尾瀬  2016年5月12日、13日

5月12日  大清水→一ノ瀬→三平峠→三平下→長蔵小屋

 今シーズン初の尾瀬へ。当初は4月末に入山予定でしたが、天気予報が今一だったので、少し遅れてしまいました。
 上野6時26分の高崎線に乗車。天気は良く、車窓から富士山、秩父の山並みがくっきりと見えています。
 高崎で上越線に乗り換えて沼田へ。沼田9時20分発のバスで大清水へ。バスを降りると、ゲートの先の山の神で安全祈願の神事が行われていました。
 まずは大清水休憩所に入り、簡単に昼食を済ませます。
 準備をして、11時18分に出発。残雪はほとんど無いようなので、スパッツを付けません。快晴で暑いです。
 一ノ瀬休憩所は営業前。小休止して三平橋を渡り、山道に入ります。冬路沢橋は破損してるようで、仮設の橋を渡ります。
 階段から登りになりました。階段は破損個所が多くあります。岩清水を一口飲んですっきりします。
 岩清水の階段から十二曲をジグザグに登って行きます。すでに夏モード、汗が噴き出ます。
 疲れる事も無く傾斜は緩み三平見晴、尾根に乗りました。後方に至仏山の頭が見えています。
 少し行くと、燧ヶ岳が姿を現しました。そしてやっと残雪が現れました。三平峠の標識付近は、ちょこっと残雪があるだけ。
 例年、ここからは冬道を一気に下って行くのが楽しみなのですが、木道を下ります。中途半端に木道上に残雪があるので、注意して行きます。
 途中に倒木があり、木道を塞いでいました。三平下に到着すると、尾瀬沼山荘前に残雪がありましたが、ベンチ付近に残雪はありません。
 沼畔に出てみましたが、水面が少し波打っていて、燧ヶ岳が映っていませんでした。ベンチに座り、お湯を沸かしてコーヒー休憩です。
 ベンチの脇には、ふきのとうが一杯。さぁ、尾瀬沼東岸に向かいます。すぐに綺麗な水芭蕉が咲いていました。
 早稲の砂風ベンチで燧ヶ岳を眺めます。快晴で空が真っ青です。途中には相変わらず木道が途切れた所があり、歩き辛いです。
 釜っ堀湿原の水芭蕉は見頃のようです。長蔵小屋裏の定番ポイントから燧ヶ岳、大江湿原を眺めます。
 尾瀬沼ビジターセンターは開所前。14時に長蔵小屋にチェックイン。落ち着いてから散歩です。昨年破損した第一大江橋は再建されました。
 大江湿原を沼山峠方向に歩きます。まったく雪は無くシーズン最初とは思えないです。小淵沢田代分岐まで行き、ベンチで まったりとします。
 足元にはタテヤマリンドウが、尾瀬沼ヒュッテ近くには、ミネザクラが咲いていました。
 17時30分から食堂で夕食。宿泊は15人くらいかなぁ? 全員がそろって無いのではっきりは分りません。
 食後に釜っ堀湿原で、日没を待ちます。景鶴山の右側に陽が沈み、淡くオレンジ色に染まりました。19時45分に就寝。

 今日の天気は、快晴。陽が沈んでも寒くはありません。ほとんど雪の無い初尾瀬でした。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-871363.html

快晴の大清水 さぁ、入山


一ノ瀬休憩所(営業前) 山道へ


冬路沢橋は破損で、仮設の橋を渡る 登って行きます ここまで来れば、急登は終わり


至仏山の頭が見えました 燧ヶ岳も見えました やっと残雪

三平峠 下りの木道上の雪は要注意 尾瀬沼


三平下 三平下 燧ヶ岳 と 尾瀬沼(三平下)


ふきのとう(三平下) 水芭蕉


早稲の砂風ベンチ 尾瀬沼越しに景鶴山 釜っ堀湿原へ


釜っ堀湿原 長蔵小屋裏 ビューポイントより



ビューポイントより 長蔵小屋 綺麗な水芭蕉



大江湿原 ヤナギランの丘から タテヤマリンドウ



小淵沢田代分岐 木道間の水芭蕉 尾瀬沼方向(大江湿原)



第一大江橋(再建されました) 大江川(第一大江橋より) 三本カラマツ



荷揚げのヘリコプター 日没(釜っ堀湿原) オレンジ色に染まる景鶴山