尾瀬　　２０１０年９月１７日〜１９日 ９月１８日　　御池→広沢田代→熊沢田代→燧ヶ岳（俎�ｰ→柴安�ｰ）→見晴新道→見晴→東電小屋→竜宮→牛首→山ノ鼻 　　今年２度目の燧ヶ岳。昨年秋は、御池から登りながら途中撤退。今回は登らなければ。 　　３時３０分起床。パンで軽い朝食を済ませます。外に出てみると、星空が広がっています。バス停近くには、夜行バスが到着しています。 　　４時３０分にヘッドランプを付けて出発です。駐車場を抜けてワイド木道の分岐から燧ヶ岳へ向かいます。ヘッドランプの明かりだけが頼り、足元を注意しながら 　　ゆっくりと登っていきます。東の空がオレンジ色になってきました。５時を過ぎて、ヘッドランプを消灯。振り返ると樹間に大杉岳が見えてきました。 　　５時２５分に広沢田代に到着。東の空は、オレンジ色が濃くなっていますが、日の出前のようです。ベンチにザックを下して日の出を待ちます。 　　５時３２分にご来光です。池塘が輝き、素晴らしい光景でした。上空には、うろこ雲が広がってきました。 　　広沢田代を抜けて、再び、登山道を登っていきます。高度が増して、後方に大杉岳から会津駒ヶ岳に続く稜線が見えます。眼下には広沢田代の全景。 　　階段状の木道を登りきると、日光白根山が見えました。６時２５分に熊沢田代に到着。上空は雲に覆われてしまいました。 　　青い空の下で、熊沢田代からの燧ヶ岳を見たかったです。ベンチで小休止します。 　　再び、階段状の木道、登山道を登っていきます。ガレ場を慎重に登り、土むき出しの斜面をトラバース。上空の雲が取れてきて青空が広がってきました。 　　熊沢田代のベンチに人が見えました。そして、７時４０分に俎�ｰに到着。素晴らしい天気になりました。３６０度の大展望です。今日も富士山を確認できました。 　　鞍部に下り登り返して、８時１５分に燧ヶ岳の最高峰、柴安�ｰに到着。この時点では、誰もいませんでした。雲ひとつない尾瀬ヶ原を眺めます。 　　しばし眺めを楽しんでから、フリーズドライの野菜を入れたインスタントラーメンを食べました。そして食後にコーヒー。 　　山頂で、ゆっくり１時間過ごして、９時１５分に下山開始です。この頃には、山頂は人が増えてきました。 　　見晴新道を下ります。俎�ｰにも数人見えます。旧温泉小屋道分岐を過ぎて、次第に樹林帯に入り、下っていきます。時々、樹間から尾瀬ヶ原が見えます。 　　足場の悪い登山道です。見晴２．０Ｋｍの標識を過ぎて、傾斜は緩んできますが、沢状態のぬかるんだ道になります。 　　やっと木道に合流して、１１時１５分に見晴に到着。今日も桧枝岐小屋前のベンチで休憩します。日差しが強く暑いですが、温度計は１８度でした。 　　さぁ、尾瀬ヶ原を歩きます。赤田代方面に向かいます。木道工事中。ここの木道は、痛んでいたので歩きやすくなりました。 　　ヘリコプターが行ったり来たりしています。作業員の方に、木道はどこから運ぶのか聞いたら、「こぞう」 だって。小沢平（こぞうだいら）の事のようです。 　　「こぞう」 で分かる人は、少ないでしょうね。木道脇には、オヤマリンドウ、ウメバチソウが咲いています。チョウジギクは終わりのようです。 　　分岐を東電小屋に向かいます。上空には、雲が広がってきました。東電尾瀬橋を渡り東電小屋へ。別館前で至仏山を眺めます。 　　ヨッピ橋を渡り、ベンチでお湯を沸かしてコーヒー休憩です。竜宮に向かいます。ヤマドリゼンマイの葉の先が茶色くなってきました。ウルシの朱色が鮮やかです。 　　ミヤマアキノキリンソウ、ワレモコウも見られます。竜宮十字路を右に折れて、牛首に向かいます。 　　少し遠回りして、竜宮の入口への木道を歩きます。ススキと燧ヶ岳は画になります。牛首山が近づいてきて景鶴山方向をみると、湿原が真っ茶色。 　　草紅葉が進んでいます。池塘に映る逆さ燧を眺めます。池塘には、ヒツジグサが咲いていました。１４時４０分に山の鼻小屋に到着。 　　玄関には、スリッパがたくさん並んでいて、混んでるようです。５月以来の山の鼻小屋宿泊。あの時は、私１人の貸し切りでした。 　　夕食後に、少し散歩。キャンプ場はテントがいっぱい。研究見本園入口辺りにもテントが張ってありました。夕方になり曇ってしまい、焼けませんでした。 　　１７時３０分時点の山ノ鼻ビジターセンターの温度計は１４度でした。　１９時就寝。 　　今日の天気は、晴れのち曇り。 　　広沢田代では日の出を見られました。熊沢田代では、雲が出てしまいましたが、燧ヶ岳では青空の中、３６０度の大展望。　良い天気に恵まれました。
御池ロッジを出発		大杉岳		広沢田代
もうすぐ､日の出（広沢田代）		広沢田代		日の出（広沢田代）
オレンジ色に輝く湿原（広沢田代）
広沢田代全景		大杉岳、会津駒ヶ岳
燧ヶ岳（熊沢田代）		熊沢田代のベンチ		熊沢田代の池塘
ガレ場の登り		熊沢田代全景		もう少し
俎�ｰ（2,346m）		尾瀬沼と日光の山並み（俎�ｰより）		会津駒ヶ岳方面（俎�ｰより）
柴安�ｰへ（鞍部）		燧ヶ岳（柴安�ｰ）山頂（2,356m）		尾瀬ヶ原（柴安�ｰより）
燧ヶ岳（柴安�ｰ）山頂からのパノラマ
尾瀬沼と日光の山並み（柴安�ｰより）		うっすら､富士山（柴安�ｰより）		下山道より､俎�ｰ
樹間に尾瀬ヶ原（下山道より）
木道に合流		見晴到着		赤田代方面へ
至仏山		木道工事中		東電分岐
		東電尾瀬橋
東電小屋別館前より		ヨッピ橋		ウルシが鮮やか
ヤマドリゼンマイ		オヤマリンドウ		竜宮十字路
ススキと燧ヶ岳		ウルシと景鶴山		ウルシと至仏山
草紅葉		逆さ燧		山ノ鼻へ