尾瀬  2011年7月15日、16日

7月16日  長蔵小屋→沼尻→白砂峠→見晴→東電小屋→ヨッピ橋→牛首→山ノ鼻→牛首→竜宮十字路→
                                    (長沢新道)→冨士見小屋→アヤメ平→横田代→鳩待峠

  2時40分起床。星が見えていて天気は良さそう。荷物を談話室に持っていき、いつものようにパンで軽い朝食を済ませます。
  布団を片付けて、3時30分に小屋を出ます。寒くは無いので、Tシャツ1枚でOKです。まん丸の月が輝いています。満月だったのでしょうか?
  ヘッドランプを付けて出発。北岸道を沼尻に向かいます。長英新道を見送ります。ちょっと燧ヶ岳に向かおうかとも思ったのですが、今回はやめました。
  月が尾瀬沼に映っています。沼尻手前でヘッドランプを消します。沼尻平は、ワタスゲ、チングルマの花穂がいっぱいでした。
  東の空が、少しオレンジ色の染まってきて、日の出間近のようです。 そして白砂湿原。ここも、ワタスゲ、チングルマの花穂、ニッコウキスゲも咲いています。
  さらにオレンジ色が濃くなりました。岩ゴロ道を登って白砂峠を越えます。まだ暑くは無いので快調です。イヨドマリ沢を過ぎて、見晴新道分岐。
  燧ヶ岳へ向かう人が、向かって行きました。そして5時40分に見晴に到着。まずは弥四郎清水で顔を洗って、さっぱりします。
  桧枝岐小屋前のベンチで小休止。今日も100円割引券でコーヒーを頼んで、残ったパンをかじります。
  さぁ、尾瀬ヶ原へ。赤田代方面に向かいます。朝霧漂う景鶴山に向かっていきます。燧ヶ岳を見ると、ちょうど山頂から光が射しこみました。日の出です。
  分岐を東電小屋に向かいます。日の出と共に朝霧は消えていきます。燧ヶ岳は朝日が眩しいです。東電尾瀬橋を渡り東電小屋へ。
  別館前のベンチで小休止。至仏山を眺めます。ヨシッ堀田代を行きます。まだ早朝で熊が怖いので、途中の鐘を叩きます。
  ヨッピ橋を渡り牛首方面へ。ヤマドリゼンマイ、そしてノアザミ、キンコウカが咲いています。池塘には燧ヶ岳が綺麗に映っています。
  池塘を過ぎると、ニッコウキスゲの群生地の中を歩きます。快晴で至仏山も山頂まで見えます。登ってる人が、いっぱい居そうですね。
  東面登山道は、まともに陽が当たるので、この時間からは私は登れません。牛首は、休憩してる人で混んでいます。
  早朝に鳩待峠を出発した人達が、着く頃ですね。牛首山に向かっていきます。木道は、こちらに向かってくる人が続いています。
  上ノ大堀川橋を渡り、逆さ燧の池塘で燧ヶ岳を眺めます。池塘は澄み切っています。山の鼻田代に入ると、カキツバタが咲いています。
  7時35分に山ノ鼻小屋に到着。朝が早かったので、食事です。感覚はお昼ご飯。
  冷やしサラダうどんを注文。 きょうも女将さんが、アイスコーヒーをサービスしてくれました。
  8時ちょうどに出発。尾瀬ヶ原に戻ります。今度は燧ヶ岳を正面に見て行きます。池塘にヒツジグサが浮かんでいます。
  再び、牛首に戻ってきました。先ほどより更に混んでいます。今度は竜宮に向かいます。木道脇には、カキツバタがたくさん咲いています。
  下ノ大堀川が近付いてくると、黄色い絨毯が見えてきました。下ノ大堀の水芭蕉時期の定番ポイントでニッコウキスゲの群生を眺めます。
  竜宮近くはサギスゲの群落。竜宮十字路を右に折れて、富士見峠に向かいます。木道を離れて山道に入ります。
  時々、ぬかるんだ所があるので、注意します。長沢の道標を過ぎてからは、だんだんと傾斜がきつくなり、階段や岩ゴロの登りになります。
  ほとんどが木陰ですが、暑いとダメな私。暑くてヘロヘロ直前です。尾瀬ヶ原や景鶴山が見えるポイントを過ぎて、長沢頭に辿り着きました。
  ここからは傾斜が緩み木道になりました。そして土場のベンチで休憩。木道から、横木の階段を登って行きます。再びヘロヘロ状態に。
  前から下ってくる人を見ると、なんとJUNさんでした。富士見下から上がってきて、竜宮へ下る所でした。しばらくお話をしてから、別れました。
  ほどなくして、富士見池はへ。澄んでいて、燧ヶ岳と雲が映っています。そして、冨士見小屋に到着。めずらしく小屋の前には、休憩してる人が結構います。
  まずは給水。ザックを置いて水場へ。顔を洗って冷たい水で、さっぱりしました。
  小屋に戻ると、ご主人が屋根を眺めてます。業者の方が地デジ アンテナの設置を行っている所でした。小屋に入り休憩。コーヒーをサービスしてくれました。
  10時55分に出発。アヤメ平に上がります。少し雲が増えてきました。ワタスゲとチングルマの花穂が、見られます。燧ヶ岳、至仏山共に山頂がまだ見えます。
  中原山を越えて、至仏山、笠ヶ岳を見ながら木道を下って行きます。横田代のベンチで最後の休憩。
  横田代には、ワタスゲの花穂、ヒオウギアヤメ、タテヤマリンドウ、コバイケイソウ。
  樹林帯に入り、どんどん下って行きます。鳩待峠近くの木陰で休んでいる人が、数人居ました。 12時40分に鳩待峠に到着しました。
  バスと人があふれています。三連休の初日。これから入山する人も、たくさん居るようでした。

