田代山、帝釈山 2008年7月3日、4日
7月3日 猿倉登山口→小田代→田代山→帝釈山→馬坂峠→檜枝岐
先週、帝釈山に行ったばかりですが、檜枝岐村のシャトルバス運行を知る前に申し込んでいた、福島交通観光のツアー「田代山と帝釈山」に参加します。
昨夜、郡山に移動しホテルに泊まりました。集合場所の郡山駅西口に行きます。集合時間は6時20分。時間になってもバスが来ません。
少し周りを歩いてみると、それらしきバスが止まっていて、ちょうど携帯電話が鳴りました。すぐそこに居る人からの電話でした。添乗員の方でした。
このツアーは福島駅がスタート。郡山からは私1人乗車。乗客は23人。皆さん地元福島の方でした。
途中、福島交通須賀川営業所、会津田島駅、舘岩村番屋で休憩。番屋で山岳ガイドさんが合流。女性の山岳ガイドさんでした。
松戸原で352号線を離れて、湯ノ花温泉、そして林道を走り、10時10分に猿倉登山口に到着。常設のトイレがありました。
いつも単独なので、準備運動などしたことないのですが、ガイドさんの指示の下、全員で準備運動をします。
10時20分に出発です。5分程林道を歩くと10台ほど車が止まっていて、ここに猿倉登山口の標識。ここから山道になり登りが始まりました。
15分ほど登ると、1人が体調が悪くなったようでストップ。すぐには回復しないようなので、山岳ガイドさんの指示で、添乗員さんとその方を残し先へ行きます。
急な登りが続きますがペースが遅いので楽です。高度が上り、後方に雲海に浮かぶ山並が見えてきました。途中で少し雨が落ちてきましたが、すぐに上りました。
傾斜が緩み木道が現れてきて小さな湿原、小田代に到着。しばし写真タイム。ワタスゲとイワカガミがあります。
再び山道に入り、後方の山並みが一段と良く見えてきました。日光の山です。12時ちょうどに、田代山の山頂湿原に出ました。
木道が続いています。後方には雲海と山並み。前方の木道の先には残雪のある山並み、会津駒ヶ岳が見えました。12時10分、田代山山頂標識の辺りの
木道に座り、昼食です。素早く食事を済ませて、写真を撮ります。ワタスゲ、ヒメシャクナゲ、チングルマ、タテヤマリンドウ、イワカガミなどが咲いてました。
このツアーの団体以外の一般の人は、数えるほどしか居ません。12時35分に出発合図。少し行くと、ワタスゲが一杯です。
弘法大師堂(田代山避難小屋)で山頂台地の湿原は終わり、山道になり下って行くと、オサバ草が咲いています。しばらくは展望の無い、山道を行きます。
登りになり後方を見ると、平らな田代山が見えます。古い標識には「帝釈 馬引 尾瀬」、尾瀬まで縦走出来るようです。
きれいなピンク色のアズマシャクナゲを見て、岩ゴロ道を登って行き、川俣へ続く林道が見えてくると、帝釈山山頂に到着、14時10分。5日振りの山頂です。
前回より良い眺め。会津駒ヶ岳が見えます。燧ヶ岳の裾野は確認できますが、山頂は雲が架かって見えません。
10分ほどで出発です。もう少し、山頂でゆっくりしたかったですが、団体行動なので仕方ありません。ここからは知ってる道です。
オサバ草は、まだ盛り。群生しています。14時50分に下山完了。馬坂峠到着しました。駐車場には車が2台。先週の土曜日は満車。平日は空いてるようです。
峠には迎えのバスが来ていましたが、行きとは違うバス。乗車が終わるとすぐに発車。15時40分に、燧の湯に到着。
ここで温泉入浴ですが、私はここでツアーから離脱。皆さんとお別れして、今日の宿、「民宿 開山」へ。先週、場所を確認しておいたので、すぐに到着。
まだ時間が早いので、中土合公園の展望台に登り、檜枝岐村を眺めます。反対方向の燧ヶ岳は、やはり山頂が見えませんでした。
宿に戻り、燧の湯で、汗を流します。17時30分に夕食。宿泊客は私1人。
明日の予定は、会津駒ヶ岳か尾瀬か、どちらかです。天気予報は曇りから崩れる予報。明後日の土曜は仕事に出なければならない事もあるので、
会津駒は、またの機会にして尾瀬に入ることに決めました。1番のバスは6時30分です。21時就寝。
初のツアー登山。自由に行動ができませんが、公共交通機関の無い所へは、このようなツアーを利用するしかありません。まぁ、たまには良いでしょう。
天気は、登り始めてから雨が降ってきましたがすぐに上り、その後は曇り。時々青空が覗きました。
田代山の山頂湿原。いつか再訪して、ゆっくりしたいものです。山頂からの会津駒ヶ岳の眺め、良かったです。
|