会津駒ヶ岳  2013年8月2日、3日

8月2日  滝沢登山口→駒ノ小屋→会津駒ヶ岳→大津岐峠→電発避難小屋→大杉岳→御池→(シャトルバス)→沼山峠→尾瀬沼東岸

  1日の昼ごろに東京を発ち、駒ヶ岳登山口に17時10分に到着し、民宿こまどり に宿泊しました。
  途中、会津高原尾瀬口駅では青空が広がっていたのですが、檜枝岐に着くころには小雨が降り出し、宿に着いてからは本降りになってしまいました。

  2時30分に起床。雨が降っています。ポットのお湯でコーヒーを入れて、いつものようにパンで朝食を済ませます。
  窓の外を眺めていても、雨が弱まる気配がありません。久しぶりに雨具を着込んで3時30分に宿を出発。結構な雨が降っています。
  ヘッドランプを点けて、滝沢登山口から舗装された林道を登って行きます。今日はショートカット道には入らずに、林道をそのまま進みます。
  駐車スペースに来ると、車が2台止まっていました。そして尾根取付階段に到着。
  階段を上がり急な登山道が始まりました。まだ真っ暗なので、足元に注意しながら、ゆっくりと登って行きます。
  4時50分頃から、やっと白んできたので、ヘッドランプを消灯。5時を過ぎて、近くの山並みが見えてきて、上空には青空が見えてきました。
  東の空が薄らとオレンジ色に染まっていて、天気が良くなるのかなぁ〜。 5時22分に水場のベンチに着きました。
  小休止して出発します。傾斜が少し緩んできました。先ほど見えていた青空は無くなり、視界不良です。
  登山道に角材が置かれていて、階段設置工事が進行中です。天気が良ければ中門岳への稜線が見えてくるはずですが、ガスっています。
  木道が始まり、すぐに展望ベンチですが、駒ノ小屋はもちろん 何にも見えません。小休止して、濡れた木道を注意しながら行きます。
  木道沿いには、コバイケイソウが群生しています。そして小屋直下のベンチに到着。駒ノ大池、駒ノ小屋も霞んでいます。
  6時46分に駒ノ小屋に到着。取りあえず自炊場に入ります。ちょうど宿泊した方3名が朝食中でした。
  昨日の宿泊は7名、天気は風が強く、今日より悪天候だったそうです。休憩して腹ごしらえ。ミニカップそば と おにぎり2個を食べて、食後にコーヒーです。
  小屋のご主人が電話していて、外の気温は9度と言っていました。1時間ほど休憩しながら、これからどうするか考えました。
  天気の回復は期待できそうもないので、中門岳は中止。山頂だけ踏む事にしました。駒ノ大池を過ぎると、残雪がありました。
  木道脇にハクサンコザクラが咲いていますが、うまく撮れません。側道を見送り、階段上の木道を登り、会津駒ヶ岳の山頂に到着。
  先ほどの3名が居ました。昨日は風が強くて山頂には来れなかったそうです。
  残念ながら、全く展望がありません。5分ほどで山頂から下り、いったん小屋に戻りました。
  滝沢登山口へ下るのは面白くないし、雨で急な下りは危険なので、予定通り富士見林道を行き、まずは大津岐峠に向かいます。
  8時42分に出発。急な下りを終えて、尾根道歩きになりました。天気が良ければ、前方に燧ヶ岳を見ながら歩けるのに残念です。
  岩場のハシゴを越えます。雨は、上がったようようですが、相変わらず何も見えません。暑くなってきたので、雨具の上着を脱いで Tシャツになります。
  足元にはいろいろな花が咲いています。そして大津岐峠に到着。駒ノ小屋に宿泊してたという2名の方が休憩されていました。お二人はキリンテに下るそうです。
  巨大な標識は、相変わらず倒れたままでした。天気が荒れていたらキリンテに下るつもりでしたが、悪いながらも天気は安定していて、幸い風が無いので
  予定通り、御池に向かう事にしました。小休止して大杉林道に入りました。
  この先は、ぬかるんだ所が多く、古い木道は苔むしているので、慎重に行きます。しばらくは緩い下り道ですが、登り返しがちょっと堪えます。
  短い急斜面を登り切り、古い 御池・七入 の道標を過ぎると、送電線鉄塔直下を通過して、電発避難小屋に着き、小休止です。
  以前ここから送電線巡視道を七入に下ったのですが、その道は通行禁止のテープが張ってありました。
  さぁ、もう少しです。小湿原や池塘が時々現れます。ガスが少し切れてきて、近くの山肌が見えてきました。
  最後の登りを終えて平坦になると、大杉岳に到着です。おにぎり1個を食べて小休止。ちょっと雨が落ちてきましたが、すぐに上がりました。
  下山開始です。どんどん下って行きます。すると日差しが出てきて、上空は青空が広がっています。そして、御池側の登山口に降り立ちました。
  車道を少し歩いて、13時23分に御池に到着しました。
  「山の駅」前のベンチで休憩。雨具を脱いで、靴とスパッツを洗います。少しのんびりして、2時のシャトルバスに乗り沼山峠へ。
  沼山峠登山口より尾瀬に入山です。展望台で尾瀬沼を眺めて、下って行きます。大江湿原に出ました。視界に人は見えません。
  湿原には、ワレモコウ、キンコウカ、コバギボウシ、イワショウブ、コオニユリ、オゼミズギク、そしてニッコウキスゲの咲き残り、
  ヤナギランの丘には、ヤナギランが咲き始めました。上空には青空は無く、どんよりとした雲が広がっています。
  尾瀬沼東岸のビューポイントで眺めます。燧ヶ岳山頂には雲がかかっています。長蔵小屋無料休憩所は、修理中でした。
  15時25分に今日の宿、尾瀬沼ヒュッテに到着。 尾瀬沼ビジターセンターのスライドショウに参加して、19時40分に就寝。

