尾瀬  2016年5月12日、13日

5月13日  長蔵小屋→沼尻→白砂峠→見晴→竜宮十字路→牛首→山ノ鼻→鳩待峠

 3時45分起床。談話室に入り、ポットのお湯でコーヒーを淹れて、手持ちのパンで簡単な朝食を済ませます。
 窓から外を眺めると、すでに白んできています。部屋に戻り出発準備。念の為、スパッツを付けて4時30分に長蔵小屋を出ます。
 全く寒くはありません。ビューポイントから尾瀬沼を眺めると、山の奥が薄らとピンク色に染まっています。逆さ燧は、ぼんやりと映っています。
 高台に上がり、林内に入ります。浅湖湿原を抜けます。日の出間近のようです。沼尻に着くと、すでに陽は昇っていました。
 上空には飛行機雲。はっきりと機影を確認できます。沼尻休憩所跡地は、杭だけが並んでいます。トイレはもうすぐ利用できるようになるそうです。
 沼尻平の木道を一回り。ワタスゲ、ショウジョウバカマが咲いています。蕎麦屋跡を過ぎて少し行くと、倒木があり木道を塞いています。
 白砂湿原の池塘は澄んでいて、鏡のようです。白砂峠への岩ゴロ道になると、残雪が少しありました。
 白砂峠を越えて、だらだらと下って行きますが、全く雪が無いので早いです。景鶴山が見えてきて、イヨドマリ沢を通過。
 至仏山が見えてきて、6時37分に見晴に到着。第二長蔵小屋、原の小屋、尾瀬小屋は営業前です。
 弥四郎小屋前のベンチで、お湯を沸かしてコーヒー休憩です。弥四郎小屋の本館は、屋根を修理してました。
 さぁ、尾瀬ヶ原です。快晴で気持ちが良いです。湿原にはショウジョウバカマ、そしてミネザクラも咲いています。
 六兵衛掘を越えて、ウッドデッキで360度の景色を眺めます。竜宮沼尻川橋を渡り群馬県へ。拠水林脇の木道は通行止め。
 木道横に敷かれた、工事現場の足場のような鉄板を歩きます。竜宮十字路の池塘には、至仏山、景鶴山が映っています。
 十字路から富士見峠方向に少し入り、長沢沿いの水芭蕉を見に行きます。群生していて、すでに見頃です。足元にはタテヤマリンドウ。
 十字路に戻り先へ進みます。木道の間には、リュウキンカが咲いています。下ノ大堀のポイントは もう見頃です。
 下ノ大堀川橋を渡ります。少しずつ、今日入山したと思われる人達が、こちらに向かてきました。牛首分岐のベンチは、まだ空っぽ。
 上ノ大堀川橋を渡り、逆さ燧のポイント。水面が揺らいでいるので、はっきりとは見えません。
 山ノ鼻湿原にも水芭蕉が咲いています。9時08分に山ノ鼻に到着。山の鼻小屋は休業中。至仏山荘に入って、カレーライスで昼食。
 食後に研究見本園に行き、ベンチでコーヒー休憩。そして研究見本園の木道を一周。水芭蕉は群生していて見頃です。
 1時間20分ほど、山ノ鼻で過ごして下山開始です。山ノ鼻ビジターセンターも開所前。温度計は21.5℃。
 さぁ、下山開始。テンマ沢の水芭蕉は密集していて見頃です。全く雪の無い木道を快調に上がり、11時16分に鳩待峠に到着しました。
 今年から、鳩待峠休憩所前には車が入ってこないようで、広々としています。
 11時50分のバスで戸倉へ。戸倉12時35分のバスで沼田へ。沼田14時22分の上越線に乗車。高崎15時10分の高崎線に乗り換えて帰宅。

 今日の天気も快晴。残雪期の尾瀬に入るようになって10年経ちますが全く雪が無く、がっかりでした。
 2日間共に快晴で、日中は暑くて、早くも夏モード。水芭蕉は すでに見頃でした。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-871363.html

夜明け前の尾瀬沼 ぼんやりと逆さ燧 長蔵小屋を出発


大江川 林内へ 浅湖湿原


上空に飛行機雲 沼尻 沼尻桟橋付近


沼尻平 ショウジョウバカマ(沼尻平) 水芭蕉


白砂湿原 白砂峠へ登り(残雪あり) 白砂峠


イヨドマリ沢 至仏山


見晴到着 尾瀬ヶ原へ 振り返り、燧ヶ岳


ミネザクラ(下田代) 六兵衛掘 景鶴山(下田代ウッドデッキより)


竜宮沼尻川橋 拠水林脇の木道は、通行止め 竜宮十字路


逆さ至仏(竜宮十字路) 逆さ景鶴(竜宮十字路) 長沢沿いの水芭蕉



長沢沿いの水芭蕉 タテヤマリンドウ(竜宮) 木道の間に、リュウキンカ



空が青い 下ノ大堀ビューポイント 下ノ大堀



下ノ大堀川橋 牛首分岐



上ノ大堀川橋 逆さ燧の池塘(ぼんやりと)



原ノ川上橋 山ノ鼻湿原 山ノ鼻



ぐんまちゃん里帰り(研究見本園) 研究見本園の水芭蕉 研究見本園



研究見本園の水芭蕉 山ノ鼻ビジターセンター(開所前)



テンマ沢の水芭蕉 登ります 小至仏山、至仏山



もう少し 鳩待峠到着 今年からは、駐車場がバス乗り場