尾瀬  2009年7月10日、11日

7月11日  見晴→白砂峠→沼尻→大江湿原→小淵沢田代→(中ノ岐沢経由)→大清水

  4時に起床。雲が広がっていますが雨は降っていません。玄関の軒先でお湯を沸かしてコーヒーを入れます。4時30分から散歩に出ます。
  日の出は無さそうです。竜宮まで行って戻ってきましたが収穫なし。ふとんをかたずけ荷物を整理して、6時に朝食です。
  6時30分に尾瀬沼に向けて出発です。ゴゼンタチバナが咲いています。石ゴロの登りが終わると、木道になり白砂峠を越えます。石ゴロ道を下ると白砂田代。
  花が終わったチングルマの花穂がいっぱいです。ワタスゲの花穂もたくさん。ニッコウキスゲが数輪咲いています。ヒメシャクナゲも少し残っていました。
  白砂湿原を抜けると、コバイケイソウ、ハクサンシャクナゲが咲いています。沼尻平の木道を一回り。ワタスゲがいっぱいです。
  燧ヶ岳は見えません。尾瀬沼は霧で霞んでいます。8時30分に大江湿原に出ました。ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、ワタスゲ、そしてカキツバタの紫が鮮やかです。
  長蔵小屋前にはヒメサユリが咲いています。大江湿原を沼山峠方向へ向かいます。ここもニッコウキスゲの蕾がいっぱいです。
  ヤナギランの丘で三本カラマツを遠望して、小淵沢田代分岐で小休止。ここからは、鈴を付けて山道に入っていきます。木道が始まると、尾瀬沼からの木道に合流。
  10時に小淵沢田代に到着しました。雲が広がっていて、日光の山並みは見えません。幸い雨が降っていないので、お湯を沸かしてコーヒー休憩です。
  休んでいると、珍しく3人のグループが登ってきました。写真を撮って戻って行きました。10時30分に出発。今日は、ここから大清水へ下ります。
  登りでは3度、利用してますが下りは初めてです。岩ゴロ道と熊笹の道を登って行くと10分ほどで、鬼怒沼・大清水の分岐。大清水へ向かいます。
  草刈りがされてるようで、道ははっきりしています。小さな沢を、いくつか越えます。かなり浸かるんだ所があり、くるぶしくらいまで、もぐってしまう所があります。
  また、この時期 虫が、まとわりつきます。突然、足元や目の前に太いワイヤーが現れるので、注意が必要です。傾斜が増してくると、足元が滑るので歩幅を小さく
  します。沢の流れる音が大きくなってきて、ガレの沢を下ると、眼下に林道が見えてきました。11時35分に無事林道に降り立ちました。
  昨年の秋に傾いていた「小淵沢田代入口」の標識は、倒れていました。あとは林道歩きです。奥鬼怒スーパー林道に合流して、小淵沢橋で小休止。
  奥鬼怒スーパー林道は、一ノ瀬・大清水間の林道と違い、砂利が敷かれていないので歩きやすく、砂利を踏みしめるうるさい音もしなくて、良いです。
  出発したら、昨年秋には無かったゲートが出来ていました。面倒ですが、縛ってあるロープをほどいて開いて通り、また閉めてロープを縛ります。
  林道脇に、ヤマオダマキが結構咲いていました。オモジロの滝を過ぎて、しばらくすると、またゲートが現れました。
  一ノ瀬橋を渡り、一ノ瀬からの林道と合流して、13時10分に大清水に下山完了。大清水休憩所で、昼食です。
  大清水14時08分発のバスで沼田へ。沼田16時05分の普通電車で高崎へ。
  高崎に着くと高崎線のダイヤが乱れていたので、面倒になり新幹線に変更。高崎16時58分の、あさま578号に乗り帰宅。

  今日の天気は、1日曇り。でも雨に降られる事はありませんでした。
  尾瀬ヶ原、大江湿原共に、ニッコウキスゲがどんどん咲き出していて、昨年より期待できそうな感じ、1週間後辺りにピークを迎えそうでした。

夜明け前(下田代) 竜宮 見晴を出発


石ゴロ道を登る 白砂峠 白砂湿原


チングルマの花穂(白砂湿原) ワタスゲが、ふわふわ(白砂湿原) 白砂湿原の池塘


ニッコウキスゲ(白砂湿原) コバイケイソウ ハクサンシャクナゲ


沼尻平 ワタスゲロード(沼尻平) 尾瀬沼(沼尻)


ちょっと、日差しが 大江湿原 大江川


ニッコウキスゲとワタスゲ ヒメサユリ(長蔵小屋前) ハクサンチドリ


沼山峠方面へ


三本カラマツを遠望(ヤナギランの丘より) ワタスゲ 小淵沢田代分岐


山道を行く 尾瀬沼分岐 小淵沢田代



タテヤマリンドウ(小淵沢田代) 小淵沢田代の池塘 鬼怒沼・大清水 分岐



沢を越える ギンリョウソウ



ガレの沢を下ると 林道に出ました



奥鬼怒スーパー林道に合流 ゲートが出来ました



ヤマオダマキ オモジロの滝



綺麗な林道 尾瀬沼からの道と合流 大清水到着