尾瀬  2008年11月1日〜2日

11月1日  大清水→(中ノ岐沢経由)→小淵沢田代→大江湿原→尾瀬沼→長蔵小屋

  ラスト尾瀬の日がやってきました。いつもの上野7時20分発の特急水上1号で沼田へ。沼田9時35分のバスに乗車。途中で時々雨がパラパラと降ってきました。
  戸倉を出てから、前にダンプカーが3台が詰まっていて、大清水到着は少し遅れて、11時20分。雨は降っていませんが曇っていて、山を見上げると白くなっています。
  物見小屋で昼食を摂り11時45分に出発、今年最後の入山です。すぐに尾瀬沼・奥鬼怒林道への分岐。どちらの道へ行くか迷っていましたが、右の奥鬼怒林道に
  入りました。一之瀬橋を過ぎて綺麗な林道を行きます。すると昨年まで無かった、柵が林道に沿って設置されています。これが、先日報道されたシカ駆除用の柵です。
  前方は曇っていますが、後方は晴れていて、だんだんと晴れが追いかけてくる感じです。三角形の山が近づいてくると、左へ狭い道が分岐しています。
  ここが最初の「小淵沢田代入口」ですが、道標が折れて倒れていました。直進すると小淵沢橋を渡り、奥鬼怒スーパー林道へ続いています。
  小休止して、左の道へ入ります。緩い傾斜の登りになり、落ち葉いっぱいの道になりました。右に左にと蛇行しながら登っていくと、2つ目の「小淵沢田代入口」の道標。
  この道標は、かろうじて立っていましたが、この道標が無くなると、入口が分からなくなります。
  さぁ、ここからは山道になります。ガレの登りを越えると、細い登山道になります。30分弱の急な登りを辛抱します。登山道に雪が現れてきて、高度が上がるにつれて
  雪景色になってきました。傾斜が緩んできて、時々沢を横切ります。上空には青空が広がってきました。14時20分に奥鬼怒・小淵沢田代の分岐に、たどり着きました。
  左へ下って行き、小淵沢田代に到着しました。一面真っ白な銀世界です。木道には5cm程積もっているようです。踏み跡の無い、木道を歩くのは気持ちが良いです。
  日光方面には雲が広がっていて山並みが見えませんでした。大江湿原へ下ります。すぐに尾瀬沼への分岐を見送り、樹林の雪道を下っていきます。
  15時10分に大江湿原に降り立ちました。大江湿原もうっすらと雪が残っています。誰もいない木道をゆっくりと尾瀬沼に向かいます。
  ヤナギランの丘への分岐が近づくと、燧ヶ岳が見えてきました。全体が白くなっています。平野家のお墓で、最後のご挨拶。
  三本カラマツは、落葉しました。15時45分に長蔵小屋に到着。すっかり冬囲いされていました。今日は1階24番ベッドの部屋で、3人でした。お風呂は終了。
  桟橋からの夕焼けを眺めて、20時就寝。

  今日の天気は、曇りのち晴れ。明け方から午前中にかけて雪が降ったようです。思いがけず、雪景色の尾瀬を歩くことが出来ました。

最後の尾瀬へ、出発 右の奥鬼怒林道へ 一之瀬橋へ



綺麗な林道 シカ駆除用の柵 オモジロの滝


青空が広がってきました 小淵沢橋手前を、左の道へ 落ち葉いっぱいの道へ



鮮やか ここから山道へ ガレの登り



雪が現れてきました 雪景色 奥鬼怒・小淵沢田代への道に合流



小淵沢田代は、銀世界



踏み跡の無い、木道へ 尾瀬沼への分岐 雪道の樹林帯を行く



大江湿原に下山 誰もいない、木道を行きます



白くなった、燧ヶ岳 落葉した三本カラマツ 大江川



冬囲いをした長蔵小屋 尾瀬沼ビジターセンター前より 定番ポイントからの大江湿原



桟橋からの燧ヶ岳 桟橋からの夕焼け