尾瀬  2009年10月31日〜11月2日

11月1日  長蔵小屋→沼尻→見晴→東電尾瀬橋→ヨッピ橋→牛首→龍宮小屋

  5時にアラームをセットしておいたのですが、4時15分ころに隣の部屋のアラームがなって目が覚めてしまいました。
  いつものように談話室に入り、ポットのお湯でコーヒーを淹れます。外に出てみると、星が輝いていて良い天気。でも天気予報では、午後からは崩れるはずです。
  部屋に戻り、コタツに入り、少しまったりします。夜が明けてきたので、5時30分ころに散歩に出ます。尾瀬沼、大江湿原には、薄っすらと朝霧が出ています。
  尾瀬沼方向の空が少しだけオレンジ色になりました。尾瀬沼には、逆さ燧が映っています。6時40分頃に小屋に戻り朝食。
  他の方は食べ終わり、1人になってしまいました。食後に談話室で、長蔵小屋のコーヒーを飲みます。今日は、尾瀬ヶ原に行くだけなので、急ぐ必要はありません。
  朝、山小屋で、ゆっくりするのは久しぶりです。スタッフの方にお別れをして、8時に小屋を出発しました。
  沼尻に着くと、至仏山が見えます。木道工事が完了していて、歩きやすくなりました。燧ヶ岳上空は快晴です。
  尾瀬沼とお別れして、白砂湿原のベンチで小休止。岩ゴロの登りが終わると白砂峠。今年は9回、白砂峠を越えました。
  段小屋坂を行きます。落葉してるので、景鶴山が良く見えます。イヨドマリ沢を過ぎて、見晴新道と合流すると、見晴に到着しました。10時15分。
  見晴の山小屋は全て終了していて、弥四郎小屋前のベンチは、かたずけられています。ひっそりとしていて、シーズンの終わりを実感します。
  コーヒースポット前の階段に座り、お湯を沸かしてコーヒー休憩です。10時45分に出発。赤田代方面に向かいます。
  東電小屋・赤田代分岐の東電小屋方面には、「危険 東電尾瀬橋は渡れません!」の赤い立て札。どういゆう状態になっているのか、とりあえず行ってみました。
  柵が外されていましたが、橋板はあるので、問題無く渡れました。終了している東電小屋の別館前のベンチで、お昼にします。インスタントラーメンを作りました。
  50分ほど、ゆっくりして出発です。ヨシッ堀田代を行きます。熊除けの鐘は、外されています。ヨッピ橋の手前にブルーシート。
  この中に、橋板が収納されています。橋板の外されたヨッピ橋を慎重に渡ります。今日は龍宮小屋泊りなので、左に行けば近いのですが、まだ早すぎます。
  幸い、まだ天気が良いので、牛首まで行くことにしました。ほとんど、人のいない木道をゆっくりと歩きます。いつの間にか、だいぶ雲が広がってきています。
  ふっと、下の大堀辺りと見ると、湿原の中を歩いている人がいます。長い棒のような物を持っています。何か調査をしてるのでしょうか?
  牛首から、竜宮に向かい戻ります。14時ちょうどに龍宮小屋に到着。この小屋に泊るのは初めてです。
  4人の相部屋でした。今年初めての相部屋です。最近は、相部屋になる小屋には泊らないので、ちょっと落ち着かない感じです。
  少し散歩。龍宮小屋と竜宮沼尻川橋の間の木道工事が完了していました。下田代のウッドデッキに座って、燧ヶ岳、至仏山を眺めます。
  燧ヶ岳の上空は晴れていますが、至仏山は雲が広がってきています。15時10分に小屋に戻りました。
  すると雨が落ちてきて、その後強くなり、夜通し降り続いていました。20時就寝。

  今日の天気は、晴れ。15時過ぎから、雨になりました。天気予報では、午後から崩れるはずでしたが、15時頃までは、良い天気でした。
  龍宮小屋は、確かにカメラマンの集まる宿でした。常連さんが多いようで、小屋はあまり大きくないので、居場所が限られるし、居心地が良くありませんでした。

薄っすら、朝霧の漂う大江湿原 少し朝焼け


逆さ燧 長蔵小屋、また来年


三本カラマツとも、お別れ 長英新道分岐 浅湖湿原


尾瀬沼 沼尻 至仏山(沼尻より)


尾瀬沼、さようなら 沼尻平 綺麗になった木道(沼尻)


白砂湿原


見晴・キャンプ場 分岐 見晴到着 弥四郎小屋(ベンチは、ありません)


燧ヶ岳と見晴の小屋 景鶴山 至仏山


東電・赤田代 分岐 東電尾瀬橋(柵はありません) 東電小屋へ


振り返り、燧ヶ岳と東電小屋(ヨシッ堀田代) ヨッピ橋(橋板なし) ヨッピ分岐


牛首



竜宮十字路 龍宮小屋