尾瀬  2015年5月1日、2日

5月2日  長蔵小屋→沼尻→白砂峠→見晴→竜宮十字路→牛首→山ノ鼻→鳩待峠

  3時45分起床。いつものように談話室に入り、ポットのお湯でコーヒーを淹れて、手持ちのパンで簡単な朝食を済ませます。
  窓の外を見ると、すでに白んできています。
  4時50分に小屋を出ます。今日も朝から良い天気、全然寒くありません。燧ヶ岳は完全に見えています。尾瀬沼、大江湿原は薄らと霧が出ています。
  すぐに大江川を渡れないので、ヤナギランの丘近くまで迂回します。三本カラマツに戻り高台に上がります。日の出間近のようです。
  林内に入り、木に塗ったペイントや、枝に付けられたリボンを探しながら慎重に行きます。
  浅湖湿原を抜けて、再び林内へ。至仏山の頭が見えてくると沼尻です。沼尻休憩所は冬囲いされています。朝日が眩しいです。
  小休止します。白砂湿原は全面雪に覆われていて、池塘は出ていません。白砂峠に向かい登ります。夏は岩ゴロ道ですが、雪道は楽に登れます。
  すぐに下りになります。一部雪の山腹道をトラバース。残雪が多く、木道はほとんど出ていません。景鶴山の頭が見えてきて、イヨドマリ沢を慎重に通過。
  樹間から至仏山が見えました。7時32分に見晴に到着。第二長蔵小屋、尾瀬小屋、原の小屋は、営業前です。
  今年も桧枝岐小屋で、おしるこを注文して休憩します。
  さぁ、尾瀬ヶ原に出ます。下田代は雪に覆われています。振り返ると燧ヶ岳が見事です。六兵衛掘を渡る木道が一部出ていて、注意します。
  竜宮沼尻川橋を渡ります。橋が大分傷んでるようです。龍宮小屋は営業中。竜宮十字路の道標は見えるように、掘り出されています。
  中田代は、少し雪解けしている所があります。下ノ大堀のポイントは、小さな水芭蕉が咲き始めています。
  ベンチが出ていたので小休止。暑くなってきたので上着を脱いで、Tシャツになります。下ノ大堀川橋を渡ります。この辺りから木道上の雪が所々掘られて
  穴が開いています。穴を除くと1m位の積雪があるようです。牛首に近づくと、木道の脇が半透明のシャーベット状。木道の場所を確認しながら踏み抜き注意です。
  牛首分岐の道標は、頭だけ見えています。上ノ大堀川橋を渡り、逆さ燧のポイントですが、まだ池塘は雪の下です。
  原の川上川橋を渡り山ノ鼻へ。9時58分に山ノ鼻に到着。山の鼻小屋に入り、ご主人、女将さんに御挨拶。カレーライスを頼んで昼食です。
  さぁ、下山開始です。山ノ鼻ビジターセンターは開所前。山ノ川上川橋を渡り、川上川に沿って行きますが、木道は出ていません。
  テンマ沢も雪に覆われています。川上川を離れて雪道を登っていきます。ちょっとだけ階段が出てる所がありました。
  11時30分に鳩待峠に下山完了。
  11時50分のバスで戸倉へ。戸倉12時35分のバスで沼田へ。沼田14時02分の上越線に乗車。高崎15時10分の高崎線に乗り換えて帰宅。

  今日も天気は、快晴。 今年の段小屋坂は雪が多く、楽に歩く事が出来ました。鳩待峠への登りも、ほとんど雪に覆われていたので踏み抜きの心配が無く楽でした。
  2日間共に、快晴で日中は暑いくらいの陽気。今年の残雪の尾瀬は気持ちが良かったです。

  ※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-627170.html

長蔵小屋を出発 早朝の燧ヶ岳 もうすぐ日の出


林内へ 燧ヶ岳(浅湖湿原より) 浅湖湿原


赤いテープを頼りに行く 至仏山の頭(沼尻付近) 沼尻


白砂湿原 白砂峠への登りへ 雪の斜面をトラバース


木道が出てます 景鶴山の頭が見えました イヨドマリ沢


至仏山が見えました もうすぐ、見晴 見晴到着


桧枝岐小屋で休憩 おしるこでエネルギー補給 さぁ、尾瀬ヶ原へ


燧ヶ岳 と 見晴の山小屋 中央に景鶴山 六兵衛掘


竜宮沼尻川橋 竜宮十字路 燧ヶ岳


下ノ大堀(水芭蕉の定番ポイント) 水芭蕉(下ノ大堀) 下ノ大堀



下ノ大堀川橋 足元注意 牛首分岐(左手前に道標の頭)



上ノ大堀川橋 燧ヶ岳(逆さ燧のポイント) 至仏山



原の川上川橋 山の鼻小屋で昼食 山ノ鼻ビジターセンター(開所前)



山の川上川橋 ちょっと階段が出てます



小至仏山 と 至仏山 もう少し 鳩待峠に下山完了