尾瀬  2008年6月6日、7日

6月7日  見晴→白砂峠→沼尻→大江湿原→小淵沢田代→尾瀬沼→三平下→三平峠→大清水

  4時起床。尾瀬ヶ原を散歩。霧に包まれていて視界不良。日の出の時刻を迎えましたが、霧は晴れません。薄っすらと燧ヶ岳のシルエットが浮かんできました。
  朝食の時間になったので、小屋に戻ります。食後に外に出ると、霧が晴れてきていました。
  6時15分に、出発します。すっかり晴れてきて、木漏れ日が眩しいです。段小屋坂を行きます。白砂峠に近づいてくると、残雪が多くなってきました。
  白砂峠は、まだ雪に覆われています。雪の斜面を一気に下り、白砂湿原へ。ベンチで小休止。快晴で池塘に、青空が映っています。
  残雪の多い樹林帯を抜けて沼尻へ。尾瀬沼の雪は無くなり、すっかり夏の装い。沼尻平の池塘が、鏡のようです。沼尻休憩所は通過。
  8時20分に大江湿原に到着。沼山峠から、人の列が続いています。大江川の橋の袂の飛び出た木道で、寝転んで小休止。気持ち良いです。
  沼山峠方面に向かいます。小淵沢田代分岐を右へ折れて、樹林の中へ。一気に雪道に変わりました。ほとんど木道は出ていません。きつい登りです。
  やっと尾瀬沼からの道と合流して、小淵沢田代に到着。相変わらず、誰も居なくて静かです。木道は古く痛んでいて、湿原に埋もれそうです。
  日光の山並みが見えますが、上空には雲が架かっています。木道の東端まで行って戻り小休止。コーヒーを沸かしたかったのですが、少し風が吹いていたので
  あきらめました。尾瀬沼への分岐に戻り、尾瀬沼へ向かいます。しばらくは登りで雪が多く、結構しんどいです。やっと登りが終わり下り道になりました。
  樹間から、燧ヶ岳の頭、景鶴山、眼下には尾瀬沼が見えます。時々赤いテープを見失い、登り直します。岩ゴロ道を下りきると、尾瀬沼キャンプ場に到着。
  尾瀬沼ビジターセンター前に出ると、人がいっぱいです。長蔵小屋裏のベンチは、埋まっています。船着場に行き昼食にします。11時25分。今日はカップメン。
  12時05分に出発。釜堀湿原の水芭蕉は満開。三平下のベンチは、人が一杯です。
  さぁ、下山です。三平峠への登り道には、残雪があります。前方にツアーの団体。すっごく、のろく進めません。すると後ろから、たぶんビジターセンターの職員
  らしき女性が、木道脇の雪道を抜いていきます。私も後に続いて、やっと団体を抜き去りました。三平峠の標識は、すっかり雪から出ていました。
  三平見晴手前までは、雪道が続いています。十二曲から、どんどん下ります。山道が終わり、一之瀬休憩所へ。ラムネを飲んで、小休止。
  緑の濃い、気持ちの良い林道を歩いて、14時ちょうどに大清水に下山完了。大清水の尾瀬国立公園の案内板が新しくなっていました。
  すぐバスに乗れば、14時05分に乗れましたが、汗を拭いて、荷物を整理したかったので、1台待って15時のバスに乗車。
  沼田駅16時55分の特急水上6号に乗り帰宅。

  今日は、出発してから、下山するまで、快晴の良い天気でした。尾瀬は、水芭蕉の最盛期。尾瀬ヶ原、尾瀬沼共に、混んでいました。
  鳩待峠・尾瀬ヶ原間の残雪は、なくなりましたが、白砂峠、三平峠や、樹林帯には、まだ残雪が多くあり、注意が必要でした。

燧ヶ岳が見えてきました ワタスゲ 霧が晴れてきました


さぁ、尾瀬沼へ出発! 木漏れ日が、眩しい スカッと、青空


残雪あり 白砂峠 白砂湿原


沼尻 燧ヶ岳(沼尻平) 沼尻平


至仏山(沼尻から) 大江湿原に到着


大江川 小淵沢田代へ


樹林の雪道 尾瀬沼への分岐 小淵沢田代


ショウジョウバカマ 水芭蕉 池塘(小淵沢田代)


日光の山並み(小淵沢田代) 尾瀬沼キャンプ場 尾瀬沼ビジターセンター


定番ポイントより(尾瀬沼、大江湿原) 釜堀湿原の水芭蕉は盛り 燧ヶ岳ビューポイント



三平下は混雑 尾瀬沼、またねぇ 三平峠標識に、雪は無し



まだ雪道です 一之瀬休憩所



緑、濃い林道を行く 下山完了(ちょうど路線バスが) 大清水の標識も、新しくなりました