  今日の天気は、雨 のち 曇り。
  今回は天気が悪く中門岳は中止。 いずれまた天気の良い日に中門岳、富士見林道、大杉林道と歩きたいです。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-328753.html

滝沢登山口(雨がフラッシュで光ります) 尾根取付階段 やっと、白んできました


山並みが見えてきました おっ、青空が 水場のベンチ


階段設置工事中 木道末端



展望ベンチ(展望なし) 木道脇に、コバイケイソウ 駒ノ小屋直下のベンチ



駒ノ大池 駒ノ小屋 駒ノ小屋の自炊場



残雪 山頂へ 会津駒ヶ岳山頂(2,132.4m)


ショウジョウバカマ 駒ノ大池 と 駒ノ小屋 富士見林道へ


岩場のハシゴ ハクサンシャクナゲ


ゴゼンタチバナ と ギンリョウソウ 池塘



ウラジロウヨウラク チングルマ



大津岐峠(標識は倒壊したまま) 大杉林道へ サンカヨウの実



池塘 苔むした古い木道



送電線鉄塔 電発避難小屋



小湿原 ミツガシワ タテヤマリンドウ



イワカガミの群落 大杉岳(1,921m)



下界は、晴れてる? 御池登山口に到着 少し車道を歩きます



御池ロッジ と 山の駅・御池 沼山峠休憩所 尾瀬に入山



沼山峠展望台より 色づき始めてます 大江湿原



ワレモコウ(大江湿原) キンコウカ(大江湿原) コバギボウシ(大江湿原)



ニッコウキスゲ(大江湿原) イワショウブ(大江湿原) ヤナギラン(ヤナギランの丘)



コオニユリ(大江湿原) 大江湿原 大江川(尾瀬沼方面)



オゼミズギク(大江湿原) オニシモツケ(大江湿原)



   
長蔵小屋無料休憩所(修理中)   今日の宿、尾瀬沼ヒュッテ   少し、青空が