尾瀬  2014年6月13日、14日

6月14日  尾瀬沼東岸→沼尻→白砂峠→見晴→昼場→富士見峠→アヤメ平→横田代→鳩待峠

  3時起床。廊下に置かれたポットのお湯でコーヒーを入れて、いつものようにパンをかじって簡単な朝食を済ませます。
  外に出てみると、弱いながら雨が降っています。
  面倒だけど雨具を付けて、4時07分に出発します。長蔵小屋の談話室の明かりが暖かそうです。燧ヶ岳は全く見えません。
  大江川を渡り林内を行きます。長英新道分岐を過ぎて浅湖湿原を通過します。
  沼尻に着いても尾瀬沼は煙っています。沼尻平の木道を一回り。白砂田代にはショウジョウバカマが咲いていて、
  白砂峠側には水芭蕉が咲いていました。岩ゴロの登りから木道を行きますが、残雪があります。
  朽ち果てそうな白砂峠の標識を過ぎて、下って行きます。新緑が鮮やかです。イヨドマリ沢、見晴新道分岐を過ぎて、6時13分に見晴に到着。
  ここまで誰にも会いませんでしたが、桧枝岐小屋前でツアーでしょうか? かなり大人数の団体さんが出発前の準備運動をしていました。
  尾瀬ヶ原をちょこっと眺めて、見晴休憩所の軒先で、おにぎりを かじって小休止。
  見晴キャンプ場を抜けて八木沢道に入ります。この道は橋以外は自然な山道。ぬかるんだり、沢を越えたりします。
  見晴沼尻川を渡ります。森の緑が鮮やか、ブナの大木もあります。八木沢橋を渡り、昼場に着きました。晴れていれば燧ヶ岳が見えますが、今日はダメ。
  昼場までは登りを意識しないほどの傾斜でしたが、ここからは少し傾斜が増してきます。皿伏山が見えてきましたが、ガスに覆われていて全体は見えません。
  十二曲の標識の周りには残雪。しばらくジグザグに登ります。富士見峠の登山口に着いて、林道を少し行くと冨士見小屋に到着。
  ここからは南側が開けていて、なんと下界は晴れています。赤城山がはっきり見えていて、富士山も確認できました。
  ちょうど小屋から御主人が出てきたので御挨拶。小屋に入り休憩です。おかみさんにも御挨拶。とん汁を頼んで、おにぎりをかじります。
  食後にコーヒーを御馳走してくれましたが、今年からコーヒーが美味しくなっていました。
  45分ほど休んでアヤメ平に向かいます。雨はあがったようです。富士見田代でも燧ヶ岳は見えません。
  赤城山を見ながら木道を行きます。アヤメ平に出ると上空には黒い雲。
  湿原には、チングルマ、イワカガミ、ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウなどが咲いています。
  アヤメ平を過ぎて林内に入ると時々残雪が現れます。中原山を越えて下って行きます。小ピークで雨具を脱ぎます。少しずつ青空が見えてきました。
  横田代では、至仏山の裾野は見えますが、中腹以上は見えません。11時27分に鳩待峠に下山完了。
  鳩待峠は、これから入山する人でいっぱい。バスもどんどん到着しています。
  11時50分のバスで戸倉に。戸倉12時35分のバスで沼田へ。沼田14時24分の上越線で高崎へ。高崎15時32分発の高崎線に乗り帰宅。

  今日の天気は、雨 のち 曇り。 今回は2日間共 天気に恵まれませんでしたが、尾瀬には恵みの雨でした。

  ※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-464727.html

早朝の長蔵小屋 大江川



浅湖湿原 沼尻 沼尻



沼尻平 尾瀬沼(沼尻) 白砂田代



白砂峠への登り 残雪 朽ち果てそうな標識(白砂峠)



ムラサキヤシオツツジ 煙ってます イヨドマリ沢



見晴到着 尾瀬ヶ原(竜宮方面)



ミネザクラ(見晴休憩所前) 八木沢道へ 見晴沼尻川橋



沼尻川(見晴沼尻川橋より) 緑が鮮やか ブナの大木



八木沢橋 昼場(1,550m) 皿伏山



十二曲 富士見峠(1,883m) 冨士見小屋



赤城山(冨士見小屋前より) アヤメ平に向かいます 水芭蕉



富士見田代 アヤメ平(1,969m)



左に荷鞍山(アヤメ平より) イワカガミ(アヤメ平) ヒメシャクナゲ(アヤメ平)



チングルマ(アヤメ平) アヤメ平 残雪



中原山(1,968m)   横田代



 
横田代 タテヤマリンドウ(横田代)   横田代



下山 鳩待峠