尾瀬 2015年5月14日、15日 5月14日 尾瀬戸倉→富士見下→富士見峠→アヤメ平→横田代→鳩待峠→山ノ鼻→竜宮十字路→見晴 前日の夕方に戸倉に入り、龍宮旅館に泊まりました。 3時40分に起床。ポットのお湯でコーヒーを入れて、パンをかじって軽い朝食を摂ります。4時48分に出発。快晴のようです。寒くはありません。 車道の坂道を上がっていきます。二股に分かれる道を右に行きます。少しして、森の中にカモシカらしき動物が、動きを止めて こちらをじーっと見ていました。 戸倉スキー場を過ぎると傾斜が増しますが、すぐに緩くなります。道路沿いに流れる硫黄沢は雪解けで、水量が多く激流になっています。 硫黄沢橋を渡ると富士見下バス停。バスは5月16日からの運行です。 いつもは、このまま車道を進み駐車場先のゲートから林道に入りましたが、今回はトイレの先の昔休憩所のあった横の苔むした階段から林道に入ってみました。 雨量観測所があり、その先で林道に合流しました。だんだんと残雪が現れてきました。平坦になり明るくなると田代原に出ました。 田代原から20分ほど行くと、除雪用の重機が停まっていて、除雪はここまで、ここから先は雪道になりました。 雪の状態は、固くも無く柔らかくも無く、歩きやすいです。陽が当たりだしてきました。マイクロウェーブ反射板の建つ台地や荷鞍山が見えてきました。 振り返ると赤城山が薄らと見えています。アヤメ平の稜線も見えてきました。そして7時43分に冨士見小屋に到着。小屋はまだ営業していません。 小休止してアヤメ平に向かいます。登って行くと日光の山並みが見えてきました。振り返ると燧ヶ岳、そしてこの時期限定 尾瀬ヶ原も見えています。 アヤメ平の左前方に上州武尊山。途中の木道は、一部出ています。アヤメ平に出ると ほとんど雪は無く、木道は完全に出ています。 景鶴山、平ヶ岳も見えて、360度の眺めが楽しめます。アヤメ平を過ぎると、林内の雪道になり、赤いリボンを見逃さないように注意深く進みます。 中原山の標識付近に雪はありませんでした。横田代に着くと木道が出ていて、上部のベンチは使えたので、小休止。 黄色いヘリが、行ったり来たりしています。薄い雲が広がっていますが、晴れていて風も無く、少し暑くなってきましたが、休んでいるとちょうど良い感じ。 横田代の下部のベンチは雪の中です。林内に入り、雪道を下って行くと1人登ってきました。今日初めて人に会いました。 そしてすぐ後に、10人ほどのグループとすれ違い。この時期限定ポイントで至仏山を眺めて、10時25分に鳩待峠に ひとまず下山しました。 小休止してから、再び入山。山ノ鼻に下っていきます。2週間前に比べ、木道や階段が出てる部分が多くなりました。 下り切ると雪道になりました。テンマ沢では雪が解けた所に水芭蕉が咲きだしていました。山ノ川上川橋は だいぶ傷んでいるようです。 11時35分に山ノ鼻に到着。いつものように山の鼻小屋で昼食と思ったのですが、ヘリで山の鼻小屋へ荷揚げ中。 御主人に聞くと、今日は従業員総出で荷揚げ作業で、食事は出来ないとの事。仕方がないので、至仏山荘で昼食にしました。 食後に、ベンチでお湯を沸かしてコーヒータイム。1時間ほど休んで、尾瀬ヶ原に出ます。上空は薄雲が消えて快晴になっています。 山ノ鼻湿原は、まだ完全に雪に覆われています。原ノ川上川橋を渡り上田代へ。この辺りも雪に覆われていますが、だんだんと木道が出てきて、 湿原がシャーベット状になってきました。逆さ燧の池塘は、半分くらい解けていて、そこに逆さ燧が映っています。 上ノ大堀川橋手前の残雪を歩いて、橋に近づくと橋が水面に映っていました。 橋を渡り中田代に入りました。しばらくは木道が中途半端に出ていて踏み抜き注意です。牛首分岐はベンチは出ていて、ここからは木道も出ています。 下ノ大堀川橋を渡り、水芭蕉のポイントへ。水芭蕉が咲き揃うのを待つばかりです。竜宮に近づくと、景鶴山を正面に湿原は赤シボ状態です。 竜宮十字路から富士見峠方向に少し入り、長沢沿いの水芭蕉を見に行きます。小さな水芭蕉が咲いていました。 竜宮小屋を通過し竜宮沼尻川橋を渡り福島県に入ります。下田代に入ると木道が出ていませんが、ウッドデッキは出ていました。 六兵衛掘を越えると、見晴の山小屋が見えてきました。14時58分に見晴に到着。今日の宿、弥四郎小屋にチェックイン。 落ち着いてから、小屋の周りを散歩。燧小屋の正面玄関上の屋根が落っこちそうです。 一番風呂で汗を流して、温まりました。17時30分にコーヒースポットで夕食。 食後に日没を眺めに出ました。景鶴山の左に陽が沈みましたが、焼ける事はありませんでした。 今日の天気は、ほぼ快晴。アヤメ平で薄らと雲が広がっていましたが、尾瀬ヶ原では真っ青な空が広がっていました。 気温は高く、鳩待峠下山直前からは、Tシャツ1枚でOKでした。 ※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-639240.html |
||||
戸倉 龍宮旅館を出発 | 右の道へ(左は鳩待峠方面) | 硫黄沢橋より | ||
富士見下バス停(5/16運行開始) | 右の階段から林道へ | |||
残雪が現れました | 田代原 | 除雪の重機(ここから先は未除雪) | ||
雪道になりました | 前方にアヤメ平 | 冨士見小屋到着 | ||
アヤメ平に向かいます | 奥に日光の山並み | |||
燧ヶ岳 | 尾瀬ヶ原が見えます | 上州武尊山 | ||
アヤメ平へ | アヤメ平 | 至仏山(アヤメ平) | ||
アヤメ平 | 至仏山 と 池塘(アヤメ平) | 平ヶ岳、景鶴山(アヤメ平) | ||
燧ヶ岳(アヤメ平) | 中原山(1,968m) | 平ヶ岳方面 | ||
横田代 | 林内へ | 至仏山(残雪期限定ポイントより) | ||
鳩待峠に下山 | 尾瀬ヶ原に下ります | 残雪あり | ||
水芭蕉(テンマ沢) | 山ノ鼻 | ヘリで荷揚げ(山の鼻小屋) | ||
原ノ川上川橋 | この辺りは、まだ木道が出てません(上田代) | 木道が出てます(上田代) | ||
逆さ燧の池塘 | 上ノ大堀川橋 | 至仏山 と 上ノ大堀川橋 | ||
牛首分岐 | 中央に景鶴山 | 下ノ大堀川橋 | ||
逆さ景鶴山(下ノ大堀) | 水芭蕉のポイント(下ノ大堀) | 赤シボ | ||
木道下に水芭蕉(竜宮付近) | 竜宮十字路 | 長沢沿いの水芭蕉 | ||
竜宮拠水林 | 六兵衛掘 | 見晴へ(下田代) | ||
今日の宿 弥四郎小屋に到着 | 景鶴山の左に、陽が沈みました | 日没後 | ||
![]() ![]() |