尾瀬  2008年10月16日〜19日

10月17日  山ノ鼻→竜宮十字路→ヨッピ橋→東電小屋→平滑ノ滝→三条ノ滝→渋沢大滝→天神田代→御池→七入

  4時30分起床。外はまだ真っ暗。手持ちの食料で、軽く朝食を済ませます。5時20分に出発。霧が出てるようで、月がぼんやり光っています。
  尾瀬ヶ原を歩きます。うっすらと霜が降りたようで、湿原が白くなっています。燧ヶ岳の右側がオレンジ色に染まっていますが霧が広がっていて、はっきり見えません。
  牛首辺りに来ると、霧が濃くなり視界不良。オレンジ色が見えなくなりました。牛首・竜宮間は、大規模な木道架け替え中。簡易トイレが設置してあります。
  6時35分に竜宮十字路。ちょうど竜宮小屋の右から日の出です。ヨッピ橋へ向かいます。陽が差し込んでくると、どんどん霧が晴れてきて、霜が溶け出しました。
  ヨッピ橋を渡り東電小屋を通過し、東電尾瀬橋を渡ります。例年この辺りの紅葉は綺麗なのですが、今年は終わってしまったようです。
  燧ヶ岳が綺麗な姿を現しました。見晴から赤田代への木道に合流すると、朽ちてしまった標識の作り替え中。その後、これから歩く燧裏林道までの
  あらゆる標識が、作り替えを行っていました。赤田代の無料休憩所のベンチで小休止して、おにぎりを1つ食べます。段吉新道への分岐を見送り、平滑ノ滝へ。
  水量は少なめですが、対岸の山肌は真っ茶色。どんどん下っていきます。だんだんと紅葉した鮮やかな木が見られるようになってきました。
  三条ノ滝は逆光で見づらいですが、相変わらず豪快な滝です。今日、展望台の柵が取り外される予定ですが、この時間はまだ大丈夫でした。
  急な登りで兎田代。渋沢温泉小屋への分岐も、標識の作り替え中。ここからは静かな山道を、下っていきます。小沢平からの道と合流して、渋沢温泉小屋に到着。
  10時15分、小屋の前のベンチで昼食にします。お湯を沸かしてカップメンと、残りのおにぎり。
  30分ほど休憩して出発。せせらぎの湯の脇を通り、渋沢を渡り少し登って行くと渋沢大滝への分岐。小さな登り下りの道を行きます。苔むした岩もあります。
  分岐から20分ほどで、渋沢大滝に到着。滝の直下まで行けるので、迫力満点。ただし水しぶきがかかります。分岐に戻り、辛い登りが始まりました。
  登るにつれて、また紅葉が鮮やかになってきました。傾斜が緩んできて、休憩している人が2人。すぐに燧裏林道の木道に合流。やっと登りが終わりました。
  お2人は標識の作り替えの作業の方でした。ベンチで小休止。あとは木道を行くだけです。天神田代、西田代、横田代と小湿原を通ります。
  この辺りから、黒ずんだ雲が広がってきました。ノメリ田代を過ぎて階段を下っていくと、ワイド木道の御池田代に。14時10分、御池に到着しました。
  14時40分の会津バスで七入へ。途中の紅葉も鮮やかでした。15時ちょうどに七入山荘に到着。すぐにお風呂で汗を流し、さっぱり。
  そして、すぐに明日の予定と宿泊場所を決めます。コースは予定通りとして、最終日の始めの行程を明日の最後の行程に追加して、見晴に宿泊する事に決定。
  弥四郎小屋に電話すると宿泊OK。まずは一安心ですが明日の行程が長くなり、きつそうです。今日の宿泊客は5人。明日は団体が宿泊だそうです。19時30分就寝。

  今日の天気は、朝の内は霧が広がっていましたが、その後は晴れ。御池に着く頃には、雲が広がってきました。
  朝の尾瀬ヶ原は、薄らとですが霜が降りて、少しですが白い尾瀬ヶ原を見る事が出来ました。

夜明け前の山の鼻小屋 尾瀬ヶ原へ 至仏山と月



牛首 霜の付いた葉 竜宮十字路



霧の中から日の出 霜がびっしり 景鶴山に向かって



ワレモコウにも霜が 中田代 ヨッピ橋



東電小屋へ 東電小屋別館前より



東電尾瀬橋 只見川(東電尾瀬橋より) 燧ヶ岳



道標作り替え中 段吉新道分岐 平滑ノ滝展望台



平滑ノ滝 三条ノ滝展望台 三条ノ滝



兎田代 渋沢温泉小屋への分岐(標識工事中)



渋沢温泉小屋へ



渋沢温泉小屋 渋沢を渡る 渋沢大滝へ



苔むした岩の道 渋沢大滝



燧裏林道に合流



西田代 横田代 上田代



御池田代 御池に到着 七入山荘