  今日の天気は、午前中は、ほぼ快晴。昼近くからは、少し雲が出てきましたが、晴れの良い天気。
  尾瀬ヶ原のニッコウキスゲ。下ノ大堀は、それほどでもありませんでしたが、ヨッピ橋・牛首間は、群生してる所がありました。

月明かりの尾瀬沼 沼尻平のワタスゲ


尾瀬沼(沼尻) 夜明け間近(沼尻) 白砂湿原


チングルマの花穂(白砂湿原) ちょっと朝焼け(白砂湿原) 白砂峠



見晴到着


朝霧漂う尾瀬ヶ原へ 燧ヶ岳から日の出


東電・赤田代 分岐 眩しい


東電尾瀬橋 東電小屋へ  東電小屋別館前より


景鶴山 と ヤマドリゼンマイ ヨッピ橋 ノアザミ


ニッコウキスゲの中へ


ノアザミ と 蜂


すっかり陽が昇りました 牛首山と至仏山 牛首(混んでます)



逆さ燧 池塘にヒツジグサ 快晴の至仏山



冷やしサラダうどん と アイスコーヒー 山ノ鼻小屋より 再び牛首(さらに混んできました)



下ノ大堀川  ニッコウキスゲ群生(下ノ大堀)



サギスゲ群生(竜宮) 竜宮十字路を富士見峠へ 山道へ



きつい登り 尾瀬ヶ原



景鶴山



富士見池 冨士見小屋(結構人がいます) アヤメ平へ



   
至仏山 と 池塘(アヤメ平)   景鶴山、平ヶ岳方面(アヤメ平)   アヤメ平

 
 
   
燧ヶ岳(アヤメ平)   ベニサラサドウダン 笠ヶ岳と至仏山

 
 
   
横田代   雲が良い感じ(横田代)   ワタスゲ(横田代)

 
 
   
ヒオウギアヤメ(横田代)     タテヤマリンドウ(横田代)

 
 
   
コバイケイソウ(横田代)   下山完了   鳩待峠(混んでます)