尾瀬  2012年8月16日、17日

8月17日  長蔵小屋→沼尻→白砂峠→見晴→竜宮十字路→ヨッピ橋→東電小屋→赤田代→天神田代→上田代→御池

  3時起床。いつものように談話室に行き、ポットのお湯でコーヒーを淹れて、手持ちのパンで朝食です。
  4時に小屋を出て出発です。寒くは無くTシャツでOKです。空には星が輝いていましたが、すぐに見えなくなってしまいました。
  まだ真っ暗なので、ヘッドランプを点けます。木道を歩き始めると、ガサガサッと何かが移動していきました。熊かも知れません。
  浅湖湿原辺りから少し白んできました。沼尻手前でヘッドランプを消灯。霧が出ていて燧ヶ岳が見えません。
  白砂湿原のウッドデッキで休憩。長蔵小屋で作ってもらった、朝弁の おにぎりを1つ かじります。
  わずかな岩ゴロの登りで白砂峠。ついに標識の 「砂」 の文字が真っ二つに折れてしまいました。作り替えれば良いのにねぇ。
  峠を越えて、後は だらだらと下って行きます。6時13分に見晴に到着。ここまで誰にも会いませんでしたが、やっと人を見かけるようになりました。
  弥四郎清水を飲んで、ペットボトルに補給します。下田代を行きます。尾瀬ヶ原は薄っすらと霧に包まれていて、燧ヶ岳、至仏山は見えません。
  キンコウカの花が茶色くなってきました。六兵衛堀を過ぎて、ウッドデッキで お湯を沸かしてコーヒー休憩にしました。
  燧ヶ岳の姿が少しだけ見えてきましたが、すぐに隠れてしまいました。龍宮小屋を通過。すぐに白いコバギボウシが咲いていました。
  竜宮十字路を右に折れて、ヨッピ方面に向かいます。至仏山、景鶴山も少しだけ姿を見せてくれました。
  サワギキョウの群生地を通ります。アブラガヤの穂が茶色くなってきました。ヨッピ分岐を右に折れて、ヨッピ橋を渡ります。
  ヨシッ堀田代で、少し青空が見えてきました。東電小屋を通過して、東電尾瀬橋を渡ります。
  東電分岐までの木道は、草刈りがされていました。温泉小屋を通過して、赤田代の無料休憩所で、トマトジュースを飲んで小休止。
  三条ノ滝への道を分けて、段吉新道に入ります。相変わらず古い1本木道の静かな森の中を行きます。
  裏燧橋を渡ります。青空が広がってきましたが平ヶ岳は雲に隠れて見えません。渡り切ったベンチで休憩。残りのおにぎりを食べました。
  天神田代からは湿原が続きます。西田代、横田代、ノメリ田代では、越後の山並みが少し見えました。
  そして気持ちの良い上田代。良い天気になりました。正面に大杉岳が見えます。まだバスの時間に余裕があるので、ベンチで最後の休憩。
  またまたコーヒーを淹れてしまいました。さぁ、下ります。姫田代を過ぎて、ワイド木道の御池田代に出て、11時03分に御池に下山完了。
  荷物を整理して、山の駅で昼食にしました。食後に外のベンチで時間をつぶしていると、雨が降り出してきました。
  御池12時45分の会津バスで会津高原へ。会津高原尾瀬口14時56分の区間快速に乗車。鬼怒川温泉駅で15時44分発の特急きぬ130号に乗り換えて帰宅。

  今日の天気は、曇り のち 晴れ。下山後に雨が降り出しました。 尾瀬の湿原は、茶色くなり始めています。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-217490.html

夜明け前に、長蔵小屋を出発 沼尻休憩所前 沼尻平


白砂湿原 白砂峠へ、岩ゴロの登り 白砂峠(標識が折れました)


下りへ イヨドマリ沢 見晴へ


見晴到着 見晴の山小屋の後ろに、燧が見えません キンコウカが、茶色くなりました


少し姿を見せた、燧ヶ岳 アブラガヤも、茶色くなりました 白いコバギボウシ(龍宮小屋前)


竜宮十字路 池塘にヒツジグサ(竜宮十字路) サワギキョウ群生


ヤマドリゼンマイ 至仏山も、薄っすらと 景鶴山も、霧の隙間から


ヨッピ分岐 ヨシッ堀にて 東電小屋


東電尾瀬橋 東電分岐(赤田代へ)


オゼミズギク 前方に温泉小屋 三条ノ滝・御池分岐(右の御池へ)



裏燧橋 西田代



横田代 横田代の池塘 ノメリ田代より



上田代(正面に大杉岳) 上田代(燧ヶ岳方向) 上田代



さぁ、下ります 御池田代のワイド木道 御池に到着