尾瀬  2014年10月16日、17日

10月17日  見晴→赤田代→(段吉新道)→兎田代→渋沢温泉小屋→渋沢大滝→渋沢温泉小屋→(燧裏林道)→御池

  昨夜は雨が降っていました。4時20分起床。弥四郎小屋は消灯後 電気が点かないので夜明け前はヘッドランプ必要です。いつものようにパンで軽い朝食を摂ります。
  5時24分に出発。ほとんど雲に覆われていますが、雲の隙間からは星が見えています。
  赤田代方面に向かいます。出発してすぐに夜が明けて明るくなってきました。東電分岐をまっすぐ行きます。
  赤田代に入ります。温泉小屋は明かりが無いですが、元湯山荘には明かりが灯り朝食間近のようです。
  東の空は少しオレンジ色になり晴れるのかぁ? って感じ。 分岐を右に入り段吉新道に入ります。古い1本木道、濡れていて滑りやすいので慎重に歩きます。
  分岐で段吉新道を離れて三条の滝方面に下ります。すぐに次の分岐、小沢平(こぞうだいら)方面に向かいますが、ちょっと兎田代に寄り道。
  木道が架け替えられていました。分岐に戻り小沢平に向かいます。深い森の中に入って行きます。苔むした大きな石などがあり滑ります。
  初めは緩い下り傾斜ですが、だんだんと傾斜が急になってきます。この頃から雨が落ちてきました。雨具は暑くなるのでザックカバーだけを取り付けました。
  下るにつれ紅葉が鮮やかになってきました。ブナの大木には古い道標 「奥只見銀山湖に至る 渋沢温泉小屋」と貼り付けられています。
  傾斜が緩み、天神田代・小沢平分岐。天神田代方面に行くと、すぐに渋沢温泉小屋です。雨が降っているので、玄関の軒先を借りて小休止。
  渋沢大滝に向かいます。渋(シボ)沢に下り角材の橋で渡ります。古い壊れそうな梯子を登ります。すぐに天神田代・渋沢大滝分岐。
  右の渋沢大滝へ。少し下り 苔むした石やシダが広がる深い森の中に入って行きます。右側には渋沢の音が聞こえます。
  やっと渋沢大滝が見えてきました。大滝への分岐には20分と書かれていますが30分ほどかかりました。沢を石伝いに渡り滝壺近くで滝を眺めます。
  大滝手前の小滝の周りの紅葉が綺麗です。10分ほどで滝を離れ分岐に戻りました。
  天神田代に向かい登って行きます。初めのうちは登山道がはっきりしていたのですが、岩ゴロの沢になりました。
  大滝までは目印のリボンが多くありましたが、分岐からはリボンがありません。
  このルートは、何度か歩いた事のある道でしたが利用回数は少なく、登山道の記憶はありません。
  さらに雨のため視界が悪く落ち葉で急登が滑り危険でしたので、ここから天神田代に登るのはあきらめて、渋沢温泉小屋に戻りました。
  再び軒先を借りて、おにぎりを かじり小休止。来た道を戻ります。時々陽が射す事があり、天気の回復を期待します。
  燧裏林道に戻り、落ち葉いっぱいの道を御池に向かいます。すると真新しい木道がありました。私の知る限り燧裏林道での木道架け替えの記憶はありません。
  裏燧橋を渡り休憩。雨は降り続いていますが、パンをかじって休憩です。少し行くと、木道用の角材が置かれていて、木道架け替え工事中でした。
  そして天神田代分岐。予定では渋沢大滝からここに登ってくるはずでした。天神田代から燧ヶ岳が見えません。
  ここからは湿原が続きます。西田代、横田代、ノメリ田代、そして広い上田代。天気が良ければ上田代のベンチでコーヒー休憩したいところですが、
  雨が止まないので通過します。少し下り姫田代を過ぎて、さらに下って行くとワイド木道が敷かれた御池田代。駐車場を抜けて12時57分 御池に下山完了です。
  次のバスは13時10分なので ちょうど良い時間ですが、お昼を食べたいので次のバスにします。
  山の駅 御池に入り、ストーブの周りの椅子で荷物を整理。食事をしてからストーブの椅子に戻り時間調整。
  御池14時30分のバスに乗車。会津高原尾瀬口駅16時23分の野岩鉄道に乗り、鬼怒川温泉駅17時15分発の特急きぬ136号に乗り換えて帰宅。

  今日の天気は、曇り のち 雨。
  渋沢大滝分岐から天神田代へ登る登山道が分からなくなり撤退。予定通り歩ければ、御池からシャトルバスで沼山峠に行き、七入まで下るつもりでした。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-531453.html

夜明け前に弥四郎小屋を出発 赤田代方面へ 温泉小屋


元湯山荘 右の段吉新道へ


三条ノ滝方面へ すぐに次の分岐、小沢平方面へ その前に兎田代(木道が新しくなってました)


深い森の中へ 古い標識


小沢平分岐


渋沢温泉小屋 渋沢を渡ります 古い梯子


渋沢大滝分岐 シダの広がる森


渋沢大滝 渋沢大滝 手前の小滝


小滝 と 渋沢大滝 小川 小沢平分岐から、戻ります


陽が射しこむと輝きます 燧裏林道へ



真新しい木道 裏燧橋 木道工事中



天神田代分岐 西田代 横田代



ノメリ田代 上田代 姫田代



ワイド木道(御池田代) 御池に下山完了