尾瀬  2012年10月4日、5日

10月5日  尾瀬沼東岸→三平下→大清水平→皿伏山→白尾山→冨士見小屋→アヤメ平→横田代→鳩待峠

  4時起床。外に出てみると曇ってるようで星は見えません。部屋に戻り、廊下に置いてあるポットのお湯でコーヒーを入れて、今日も手持ちのパンで朝食です。
  5時20分、薄っすらと白んできたので出発です。三平下に向かいます。夜中に雨が降ったようで、木道は濡れているので注意します。
  早稲沢からの燧ヶ岳は、裾野まで全く見えません。三平下では、尾瀬沼山荘の明かりが点いていて朝食の時間でしょうか。
  尾瀬沼南岸道を行きます。相変わらず危険な木道です。濡れているので特に慎重に歩きます。少しずつ雲が切れてきて、青空が見えてきました。
  燧ヶ岳の裾野が見えてきて、陽が当たっています。富士見峠への分岐から、樹林の中に入り登って行きます。すぐに傾斜は緩んで古い木道を抜けると、大清水平。
  まだ上空は雲が広がっていますが、陽が射しこんでいます。再び樹林に入り、一登りしてから緩い傾斜の登りが続きます。
  小湿原では陽が当たり草紅葉が黄金色に輝いています。そしてベンチのある皿伏山に到着。おにぎりを1つ食べて小休止します。
  少し下ります。上空は青空が広がってきました。この辺りに敷かれている木道は、特に古く苔むしていて滑るので、木道を外れて歩きます。
  木々の間に これから向かう白尾山が迫ってきました。セン沢田代の脇を通り、しばらく行くとセン沢田代の標識。皿伏山と白尾山の ほぼ中間点です。
  そして白尾山への登りが始まりました。岩ゴロの道をゆっくりと登って行きます。後方に時々燧ヶ岳が見えるのですが、もう少しで山頂が見えそうです。
  景鶴山は山頂が見えました。傾斜が緩み木道が現れると、白尾山に到着。古いベンチで小休止。もう1つのおにぎりを食べました。
  すると 珍しく富士見峠側からの人とすれ違いました。今日初めて会った人です。
  荷鞍山の山肌は紅葉が始まっています。赤城山、上州武尊山、アヤメ平の稜線、笠ヶ岳が見えて、至仏山の山頂には雲がかかっています。
  マイクロ湿原の草紅葉は 真っ茶色。燧ヶ岳の山頂は、もうすぐ見えそうです。
  マイクロウェーブ反射板からは林道歩きです。すぐに冨士見小屋が見えて、後ろに景鶴山、さらにその奥に平ヶ岳が見えるのですが、雲に隠れています。
  林道の木々も少し色づいています。9時27分に冨士見小屋に到着。小屋に入ると、ご主人、女将さんがいました。昨日は小屋を締めていたそうです。
  カレーうどんを頼んで早い昼食です。漬物とコーヒーをご馳走して頂きました。
  30分ほど休んで出発します。新しくなった階段を登ると小湿原、そして富士見田代へ行くと、燧ヶ岳の山頂まで見えていました。
  赤城山を前方に見て緩い傾斜の木道を登って行きます。アヤメ平の崖も、茶色くなってきました。
  アヤメ平に出ると、至仏山も山頂が見えています。雲が たくさん浮かんでいますが、青空で気持ちが良いです。
  中原山を越えると笠ヶ岳が見えてきて、小ピークのベンチを越えて下って行くと、横田代です。
  ベンチで、お湯を沸かしてコーヒー休憩で まったり。30分ほど休んで、樹林の中の木道を下って行きます。
  やがて車の音が聞こえてきて、12時10分に鳩待峠に下山完了です。
  12時30分頃の乗合タクシーに乗車。戸倉13時07分のバスに乗り換えて上毛高原駅へ。15時22分のMaxたにがわ418号に乗り帰宅。

  今日の天気は、曇り 時々 晴れ。アヤメ平辺りでは、雲が多いながら良い天気でした。
  木々の紅葉は始まったばかり、見頃は1週間から10日後くらいでしょうか。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-230637.html

尾瀬沼ヒュッテを出発 三平下 尾瀬沼


南岸道を行きます  燧ヶ岳の霧が晴れそう  富士見峠分岐


大清水平



小湿原


皿伏山(1,916.8m) 青空だ 古い木道


白尾山が迫ってきました 白尾山への登り


振り返ると、景鶴山 白尾山(2,003m) 左、荷鞍山 中央に赤城山


小湿原 赤城山


上州武尊山 アヤメ平の稜線の奥に至仏山 中央に笠ヶ岳


マイクロ湿原 マイクロウェーブ反射板 緑の屋根は冨士見小屋、奥に景鶴山


しばし林道歩き 富士見峠 冨士見小屋



アヤメ平に向かいます 新しい階段を登る



富士見田代 アヤメ平へ 荷鞍山の奥に、日光の山並み(アヤメ平)



至仏山と池塘(アヤメ平) 平ヶ岳方面(アヤメ平) 燧ヶ岳(アヤメ平)



中原山(1,968m) 下ります 横田代



横田代 落ち葉の濡れた木道は、滑ります



登山口へ 鳩待峠