会津駒ヶ岳、尾瀬  2005年10月7日〜9日

10月8日  駒ノ小屋→大津岐峠→電発避難小屋→大杉岳→御池→沼山峠→大江湿原→長蔵小屋

  4時30分起床。まだ真っ暗。風がビュービュー吹いています。シチューとパン、紅茶で朝食です。5時15分頃に外に出ます。
  上空から西の空は雲が広がっていますが、東の空は晴れています。雲海がだんだんオレンジ色に染まってきて5時45分に日の出を
  見ることが出来ました。荷物を整理して6時30分に駒ノ小屋を出発。吹いていた風は、ほぼ収まりました。
  これから向かう稜線が見えて、その先には燧ヶ岳。残念ながら山頂には雲が掛かっています。山頂まで見えたら、もっと良かったでしょうね。
  大津岐峠までは、気持ちの良い尾根歩き。7時30分に大津岐峠に到着。小休止。尾根の先には、これから向かう送電線鉄塔があり、
  鉄塔の脇に電発避難小屋が見えます。大津岐峠を出発して、しばらくしてから左に下っていきます。少し登り返し鉄塔近くで、大津岐ダム
  方面の送電線巡視道と合流。そして鉄塔下で御池、七入の分岐。七入への道は送電線巡視道ですが、はっきりした道なので行けそうな
  感じでしたが、先がどうなっているかは不明です。鉄塔の先に電発避難小屋がありましたが、一般使用はできません。
  さらに先へ進みます。燧ヶ岳が大きくなってきましたが、相変わらず山頂付近の雲は取れません。途中に小さな湿原があります。
  ちょっと急な登りを越えて行くと、ついに大杉岳に到着しました。展望は全くありません。最後の小休止後、下山開始です。
  特に急な所はなく、どんどん下っていきます。右の開けた所で、尾瀬ヶ原が見えました。左に燧ヶ岳の裾野、右に至仏山。
  だんだん下りが緩やかになり、樹林帯を過ぎると突然車道に飛び出し、御池側の登山口に降り立ちました。10時40分。
  今日は、ここまで誰にも会いませんでした。車道を歩いて山の駅御池に着きました。
  すぐに御池ロッジの日帰り入浴で汗を流すつもりでしたが、入浴は12時からでした。仕方がないので、先に山の駅で昼食を摂り、
  少し時間をつぶして12時丁度に御池ロッジへ行き、汗を流し暖まりました。出てきたら、なんと土砂降り。
  でもバスに乗る頃には小雨に変わりました。12時55分のバスで沼山峠に向かいます。
  途中のブナ平は紅葉がきれいでした。13時15分に沼山峠休憩所を出発。沼山峠で尾瀬沼に再会。木道を下り大江湿原に入ります。
  草紅葉が進んで真っ茶色になっています。14時15分に長蔵小屋到着。今日は混んでるようです。食事は3交替です。
  夕食時間は着いた順に1回目から割り振られて私は1回目の17時でした。朝食は選択でき、1回目の5時40分にしました。
  部屋は、いつもの1階24号室。先客は1人だけでしたので、いつものベッドが利用できました。結局8つのベッド全てが埋まりました。
  談話室で「思い出ノート」を書いて、18時30分に就寝。

  天気は、駒ノ小屋から御池に下山するまでは晴れ。尾瀬では、曇り時々雨。
  大津岐峠から御池までの道は初めてで、少し不安がありましたが、道筋ははっきりしていて迷うような所はありませんでした。
  ただ、草やツルなどが多く靴に絡む事がありました。また、所々にある木道は、みんな古く濡れていると、滑って大変危険です。
  でも、この道、気に入りました。天気の良い日は、お勧めです。


日の出(手前は駒ノ大池) 朝日を浴びる駒ノ小屋


これから向かう稜線(燧ヶ岳山頂は雲の中) きれいな稜線


大津岐峠 標識 振り返って大津岐峠


小さな湿原


御池、七入への分岐(七入へは送電線巡視道) 電発避難小屋


燧ヶ岳(山頂が見えません) ツルリンドウ?


大杉岳 尾瀬ヶ原が見えました(右は至仏山)


樹林を行きます


車道に飛び出しました 御池


大江湿原へ 大江湿原に到着


大江湿原を行く ヤナギランの丘付近より