尾瀬  2008年8月30日、31日

8月31日  長蔵小屋→沼尻→白砂峠→見晴→竜宮十字路→ヨッピ分岐→中田代三叉路→山ノ鼻→鳩待峠

  4時起床。窓の外はまだ真っ暗です。夜中に雨が降っていましたが、上がってるようです。談話室に行き、ポットに湧いてるお湯を使い、軽く朝食を済ませます。
  4時50分に小屋を出ます。雲が広がっていますが、雨は降っていません。燧ヶ岳の全景が見えます。まだ薄暗いですが、ヘッドランプを点けるほどではありません。
  三本カラマツの前を通り、尾瀬沼北岸道を行きます。長英新道分岐を右に分けて直進。濡れた木道を注意しながら歩きます。
  5時40分に沼尻休憩所に到着。もちろんまだ売店は開いていません。沼尻平の木道を一回りして、尾瀬沼とお別れです。
  白砂湿原に着く頃に、雨がポツポツ落ちてきました。ベンチでザックカバーを付けます。途端に少し強くなってきましたが、白砂湿原を抜けて樹林に入ったので、
  雨具は付けません。白砂峠を過ぎて段小屋坂を行きます。見晴新道への分岐を過ぎた時に、今日初めての人とすれ違いました。
  7時10分に見晴に到着。直接雨が当たるようになりましたが、それほど強く降ってはいません。弥四郎小屋前のベンチで休憩。
  お湯を沸かして、コーヒーを飲みたかったのですが、雨が降ってるのであきらめました。弥四郎小屋のコーヒースポットは準備中で、ダメ。
  さぁ、尾瀬ヶ原を歩きます。雨は、なんとか上がりました。至仏山、燧ヶ岳、他の山には、霧がかかっています。
  ワレモコウ、ミヤマアキノキリンソウ、オゼミズギク、オクトリカブト、オヤマリンドウ、イワショウブ、アブラガヤ、等々、これくらいしか分かりません。
  竜宮十字路を右に折れます。赤く紅葉した木、ウルシでしょうか? 山にかかっていた霧がだいぶ取れてきて、燧ヶ岳、至仏山の全景が見えるようになってきました。
  ヨッピ分岐から、牛首に向かいます。少し雨が落ちてきましたが、すぐに上がりました。前方に見える至仏山上空の雲が取れてきて、どんどん青空が広がってきました。
  牛首を過ぎた頃から、ボッカさんが大きな荷物を背負って、こちらに向かってきます。いつものように「ご苦労様です」と声をかけます。
  9時40分に山ノ鼻に到着。山の鼻小屋に行くと、営業していません。9月から休業と思っていたのですが、帰ってから確認したら、31日からでした。
  しかたがないので、至仏山荘の食堂で昼食。食後にすっかり晴れ上がった研究見本園のベンチで、お湯を沸かしてコーヒー休憩。そして少し昼寝。気持ちが良いです。
  10時50分に下山開始です。日差しが強くなり、登りで汗が噴き出します。今回の尾瀬で最初で最後の汗をかきました。
  途中で見える、小至仏山、至仏山は、晴れ上がっています。11時30分に鳩待峠に到着。下山完了。休憩所前のベンチは、閑散としています。
  荷物を整理して、11時50分のバスで戸倉へ。戸倉12時17分のバスで沼田へ。沼田14時06分の普通電車で高崎へ。高崎15時57分の普通電車で帰宅。

  天気は、曇り時々雨、のち晴れ。下山する頃には、素晴らしい天気になりました。
  尾瀬は、秋が始っています。湿原は、うっすらと茶色くなってきています。今回は、とにかく人が少なく、静かな尾瀬でした。

早朝の長蔵小屋を出発 燧ヶ岳の山頂が見えます 沼尻休憩所


沼尻からの尾瀬沼 オゼミズギク 沼尻平


白砂湿原


見晴到着 尾瀬ヶ原へ


煙る燧ヶ岳 ミヤマアキノキリンソウ 木道工事中(六兵衛堀付近)


下田代のウッドデッキ 色づいてます 姿を現した燧ヶ岳


竜宮十字路 イワショウブ(実)


イワショウブ 景鶴山 ヤマドリゼンマイ


ヨッピ分岐


池塘と燧ヶ岳 木道沿いにミヤマアキノキリンソウ オクトリカブト



晴れてきました 燧ヶ岳 牛首山と至仏山



牛首 池塘に青空が映ります



逆さ燧



山ノ鼻 晴れた至仏山(研究見本園) 研究見本園



さぁ、下山 もう、少し



小至仏山、至仏山 鳩待峠に到着 閑散とした、鳩待峠