白く霧の中のようです。変化の無い登山道で長く感じられます。 　　標高２，０００ｍを過ぎた辺りで、土砂崩れの場所に出てしまいました。え〜っ、ここを越えるのかぁ？　少し登ってみましたが、危険です。 　　しばし考えて、ここまで来ながら撤退か！　少し戻ってみました。周りを良く見ると、岩ゴロの登山道が続いていました。　道を間違えたのでした。 　　そして、目の前に大きな岩が見えてきました。これを越えれば稜線に出ます。　やっと稜線に出ましたが、真っ白で何も見えません。 　　廃道になった温泉小屋道への分岐を過ぎて、７時１０分に燧ヶ岳（柴安�ｰ）の山頂に到着しました。ずいぶん時間が掛かってしまいました。 　　残念ながら、山頂はガスの中、真っ白で何も見えず残念です。　誰も居ないので、お湯を沸かしてコーヒー休憩にしました。 　　すると、急に陽が射し込み、霧が晴れてきて上空が青空になってきました。尾瀬ヶ原方向を見ていると、至仏山が見えてきて、 　　尾瀬ヶ原を覆っていた雲が左に流れて行き、すっきりと晴れてしまいました。　俎�ｰ、尾瀬沼も姿を現しました。俎�ｰには１人立っています。 　　独り占めの山頂を後にします。鞍部に下り、登り返します。俎�ｰに居た人とすれ違い、８時１０分に俎�ｰに到着。ここには２人居ました。 　　すっかり青空になりましたが、日光方面は雲が広がっていて、山並みが確認できません。 　　すると、ヘリコプターが山頂に接近してきました。柴安�ｰと俎�ｰの鞍部に着陸。５人を降ろして、飛び去って行きました。何をするのでしょうか？ 　　８時２５分に下山開始。御池に下ります。少し下ると、熊沢田代の木道が見えて、奥には会津駒ヶ岳を確認。 　　崩れた斜面を通過して、ガレ場を下ります。階段状の木道を下って行くと、熊沢田代です。キンコウカが咲いていて、ワタスゲがわずかに残っていました。 　　ベンチで小休止。池塘は澄みきっています。少し登り返して、下って行きます。　そして広沢田代でも小休止。 　　歩きにくい岩ゴロ道を、慎重に下って行きます。木道が現れてきて、御池のワイド木道に合流。御池駐車場を抜けて、１０時４０分に下山完了。 　　山の駅で顔を洗ってさっぱりして、冷たい物を飲んで、すっきりしました。 　　１０時５０分のシャトルバスで沼山峠に移動。　すぐに再入山です。大江湿原に出ると、オゼミズギクが咲いていて、上空には夏らしい雲が浮かんでいます。 　　ヤナギランの丘に寄ります。ヤナギランが咲いています。まだ花は先まで行ってないので、もうすこし楽しめそうです。 　　そして、下山した燧ヶ岳を眺めます。山頂は快晴です。木道沿いには、ワレモコウ、マルバダケブキ、そしてコオニユリが咲いています。 　　ニッコウキスゲは、すっかり実になっていました。長蔵小屋前に行き、清水で顔を洗って、さっぱり。ここに、トリカブトが咲いていました。 　　長蔵小屋売店で、冷たい物を買って小休止。定番ポイントで、燧ヶ岳と大江湿原を眺めて、さぁ出発。今日の行程は、まだ長いのです。 　　沼尻平の木道を一回り。キンコウカは終わりかけ。ヒツジグサが咲いていましたが、うまく撮れませんでした。 　　白砂田代を抜けて、今日最後の登り。白砂峠へ岩ゴロ道を登ります。峠を越えて段小屋坂を下って行きます。 　　イヨドマリ沢を過ぎて、見晴新道に合流。そして見晴に到着。１４時２０分。　１０時間４５分振りに戻ってきました。 　　桧枝岐小屋に入り、かき氷でクールダウン。　さぁ、尾瀬ヶ原を横断します。雲が増えてきたようで、至仏山方向は、霞んできています。 　　先日の豪雨で、床上浸水に遭った龍宮小屋の外観は、普段と変わらない様子でした。竜宮十字路には、長沢新道 通行止めの立て札。 　　竜宮手前の木道は流されたようで、工事現場の足場のような物で応急処置されてました。 　　牛首の移動してしまったベンチは、元の位置に戻されていました。この頃から、至仏山方向から雷鳴があり、山ノ鼻に急ぎます。 　　牛首〜ヨッピ吊橋間も通行止めの立て札。上ノ大堀川橋を渡り、大きな池塘の所に来ると、茶色く濁っていました。こんな池塘は、初めて見ました。 　　１６時１５分に、やっと山の鼻小屋に到着。１２時間４０分間の長い１日が終わりました。 　　すぐに貸切のお風呂に入り汗を流しました。燧ヶ岳の下山中から、もう汗臭くてたまりませんでした。やっとさっぱりしました。 　　落ち着いた所で夕食です。食堂に行くと、７人と空いていました。　変な雲が広がっていて、今日の夕焼けはありませんでした。 　　明日は至仏山の予定ですが、なんか今日は疲れてしまいました。今回は中止にして、改めて計画する事にしました。 　　１９時３０分に就寝。２０時過ぎに雨が降り出しました。 　　今日の天気は、燧ヶ岳登山中はガスの中。山頂に着いてからは晴れの良い天気。山ノ鼻に着く頃には雲が広がってきました。そして暑い１日でした。 　　燧ヶ岳山頂に着いたときは、ガスの中で がっかりしましたが、急速に晴れてきて、至仏山、尾瀬ヶ原が見えてきて、すばらしい眺望でした。 ※「ヤマレコ」　http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-127335.html
出発		左の､見晴新道へ		上空が明るくなってきました
岩ゴロ道は続く		道を間違えて、土砂崩れの場所へ		登山道に戻りました
この岩を越えれば		稜線に出ました		ガスの中を山頂へ
燧ヶ岳（柴安�ｰ）山頂（2,356m）		突然､晴れてきました		おおっ
雲が左に流れて行き、尾瀬ヶ原、至仏山が姿を現しました
俎�ｰも見えてきました		そして尾瀬沼も		改めて､山頂石碑
俎�ｰへ		鞍部		鞍部より振り返り､柴安�ｰ
燧ヶ岳（俎�ｰ）山頂（2,346m）		柴安�ｰの左に､尾瀬ヶ原　奥に至仏山		尾瀬沼　手前はミノブチ岳
沼尻休憩所		ヘリコプターが接近		鞍部へ
着陸しました		そして去って行きました		さぁ、下山開始
崩れた斜面を通過		ガレ場を下る		階段を下り､熊沢田代へ
熊沢田代		池塘（熊沢田代）		山頂を振り返る（熊沢田代）
少し登り返す		大杉岳と､奥に会津駒ヶ岳		広沢田代（正面に大杉岳）
池塘（広沢田代）		もう少し		ワイド木道に出ました
御池駐車場		下山完了（御池）		沼山峠休憩所
再び入山				大江湿原
ヤナギランの丘より				さっきは､あそに居たのです
コオニユリ				トリカブト（長蔵小屋前）
定番ポイントからの眺め				大江川（沼山峠方向）
長英新道分岐		沼尻平		白砂田代
白砂峠へ､岩ゴロ道を登る		段小屋坂		見晴新道と合流
10時間45分振りに､見晴に戻ってきました		下田代から､燧ヶ岳を見上げる		竜宮十字路
イワショウブ		工事現場の足場で応急処置		下ノ大堀
牛首		こんな茶色い池塘は初めて		山ノ鼻へ（長い１日が終わりました）