尾瀬  2011年10月28日、29日

10月29日  尾瀬沼東岸→沼尻→見晴→東電小屋→ヨッピ橋→龍宮小屋→牛首→山ノ鼻→鳩待峠

  4時40分起床。いつものように談話室に行き、ポットのお湯でコーヒーを入れて、手持ちのパンで軽く朝食を済ませます。
  外が明るくなるのを待って、5時50分に出発です。霜が降りたようで、真っ白。空気が冷たくて、気持ちが良いです。
  大江湿原は霜で真っ白。尾瀬沼にだけ、濃い霧が発生しています。今日も朝から快晴、丘に上がり尾瀬ヶ原に向かいます。
  浅湖湿原に出ると、燧ヶ岳が赤く染まっていました。木道には、それほど霜が付いてないので、歩きやすいです。
  霧の中から、ぼんやりと朝陽が差し込みました。沼尻も、まだ霜で真っ白です。沼尻休憩所は、今年もブルーシートで覆われました。
  沼尻平の木道を一回りして、白砂湿原へ。岩ゴロ道を一登りして白砂峠を越えて、段小屋坂を下って行きます。
  景鶴山の山頂が見えてきて、イヨドマリ沢を越えます。燧ヶ岳への見晴新道分岐を過ぎて、8時05分に見晴に到着。
  見晴の山小屋は、燧小屋以外は全て終了。燧小屋も29日の宿泊までです。尾瀬小屋横のデッキで、お湯を沸かしてコーヒー休憩しました。
  さぁ、尾瀬ヶ原へ。赤田代方面に景鶴山を正面に見て行きます。尾瀬ヶ原も快晴、霜はすっかり溶けています。東電分岐を左に折れてます。
  振り返ると、燧ヶ岳上空の青空の色が濃いです。只見川が見えてきて、東電尾瀬橋を渡ります。橋の柵は外されています。
  東電小屋も終了。別館前で至仏山を眺めて、ヨシッ堀田代を行きます。ヨッピ橋に来ました。橋板が外されているので、一歩一歩 慎重に渡ります。
  分岐を竜宮に向かいます。風は無く、日差しが強いので、だんだんと温かくなってきました。竜宮十字路を左に折れて、龍宮小屋前のベンチへ。
  9時35分。ここでちょっと早いお昼。フリーズドライの野菜と、溶き卵を入れたインスタントラーメンを作りました。
  ここからは上着を脱いで、Tシャツ1枚でOKです。風が無く温かいです。360度 快晴で雲が全くありません。
  上ノ大堀川橋を渡り上田代に入ります。少しずつ、こちらに向かって来る人がいます。この辺りから山ノ鼻まで、木道工事中です。
  大池塘で逆さ燧を眺めますが、水面が揺らいでいて くっきりとは映っていませんでした。
  新橋建設中の原ノ川上川橋を渡り山ノ鼻へ。いつも寄る、山の鼻小屋は冬囲いされているかなぁ?
  あれっ! いつもと変わりがありません。電気が点いています。玄関の扉を開けると、女将さんが居ました。
  話を伺うと、木道工事の方々が、宿泊していて まだ下山できないそうです。一般の客は宿泊はできません。
  いつものように、コーヒーをご馳走して頂きました。その後、研究見本園のベンチで時間調整を兼ねて、休憩。暖かくて気持ちが良いです。
  30分ほど休んで、下山開始です。山ノ鼻ビジターセンターは終了。温度計を見ると18℃。
  途中、災害復旧工事中。工事期間は、10月14日〜12月22日となっていました。12時50分に鳩待峠に到着。駐車場は満車状態でした。
  13時40分のマイクロバスに乗車。戸倉14時20分のバスで沼田へ。沼田16時05分の上越線で高崎へ。
  高崎駅で駅弁を買って、17時02分の普通電車の高崎線で帰宅。

  今日の天気も、1日快晴。朝は、霜が降りて、真っ白な大江湿原と沼尻平を見る事が出来ました。朝は冷え込みましたが、日中はポカポカ陽気でした。
  私の尾瀬入山は、あと1回になりました。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-145709.html

長蔵小屋、また来年 燧ヶ岳と霜の大江湿原 尾瀬沼にだけ、濃い霧が発生


沼山峠方面    (霜で真っ白な大江湿原)    尾瀬沼方面 三本カラマツ


大江川 大江湿原と、お別れ 赤く染まった燧ヶ岳(浅湖湿原)



浅湖湿原 霧に覆われた尾瀬沼 朝陽が、ぼんやり


沼尻へ 中央にミノブチ岳(沼尻) 沼尻の船着き場


沼尻の道標も、新しくなりました 沼尻平


白砂湿原 白砂湿原


段小屋坂 イヨドマリ沢


見晴到着 赤田代方面へ 東電分岐


快晴の燧ヶ岳 東電尾瀬橋(柵なし)


東電小屋(終了) 東電小屋別館前より ヨッピ橋(橋板なし)



竜宮方面へ 振り返り、景鶴山



竜宮十字路 龍宮小屋前より



中田代



牛首分岐 上ノ大堀川橋 大池塘と逆さ燧



木道工事中(上田代)



山ノ鼻へ 新橋建設中の、原ノ川上川橋 山の鼻小屋は、開いてました



山ノ鼻研究見本園 山ノ鼻



   
階段を登ります もう少し   鳩待峠に到着