尾瀬  2011年10月7日、8日

10月8日  尾瀬沼東岸→沼尻→見晴→東電小屋→牛首→山ノ鼻→鳩待峠→アヤメ平→冨士見小屋→富士見下→戸倉

  3時30分起床。談話室のポットのお湯でコーヒーを入れて、部屋に戻り いつものように手持ちのパンで朝食です。
  玄関を出てみると、上空は星空が広がっています。荷物をまとめて玄関に降りると、明かりが点いていました。
  4時45分に出発。まだ真っ暗なのでヘッドランプを点けます。いつの間にか、星が見えなくなり、曇ってしまったようです。
  沼尻に向けて木道を行きます。東の空が白んできて、雲の多いのが分かります。沼尻休憩所で小休止。
  燧ヶ岳山頂は、雲に覆われています。尾瀬沼方向を眺めていると、オレンジ色に染まってきて、日の出を期待したのですが、ダメでした。
  沼尻平の木道を一回りして白砂峠に向かいます。すぐに解体された旧そば屋跡を通過。白砂湿原を抜けて、岩ゴロ道を登って、白砂峠を越えます。
  段小屋坂を緩い傾斜で下って行きます。上空に青空が見えるようになってきました。イヨドマリ沢、見晴新道分岐を過ぎて、落ち葉いっぱいの濡れた木道で
  バランスを崩します。慎重に歩きます。そして、7時15分に見晴に到着。桧枝岐小屋のコーヒー100円割引券でコーヒー休憩です。
  さぁ、尾瀬ヶ原に出ます。赤田代方面に向かいます。青空にはなりましたが、雲が結構出ています。湿原の草紅葉は、まっ茶色です。
  東電分岐で、上着を脱いでTシャツになります。東電小屋方面に向かいます。東電尾瀬橋が近づくと紅葉が綺麗です。
  東電尾瀬橋を渡り、只見川を眺めます。山肌が紅葉してます。東電小屋を過ぎて、ヨシッ堀湿原を行きます。木道脇には、エゾリンドウが残っていました。
  ヨッピ橋を渡り、牛首方面に向かいます。湿原は草紅葉。池塘にはヒツジグサの茶色い葉、薄っすらと逆さ燧が映っています。
  少しずつ、こちらに向かって来る人が増えてきました。牛首分岐を過ぎて、牛首山も色づいてきています。
  大池塘の逆さ燧も薄っすらと映る程度、雲が多いようです。原の川上川橋は架け替え。現在の橋の隣に、新橋が建設中です。
  山ノ鼻湿原を行きます。至仏山が迫ってきて、9時15分に山ノ鼻に到着。早速 山の鼻小屋に入ります。
  ご主人、女将さんに ご挨拶。すぐにコーヒーを入れてくれました。朝が早かったので、お昼ご飯。カレーライスを注文しました。
  9時35分に出発。ベンチは混んでいます。山ノ鼻ビジターセンターは、観察デッキの設置工事中。温度計を見ると、8.5℃。
  日差しがあるので、寒くはありません。TシャツのみでOKです。さぁ、鳩待峠に登って行きます。
  未だに豪雨の爪痕が残っていますが、登山道は紅葉しています。鳩待峠に着くと、なんとなく静かで、ゆったりとしています。
  あっ、車が無いんだ。9日までは、車がここまでは入れないのです。鳩待峠には、車が入れない方が良いですね。
  さぁ、もう一登り。鳩待通りに入ります。紅葉した木々の道を行きます。開けると横田代。草紅葉は、まっ茶色。雲が結構浮かんでいます。
  至仏山、平ヶ岳方面の山並みが見えますが、霞んでいてクリアではありません。熊笹の道を抜けて、中原山を過ぎ、アヤメ平に出ました。
  日光の山並みも見えてきました。風は無く穏やか、寒くはありません。アヤメ平を下ります。振り返ると、アヤメ平の崖が紅葉しています。
  眼下に見える富士見下へ続く林道も紅葉しています。富士見田代に寄って、冨士見小屋へ。小屋の前には休憩してる人が数人います。
  小屋に入り、ご主人、女将さん、娘さんにご挨拶。すぐにコーヒーを入れてくれました。お菓子もサービス。ご馳走様でした。
  下山開始です。紅葉した林道を下って行きます。振り返るとアヤメ平の稜線が見えます。緩い下り坂なので、疲れる事はありません。
  田代原辺りまでは、紅葉していました。緑の林道になって来ると、富士見下ゲート。駐車場には、20台ほどの車が止まっていました。
  公衆トイレを過ぎると富士見下バス停。バスは15時40分までありません。舗装道路を、どんどん下って行きます。
  戸倉スキー場を過ぎて、ロッジ長蔵、そして鳩待峠からの道に合流して、14時50分に下山完了。
  戸倉の鳩待峠行きバス連絡所付近は、人がいっぱい。たぶん東京への直通バスの到着待ちのようです。
  Tシャツを着替えて、荷物を整理。戸倉15時12分のバスに乗車。沼田17時16分の電車で高崎へ。高崎18時36分の快速アーバンで帰宅。

  今日の天気は、見晴直前までは、曇り。その後は、雲が多めながら、晴れ。
  草紅葉の尾瀬ヶ原、紅葉の登山道。秋の尾瀬は爽やかでした。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-139987.html

真っ暗の中、長蔵小屋を出発 まずは、沼尻へ 東の空が、白んできました


燧ヶ岳山頂は、雲の中(沼尻) ちょと朝焼け(沼尻) 沼尻平


白砂湿原 白砂峠付近 イヨドマリ沢



ようやく、青空になりました 落ち葉の、濡れた木道に注意


見晴到着 尾瀬ヶ原へ 至仏山


東電分岐


東電尾瀬橋へ 只見川(東電尾瀬橋より)


東電小屋 ヨシッ堀湿原


ヨッピ橋


至仏山と牛首山 牛首分岐


逆さ燧 至仏山



上田代 原の川上川橋 新橋建設中



山の鼻小屋へ 山ノ鼻



テンマ沢 至仏山 鳩待峠



鳩待通りへ ナナカマド



ツタウルシ カエデ 横田代



横田代 至仏山(横田代)



奥に薄っすら、上州武尊山 アヤメ平 燧ヶ岳(アヤメ平)



   
平ヶ岳方面(アヤメ平) 日光方面(アヤメ平)   至仏山と池塘(アヤメ平)

 
 
   
下ります   アヤメ平の崖 富士見田代

 
 
   
  冨士見小屋   下山開始

 
 
   
  アヤメ平の稜線を振り返る  

 
 
   
  ツタウルシ   田代原

 
 
   
富士見下ゲート   戸倉スキー場   鳩待峠からの道に合流