尾瀬  2018年6月21日、22日

6月22日  山ノ鼻→牛首分岐→ヨッピ分岐→竜宮十字路→見晴→沼尻→大清水平→三平下→尾瀬沼東岸→沼山峠

 3時起床。いつものように、手持ちのパンで軽い朝食を済ませます。出発準備をして、白んで来るのを待ちます。
 3時53分に出発。上空は晴れていますが、燧ヶ岳、至仏山の山頂付近に雲がかかっています。
 上田代に入ると燧ヶ岳の全景が見えてきましたが、山頂付近に帯状の雲がかかっています。湿原にはワタスゲの穂が残っています。
 逆さ燧の池塘の手前で、開花してるニッコウキスゲを発見。4輪咲いていて、蕾もありました。雲があり、逆さ燧が綺麗に映りません。
 上の大堀川橋の手前のベンチ付近に、レンゲツツジが咲いています。中田代に入ると、ワタスゲの穂が たくさん見られます。
 木道近くには、カキツバタが咲いています。牛首分岐を左に行きます。燧ヶ岳の雲が少し赤く染まってきましたが、雲が厚いです。
 東電下の大堀橋を渡ります。大池塘には、カメラマンが数人。ヨッピ吊橋手前は木道工事中。ヨッピ分岐を右に折れて、竜宮十字路に向かいます。
 上空は青空で明るくなってきました、至仏山山頂の雲も取れません。ヤマドリゼンマイが青々しています。
 竜宮十字路に近づく頃に、燧ヶ岳の右肩辺りから朝陽が射し込んできました。
 龍宮小屋を通過し、竜宮沼尻川橋を渡り下田代へ。湿原が明るくなってきました。見晴に着いて、弥四郎小屋前のベンチで休憩。
 おにぎりを1つ食べて、お湯を沸かしてコーヒーです。このころ弥四郎小屋では朝食の時間。新館から食堂のある本館に移動していました。
 25分ほど休んでる間に、至仏山山頂の雲が無くなりそうです。尾瀬沼に向かいます。桧枝岐小屋前のレンゲツツジが綺麗です。
 木道の正面から朝陽が射し込み眩しいです。白砂峠を越えて、白砂湿原に着くと一安心。白砂湿原のワタスゲの穂はふわっふわです。
 沼尻に着く頃には、ほぼ快晴になってきました。沼尻平の木道を一回り。タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲが咲いています。
 新しい沼尻休憩所は まだオープンしてませんが、デッキに上がって尾瀬沼を眺めます。売店の横に、自動販売機が設置されていました。
 尾瀬沼南岸道を行きます。小沼湿原で振り返ると、燧ヶ岳上空も快晴になっていました。尾瀬沼に陽が当たり キラキラしてます。
 南岸道は尾瀬沼が近いですが、木道の破損個所が多いので、濡れてる時は慎重に歩きましょう。
 南岸分岐から久しぶりに大清水平に向かいます。10分ほどで大清水平に出ました。道標のある朽ち果てたベンチで小休止。静かです。
 コバイケイソウ、ワタスゲの穂、タテヤマリンドウが見られます。分岐に戻ると すぐに沼畔に下りられるポイント。
 ここからの燧ヶ岳は、少し変わった形です。さらに南岸道を行きます。対岸に三本カラマツが見えています。
 三平下で燧ヶ岳を眺めますが、水面が揺らいでいて、逆さ燧が映りません。東岸に向かいワイド木道を行きます。
 早稲の砂風を過ぎて、木道の無い歩き辛い道を行きます。釜ッ堀湿原に出ると、コバイケイソウが群生してました。
 9時40分に尾瀬沼東岸に到着。長蔵小屋前の清水で顔を洗ってさっぱり。すると知ってるスタッフの方が居て、荷物を持って何処かへお出かけかなぁ?
 伺うと対岸(沼尻)へ行くとの事でした。沼尻休憩所の準備のようです。
 元長蔵小屋横のビューポイントのベンチでお昼にします。カップラーメンを食べます。食べてる途中でボートのエンジン音が聞こえてきました。
 尾瀬沼を見ると、長蔵小屋のスタッフを乗せたボートが沼尻に向かって行きました。初めて尾瀬沼を航行する船を見ました。
 かつては尾瀬沼に観光船が運行されていたんですよね。食後のコーヒーを入れて、まったりと時間をつぶします。いやぁ、気持ちの良い時間です。
 1時間25分ほど のんびりして沼山峠に向かいます。前方を見ると、小グループに分かれて、こちらに向かってくる集団が見えてきました。
 近づくと小学生のようです。ヤナギランの丘に寄っています。残念ですが今日はヤナギランの丘はパスします。
 大江湿原には、タテヤマリンドウが沢山咲いています。ヤナギランの丘近くには、ワタスゲの穂も結構あります。
 緩い傾斜の木道を登って行き、沼山峠展望台で尾瀬沼を眺めて、どんどん下って行きます。12時06分に沼山峠休憩所に下山しました。
 12時40分のバスに乗車。会津高原尾瀬口15時15分の特急リバティ会津140号に乗車。リバティは乗り換え無しだけど、つまらない列車。
 下今市で乗り換えて東武日光へ。東武日光17時23分発の特急けごん44号に乗り帰宅。

 今日の天気は、尾瀬ヶ原では雲が多めでしたが、尾瀬沼に着く頃からは、ほぼ快晴になりました。
 尾瀬は、すっかり夏になっていました。それから上田代で咲いていたニッコウキスゲ。今回歩いたルートでは、他では見かけませんでした。

※「ヤマレコ」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1504537.html

山の鼻小屋を出発 山ノ鼻湿原 原ノ川上川橋


至仏山(上田代)


もう、ニッコウキスゲが咲いてました 逆さ燧の池塘 レンゲツツジ(上ノ大堀川橋手前)



牛首分岐を、左へ ベンチを通過


カキツバタ(中田代) 東電下の大堀橋 大池塘 と ワタスゲの穂


ヨッピ吊橋手前は、木道工事中 竜宮十字路に向かいます


ヤマドリゼンマイ と 燧ヶ岳 至仏山 と 池塘(竜宮十字路) 竜宮十字路


竜宮沼尻川橋 景鶴山(下田代) 六兵衛堀


見晴へ 弥四郎小屋前(見晴) 弥四郎小屋コーヒースポット前より


レンゲツツジ(見晴) 朝陽が射し込む、段小屋坂 岩ゴロ道


白砂湿原 ワタスゲの穂(白砂湿原) 沼尻



沼尻平 オープン間近の沼尻休憩所 沼尻休憩所から尾瀬沼を眺める



尾瀬沼南岸道へ 小沼湿原 振り返り燧ヶ岳(小沼湿原)



尾瀬沼南岸道を行く 尾瀬沼南岸道より 南岸分岐



大清水平へ 大清水平 コバイケイソウ(大清水平)



中央に燧ヶ岳の山頂(大清水平) タテヤマリンドウ(大清水平) 尾瀬沼南岸道からの燧ヶ岳



三平下 三平下からの燧ヶ岳 尾瀬沼東岸へ



早稲の砂風ベンチより 釜ッ堀湿原 コバイケイソウ群生(釜ッ堀湿原)



元長蔵小屋前 燧ヶ岳 と 尾瀬沼(ビューポイントより) 大江湿原(ビューポイントより)



沼尻に向かう長蔵小屋のボート 大江湿原へ 皿伏山



第一大江橋より(沼山峠方向) タテヤマリンドウ(大江湿原)



ヤナギランの丘手前の木道より 大江湿原、またねぇ



沼山峠展望台より 沼山峠休憩所