台倉高山、帝釈山 2008年6月27日、28日
6月28日 檜枝岐→馬坂峠→鹿の休み場→三段田代→台倉高山→馬坂峠→帝釈山→馬坂峠→檜枝岐
5時起床。ちょっと散歩します。晴れていて良い天気です。6時に朝食を頂き、6時40分に宿を出ます。
今日は、帝釈山往復のシャトルタクシーを利用します。田代山、帝釈山、台倉高山の登山口までは公共交通機関が無く、私のように車を持たない者には、
行けない山でしたが、尾瀬国立公園に含まれた事により、檜枝岐村が村内宿泊者限定、期間限定ながら、シャトルタクシーを運行する事になったのです。
集合場所の、燧の湯駐車場に行きます。会津交通の乗り合いタクシーが止まっています。この車のようです。
しばらくすると、檜枝岐村の役場の方が来て、往復の代金3,000円を支払います。利用者は9人でした。全員そろったので、7時少し前に発車です。
舗装道路を飛ばしますが、舟岐キャンプ場を過ぎると砂利道に変わりスピードは出せません。林道は狭く、すれ違えるような場所は、あまり無いようです。
7時35分に馬坂峠に到着。駐車場は一杯です。峠からは、栃木の山が見渡せましたが、黒い雲が広がってきて、天気が崩れてきました。
馬坂峠の標高は、1,790m。結構登ってきたわけです。循環処理型の綺麗なトイレが設置されています。帝釈山登山口で「オサバ草」ピンバッジを頂きました。
7時40分に台倉高山登山口を出発。すぐにオサバ草の群生です。登山道が良く整備されていて、急な所は階段になっています。
沢があり水場のようです。長い階段を登り終えると、鹿の休み場。小休止します。樹林帯を登っていきます。
木道が現れて来ると小湿原。少し行くと三段田代の標識。その先には、ミネザクラが咲いていました。山頂40分の標識を過ぎると、残雪がありました。
また木道のある小湿原を過ぎて、アズマシャクナゲの咲くの急登で、台倉高山の山頂に到着しました。9時30分。先客2人居ましたが下山したので、
後続の方が登って来るまでは、一瞬独り占め。雲が広がっていて残念な眺め。楽しみにしていた会津駒ケ岳、燧ケ岳など見えませんでした。
山頂は、狭いながらも平で落ち着けます。登って来た登山道の反対側は、引馬峠方面と書かれていますが、藪に覆われていて登山道は確認できません。
上空の雲が切れて青空が覗いた時があったのですが、展望は得られませんでした。30分ほど山頂で過ごして、登って来た道を戻ります。
登りでは通過してしまった、三段田代には、イワカガミ、タテヤマリンドウが咲いていました。11時15分に登山口に戻りました。
ここで簡単に昼食。民宿で作ってもらった、おにぎりを食べました。峠の向こうの栃木側の路肩にも車がつながっています。かなりの車が入っています。
11時30分に、台倉高山登山口の反対側にある、帝釈山登山口を出発します。ここの登山道も、木道、階段が整備されていて、オサバ草が群生しています。
結構階段が長く続きます。階段が終わり、岩ゴロ道を登りきると、帝釈山山頂に到着。12時05分。ここの山頂は、人がたくさん居ます。
田代山から登って来る人が多いようです。ここの山頂でも、雲が広がっていて残念な眺め。しばらく休憩して下山。13時に下山完了です。
汗を拭いてTシャツを着替えて荷物を整理。シャトルタクシーの到着を待ちます。13時30分頃に到着しました。
帰りの乗客は8人。発車時刻は14時。10分前になりましたが、2人がまだです。シャトルタクシ−とは別に、朝の檜枝岐役場の方も車で来ています。
発車時刻に揃わない時は待つのか聞いたところ、シャトルタクシーは予定通りに発車して、役場の方が待って乗せて帰るそうです。
なんとか、14時少し前に2人が到着して発車し、燧の湯駐車場に戻りました。
中土合公園バス停15時の会津バスで会津高原へ。会津高原尾瀬口16時54分の区間快速浅草行きに乗車。
鬼怒川温泉駅で特急スペーシアきぬ134号に乗り換えて帰宅。
朝は晴れていたのですが、馬坂峠に着く頃には雲が広がってしまい。台倉高山、帝釈山からの展望は得られませんでした。
それでも、今まで行くことが出来なかった山に行け、オサバ草の群生を見る事が出来ました。
シャトルタクシーは、今年初の試み。来年はどうなるのでしょうか。
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