尾瀬  2006年10月20日、21日

10月21日  長蔵小屋→沼山峠→御池→沼山峠→七入→檜枝岐村

  5時起床。昨夜まで降っていた雨は上がってるようです。談話室に行きお茶を飲みます。小動物が走り回っています。昨日のスライドショーに出てきた
  「ヤマネ」だと思って、追いかけながらシャッターを切りましたが、帰ってからよく見たら、背中に黒い筋が無いし、尾っぽが丸かったので、普通のネズミでした。
  散歩に出ます。まだ雲が厚く、日の出はダメでした。それどころか小雨がパラついてきました。小屋に戻り6時30分に朝食。
  7時に小屋を出ます。今日は久し振りにお昼の弁当を作ってもらいました。沼山峠に向かいます。「尾瀬」の標識の手前は木道工事中で「仮道」が敷かれています。
  今日もヤナギランの丘で、長蔵さんにご挨拶。大江湿原を抜けて、木道を登って行きます。沼山峠から入ってくる人達とすれ違います。
  沼山峠休憩所には、誰もいません。初めて御池までの車道を歩きます。丁度8時に出発。紅葉は期待したほどではないようです。
  雲が少しずつ切れてきて、青空が時々見えるようになってきました。道は緩やかな下りですが、時々登り返しがあります。
  車道ですが、一般車は通行してないので、時々行き来してるシャトルバスが通るのみです。右下に紅葉の森。ブナ平です。
  9時55分に御池に到着。少し休憩しようと思ったのですが、10時発のシャトルバスが出発間近。すぐに飛び乗って10時25分には、再び沼山峠バス停に
  とんぼ返りです。少しお腹が空いたので、休憩所のベンチでお弁当のおにぎりを1つ食べます。
  10時30分に出発。次は道行沢ルートを七入まで下ります。落ち葉が一杯の道。前方が開けると大杉林道辺りの山肌が一面、紅葉しています。
  沢の音が近づいてきて、分岐を小道に入ると、繊細な流れの「抱返の滝」。いつ見ても爽やかな滝です。分岐に戻り、下っていきます。
  道行沢五番橋から、橋が始まり沢を渡っていきます。紅葉の真っ直中の山道です。11時30分。橋を渡った所で、休憩して残りのおにぎりを食べます。
  送電線鉄塔の建つ、開けた所に来ました。七入は近いです。最後の硫黄沢橋を渡ると、轍の付く林道に出ました。七入山荘を過ぎて、国道に出ました。
  12時40分。バスは5分ほど前に通過したようです。次のバスは2時間以上後です。七入は何も無い所なので、ここで待つ気はしません。
  国道を歩きます。この辺りの紅葉も綺麗です。キリンテ橋を渡り、先週会津駒ヶ岳から下山したキリンテ登山口を通過。ここからは先週と全く同じ。
  13時40分に中土合公園に到着。また河原の東屋で、荷物を整理します。今日は少し桧枝岐村の方に歩いてみます。
  檜枝岐歌舞伎の舞台を見て、六地蔵。その先の桧枝岐役場前バス停でバスを待ちます。15時7分頃に会津バスが来ました。先週と同じ時間のバス。
  運転手さんも同じでした。会津高原尾瀬口から野岩鉄道、東武線と乗り継いで、鬼怒川温泉からは、特急スペーシア きぬ134号に乗り換えて、帰宅。
 
  今日の天気は、曇りのち晴れ。
  沼山峠・御池間の紅葉は少し盛りを過ぎていたようでしたが、曇り空では無く青空なら違った感じだったかも知れません。
  道行沢ルートの紅葉は、真っ盛り。すばらしい紅葉の山歩きが楽しめました。

長蔵小屋裏 木道仮道 三本カラマツ


大江川 大江湿原 沼山峠へ


御池へ出発(沼山峠バス停)


ブナ平 御池に到着


再び沼山峠に戻り、七入へ 落ち葉がいっぱい


滝への分岐 抱返の滝


道行沢橋五番橋 道行沢


鮮やか 道行沢橋一番橋


送電線鉄塔 硫黄沢橋(最後の橋)


林道 七入橋


キリンテ橋より キリンテ(国道352号) 中土合公園



六地蔵 桧枝岐役場前バス停 会津高原尾瀬口(野岩鉄道)