尾瀬  2007年9月14日〜15日

9月15日  長蔵小屋→三平下→大清水平→皿伏山→白尾山→富士見峠→アヤメ平→鳩待峠→山ノ鼻

  4時45分起床。定番ポイントに行きます。かなり雲が広がっていて、わずかにオレンジ色に染まっただけで陽が昇ってしまい、期待はずれの日の出。
  この時点で燧ヶ岳は、ガスに覆われていて全く見えませんでした。6時15分に談話室で朝食です。食後にコーヒーを頂いて少しゆっくりします。
  7時5分に出発。小屋に居る間に雲が無くなり、燧ヶ岳は姿を現しました。三平下は、まだ静か。南岸道を行きます。しばらく行くと昨年秋に外された木道は、そのまま。
  ぬかるんでいても、傾いた木道より安心で歩きやすいです。富士見峠分岐を登って行き、大清水平へ。相変わらず静か。心地よい風が吹いています。
  燧ヶ岳の山頂付近に雲が広がってきました。予定では、沼畔に戻り沼尻から白砂峠を越えて尾瀬ヶ原でしたが、晴れていて戻るのが面倒になってしまい、
  このまま富士見峠からアヤメ平に行くことに変更しました。大清水平を抜けて、緩い登りが皿伏山まで続きます。8時45分、皿伏山に到着。小休止です。
  ここから下っていきます。上空に雲が広がってきて、時々風が吹いてきました。なんだか天気が悪くなってきたようです。雨が降らなければ良いのですが。
  セン沢田代の標識を過ぎて、白尾山への登りになりました。時々見える燧ヶ岳の山頂付近は、ガスがかかっています。
  きつい登りが終わり、木道が出てくると白尾山に到着。丁度10時。山頂はガスが広がっていますが、ガスが切れた瞬間に大江湿原が見えました。
  小さな下り登り、そして小湿原を過ぎてマイクロウェーブ反射板の建つ台地へ。ここから林道を下っていきます。10時35分に冨士見小屋に到着。
  まずは、水場に下り汗を拭きます。小屋前のヤナギランは、まだわずかに咲いていました。小屋に入り昼食です。
  食事中に風がだいぶ出てきたようで、時々ビュービューと音が聞こえます。11時丁度にアヤメ平に向かい出発です。
  富士見田代の向こうの燧ヶ岳は見えません。風の強い稜線を登ります。アヤメ平はガスが広がっていて、何も見えません。
  中原山を通過し、横田代のベンチで小休止。天気が良ければ、ここから至仏山、笠ヶ岳が見えますが、何も見えません。
  あとは、どんどん下り12時30分に鳩待峠。新調された「尾瀬国立公園」の看板を見て、一気に山ノ鼻に下ります。30分で駆け下りました。
  下る途中から晴れ間が出てきて、山ノ鼻は晴れていました。アヤメ平はガスの中でしたが、尾瀬ヶ原は晴れていたのでしょうか?
  まずは、山の鼻小屋前のベンチでコーヒー休憩。そして小屋に入りました。研究見本園に行き、ベンチで昼寝。気持ち良いです。
  1時間ほど寝てから、見本園を1周。ワレモコウ、ウメバチソウ、エゾリンドウ、これくらいしかわかりません。ヤマドリゼンマイの葉の先が茶色くなっていました。
  お風呂で汗を流して、16時50分に夕食。宿泊は20人程度のようです。食後に研究見本園に行きましたが、全く焼けませんでした。18時30分、就寝。
 
  今日は、出発時点では晴れていたのですが、富士見峠に向かっている間に、天気が悪くなりアヤメ平では、ガスの中でした。
  その後、鳩待峠から山の鼻に下る間に回復してきて、尾瀬ヶ原は晴れました。もしかしたら、尾瀬ヶ原は1日中晴れていたのでしょうか?

大江湿原の夜明け 朝の燧ヶ岳は快晴 尾瀬沼畔を行く


三平下(まだ人は、まばら) 南岸道の木道は、去年の秋のまま 富士見峠分岐


大清水平 古い木道


皿伏山(1,916.8m) 下ります セン沢田代標識


白尾山(2,003m) 富士見峠


冨士見小屋 アヤメ平へ 富士見田代(燧は見えず)


アヤメ平の池塘 ガスが広がりました 横田代


鳩待峠到着 「尾瀬国立公園」 鳩待峠


山ノ鼻到着 オクトリカブト 「祝 尾瀬国立公園」(山の鼻小屋)


至仏山(研究見本園) ウメバチソウ


燧ヶ岳山頂は雲の中 山の鼻小屋