尾瀬  2008年5月17日、18日

5月18日  山ノ鼻→尾瀬ヶ原→見晴→平滑ノ滝→段吉新道→燧裏林道→御池

  4時10分起床。玄関脇でお湯を沸かして、コーヒーを入れます。4時35分に上田代を散歩です。燧ヶ岳の右の肩辺りが明るくなり、5時10分に日の出です。
  上空には雲が広がっていましたが、日の出を見ることが出来ました。小屋に戻り、荷物を整理していると、食事の用意が出来て、呼びにきてくれました。
  5時50分に朝食です。6時20分に小屋を出ます。小屋前のベンチにザックを置いて、研究見本園を一回り。水芭蕉は、かなり咲き始めています。
  小屋に戻り尾瀬ヶ原に向け出発。上田代付近は、まだ雪が少し残っていて、雪の上を歩くことができるので、水芭蕉の群落に近づけます。
  中田代に近づく辺りからは、雪はありません。下ノ大掘川の定番ポイントへ。水芭蕉は、結構咲き始めていますが、見頃はもう少し先になりそうです。
  竜宮十字路にザックを置いて、長沢の水芭蕉の群落を見に行きます。竜宮小屋を過ぎて下田代へ。この辺りも雪はありません。
  六兵衛堀で、ザゼンソウを1つ発見。8時50分に弥四郎小屋前のベンチで休憩。弥四郎清水を沸かして、コーヒーを飲みます。
  見晴の小屋の周りには、まだ残雪の山があります。赤田代へ向かいます。東電小屋への分岐にザックを置いて、東電尾瀬橋の状況を見に行きます。
  橋脚3台が完成していて、橋桁が乗っていました。完成が待ち遠しいです。分岐まで戻り、先へ行くと、リュウキンカがかたまって咲いていました。
  赤田代は、一面雪です。温泉小屋は営業前。燧ヶ岳の温泉小屋道の案内板に、赤で「廃道」と書かれていました。予定通り廃道になりました。
  元湯山荘は営業中。段吉新道への分岐を見送り、雪道へ。少し下って行き、階段を下り、平滑ノ滝に到着。予定では、三条ノ滝まで行くつもりでしたが、
  雪が多く残っていて、この先の道に不安を感じたので、段吉新道への分岐に引き返すことにしました。少し戻り、赤い印を探しながら歩くと、さっきの分岐に
  戻らず、いきなり段吉新道に入っていました。??? 時々木道が、顔を出しますが、雪は多く斜面は、緊張します。
  渋沢温泉小屋・兎田代への分岐の道標は、壊れたまま。雪道は、なかなか足が前に進まないので、疲れます。
  12時05分、やっと裏燧橋にたどり着きました。急斜面を登って、橋へ。まだ柵が、折りたたまれた状態です。注意して反対側へ渡ります。
  ここで昼食にします。お湯を沸かしてカップ麺を食べました。12時35分に出発。雪道は続きます。西田代、横田代を通過しますが、池塘は雪の下です。
  横田代を過ぎて雪の急斜面を下り、今度は急斜面を登ります。一気に開けて上田代。すぐそこに大杉岳。平ヶ岳は、真っ白。
  雪の斜面を、一気に御池田代まで下ります。雪の下りは楽、あっと言う間に御池田代に到着。立派な遊歩道が整備されていました。
  御池駐車場には、5mほどの雪の壁。14時05分、山の駅 御池に下山完了。沼山峠までは、まだ道が開通していません。
  14時40分の会津バスに乗車。会津高原駅で、鬼怒川温泉からの特急スペーシアの切符を買います。
  会津高原尾瀬口16時54分の電車で、鬼怒川温泉へ。途中下車して時間調整。鬼怒川温泉18時24分発の特急スペーシア きぬ134号に乗り帰宅。

  今日の天気も、昨日同様。雲が浮かんでいましたが、晴れ。
  尾瀬ヶ原は、人が少なく空いていました。赤田代から御池までは、まだ雪が深く、非常に疲れました。

日の出間近(下田代) 日の出(下田代) すっかり陽が昇りました(山ノ鼻付近)


至仏山 山ノ鼻付近の水芭蕉 さぁ、尾瀬ヶ原へ


逆さ至仏 燧山頂にガス発生 ショウジョウバカマ


定番ポイント(下ノ大掘川) 景鶴山(竜宮)


水芭蕉 長沢の水芭蕉


ザゼンソウ(六兵衛堀) 下田代 赤田代へ


東電尾瀬橋(橋脚完成、橋桁あり) リュウキンカ 赤田代は雪原


燧ヶ岳温泉小屋道(廃道) 元湯山荘 平滑ノ滝


段吉新道へ 渋沢温泉小屋・兎田代への分岐 燧ヶ岳


雪の樹林帯を行く 裏燧橋 まだ柵が、たたまれたまま



西田代 横田代



上田代 上田代標識と大杉岳



御池田代 遊歩道が出来ていました(御池田代) 御池駐車場