会津駒ヶ岳 2009年10月15日〜17日
10月15日 滝沢登山口→駒ノ小屋→駒ヶ岳山頂→中門岳→駒ノ小屋
当初は先週に予定していましたが、8日は台風直撃でしたので、今週に変更しました。天気予報は良さそうです。
北千住6時32分の快速会津田島行きに乗車。9時25分に会津高原尾瀬口に到着。青空が広がり快晴の良い天気です。
バス乗り場に停車している沼山峠行きに乗車。乗客は3人だけ。車中で、おにぎりを2個食べました。乗客の乗り降りがないまま、10時40分に駒ヶ岳登山口に到着。
3人とも、ここで下車しました。登山口のトイレ前で出発準備をして、10時55分に歩き出しました。林道を行きます。途中の近道には入らずに、ゆっくりと準備運動です。
駐車場には10台ほど停車しています。ICI石井スポーツ一行のマイクロバスも停まっていました。尾根取付の階段を登り、急登が始まりました。
いきなり綺麗に色づいたカエデ。ゆっくりと息を整えながら登ります。「尾瀬岳国有林」の看板のある丸太で小休止。だんだんと紅葉が鮮やかになってきて
青空で一段と映えます。高度が上がり、山並が見えるようなってきました。12時40分、山頂まで2.9Kmの道標。水場のベンチです。
今日は、駒ノ小屋宿泊なので、水場に下ります。1分半ほどで水場に到着。ちょろちょろとしか出ていないので、時間が掛かりました。
ここで、おにぎりをもう1個食べて出発です。ここからは傾斜が少し緩くなります。日光方面の山並が見えてきて、日光白根山を確認。そして燧ヶ岳が姿を現しました。
中門岳への稜線が見えるようになってきて、木道末端に到着。少し先の展望ベンチで休憩します。
今日は快晴で、見上げると駒ノ小屋が見えます。木道をゆっくりと登っていきます。左に富士見林道が見えて、その奥に燧ヶ岳、至仏山、景鶴山が見えてきました。
振り返ると、会津の山並が綺麗です。14時20分、駒ノ小屋直下のベンチに到着。駒ノ大池に駒ヶ岳が映っています。
小屋に入り、声を掛けても誰も出てきません。管理人さんは、どこかに出ているようです。しかたがないので、ザックを自炊場に置いて、空身で中門岳に向かいます。
14時55分、会津駒ヶ岳山頂に立ちました。この時間、太陽が山頂標識の裏側で、眩しいです。山頂を下り、中門岳への気持ちの良い稜線を歩きます。
この時間帯は、小屋に宿泊する人しか残っていないので、ほとんど人に会いません。すっかり花は終わっていて、草紅葉が真っ茶色です。
中門大池の水面は、鏡のように光っています。木道終端のループを周り、越後三山も見えるのでしょうが、分かりません。
小屋に戻ると、管理人さんが戻っていたので、2階に上がります。初めて右の部屋に入りました。早速布団を敷いて、寝場所をキープ。
夕食に必要なものを、コンビニ袋を詰め込んで、16時40分に夕焼けを見に出ます。小屋の近くの西側は展望が無いので、山頂の先の側道を過ぎた辺りに行きます。
すると急にガスが沸いてきてしまいました。西側の山並は見えなくなり、夕陽だけがガスの中で、淡く光っています。このまま見えないで終わってしまうのか・・・・・
しばらくすると、だんだんとガスが晴れてきて、燧ヶ岳を始め、西側が見通せるようになりました。さぁ、日没ショーの始まりです。
幸い、風は無く寒くはありません。日光連山、燧ヶ岳、上州武尊山、至仏山、景鶴山、さらに越後の山並のシルエットが、素晴らしい光景でした。
17時11分に陽が沈みました。その後、さらにオレンジ色が濃くなりました。17時40分に小屋に戻りました。
さぁ、夕食です。自炊場に行くと、管理人さんと、女性のお客さんの2人しか居ません。他の方たちは、すでに夕食を終えていました。
今日のメニューは、おでんと、生野菜サラダ、レトルトのカレーライスです。食事をしながら、管理人さんと、女性の方と、お話をします。
話をしているうちに女性の方、しゃべり方と声の感じでピーンときました。尾瀬沼ビジターセンターの職員さんでした。この方のスライドショーに参加した事がありました。
今日は、会津駒ヶ岳への巡回だったそうです。明日は、ビジターセンターに帰るそうです。私も尾瀬沼泊なので、また会えますね。
外を眺めると、満天の星空でした。消灯直前の19時50分に就寝。今日の宿泊客は、8人。
駒ノ小屋は、昨年から檜枝岐村の管理になり、インスタント食品等が買えるようになり、便利になりました。そして、ランプの宿に変わっていました。
今日は、1日快晴の良い天気。登山道の紅葉は見頃。天気の良い日の中門岳の稜線は最高です。そして、初めて綺麗な夕焼けを見る事が出来ました。
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