尾瀬  2007年11月2日〜3日

11月3日  長蔵小屋→沼尻→見晴→竜宮十字路→東電小屋→牛首→山ノ鼻→鳩待峠

 4時30分起床。談話室に行き、ポットに沸いているお湯で、コーヒーを入れます。5時頃に外に出ます。それほど冷え込んでなく、霜は降りていません。
 小屋に戻り荷物を整理して、6時30分に朝食です。たけさんに、さよならをして7時に出発。いわし雲が広がっています。
 大江湿原とお別れをして、久しぶりに北岸道を行きます。沼尻に着くと上空が青空の至仏山が見えました。ここで尾瀬沼ともお別れです。
 旧蕎麦屋の脇を通り、白砂湿原から白砂峠を越えます。段小屋坂を下っていきます。イヨドマリ沢を過ぎて、木道下に動く白いものを発見。
 冬毛に変わり真っ白になったオコジョです。何年ぶりかで遭遇できました。すぐに木道下に隠れてしまったので、カメラを構えしばらく待つと、様子を伺いに顔を
 出したので、すかさずシャッターを切りました。なんとか撮ることができました。この辺りの紅葉は、すっかり終わり葉が落ちています。
 8時50分に見晴に到着。桧枝岐小屋も終了していて見晴の小屋は全て終了しました。尾瀬ヶ原に出ます。尾瀬ヶ原は雲が少なく晴れています。
 湿原は、すっかり枯草状態。人はまばらで静かです。竜宮小屋は今日(3日)の宿泊で終了。尾瀬の山小屋は、全て終了します。
 竜宮十字路を右に折れてます。正面に景鶴山。晴れていてだいぶ暖かくなってきました。ヨッピ分岐を右に折れて、ヨッピ橋へ。まだ橋板が外されていませんでした。
 ヨッピ橋を渡ります。ヨシッ堀田代の木道は高架に架け替えられていました。東電小屋に到着。一般客の宿泊は終了していますが、東電尾瀬橋工事の関係者が
 宿泊してるようで、小屋は開いていました。10時10分。少し早いですが、別館前のベンチで昼食です。至仏山を眺めながらカップメンを食べます。
 10時45分に出発します。中田代を行きます。燧ケ岳、至仏山、景鶴山の上空は晴れています。アヤメ平辺りにだけ、いわし雲が架かっています。
 牛首山が近づいてきた頃に、2人とすれ違います。女性の後ろに男性。あれっ、「てばまるさん」だっ!すかさず、てばまるさんですか?
 と声を掛けると、ご本人でした。女性のかたはMeaさんでした。初めてお会いできて、少しお話をすることができました。今日は竜宮小屋でオフ会だそうです。
 牛首を過ぎて、池塘に燧ケ岳が映っています。尾瀬ヶ原は快晴になってきて暑くて、とてもシーズン最後とは思えません。
 山ノ鼻に近づいてくると木道工事中。12時5分、山ノ鼻に到着。研究見本園に行き、ベンチでお湯を沸かしてコーヒー休憩をします。
 12時35分に下山です。尾瀬ヶ原、燧ケ岳とお別れです。終了した山ノ鼻ビジターセンター前を通り、川上川を渡り、木道、木段を登っていきます。
 小至仏山から至仏山への稜線が見えます。暑いので汗が噴き出します。13時15分に鳩待峠に到着。一般車両が、いっぱい止まっています。
 Tシャツを着替えて、荷物を整理して、13時40分のバスに乗車。乗客は私1人だけ。鳩待峠行バス連絡所に着くと、ちょうど上毛高原行きバスが来ました。
 14時2分のバス。大清水からは2人乗っていました。途中、紅葉見頃の吹割の滝と沼田インター付近で渋滞し、沼田到着が遅れました。
 沼田16時5分の普通電車で高崎へ。高崎からも普通電車に乗るつもりでしたが、弁当を買ってるうちに乗り継ぎが悪くなってしまったので、新幹線にしました。
 高崎17時7分の、あさま578号に乗り帰宅。

 今日の天気は、朝のうちは雲が広がっていましたが、まずまずの晴れ。尾瀬ヶ原に着いてからは、雲が無くなってきて下山時には、快晴でした。
 これで約半年間の今年の尾瀬が終了してしまいました。
 今年は、初めて湯の小屋温泉まで歩きました。それから、燧ケ岳の温泉小屋道を歩き、尾瀬の全ルートを踏破しました。

夜明け間近(定番ポイント) 大江川 尾瀬沼ビジターセンター(終了)


朝日に照らされる燧ケ岳 大江湿原、長蔵小屋とお別れです 長英新道分岐


いわし雲 ナナカマド(実だけ) 至仏山が見えました(沼尻)


沼尻平 白砂湿原 白砂峠


イヨドマリ沢 オコジョに遭遇(冬毛で真っ白) 見晴到着


至仏山 燧ケ岳 竜宮十字路


景鶴山 ヨッピ橋(橋板あり)


架け替えられたヨシッ堀田代の木道 東電小屋へ 東電小屋前のベンチから


中田代


牛首山と至仏山 牛首


逆さ燧 山ノ鼻へ 木道架け替え中



山ノ鼻到着 山ノ鼻、さようなら



木段を登ります 小至仏山、至仏山 鳩待峠到着