2011年12月5日 丹沢山、蛭ヶ岳(神奈川県秦野市、相模原市)
                たんざわやま、ひるがたけ

 
丹沢山→不動ノ峰→蛭ヶ岳→姫次→黍殻(きびがら)山→焼山→焼山登山口→三ヶ木バス停

 4時45分に起床。夜中に強風が吹き荒れていましたが、だいぶ収まってきたようです。
 1階の土間でお湯を沸かしてコーヒーを入れます。ちょっと外に出てみると、凄く寒いですが、星空が広がっています。
 発電機が動き出し、明かりが灯りました。6時に朝食です。おかずは質素ですが、お混ぜご飯。美味しく頂きました。
 荷物を整理して出発準備OK。2階の窓から日の出を待ちます。6時32分に陽が昇りました。
 まずは富士山を眺めて、6時55分に小屋を出発。今日は初めてのルート、蛭ヶ岳の標識に従って行きます。
 少し下ると、不動ノ峰が見えてきました。階段を下り尾根道を行きます。登山道には霜柱がいっぱいです。
 今日も朝から快晴で、筑波山が見えます。少しずつ登って行くと、不動ノ峰 休憩所。そして不動ノ峰です。
 西側が開けて、どかーんと 富士山。熊笹の登山道を行くと、蛭ヶ岳が見えてきました。
 角のような岩が2つある鬼ヶ岩を過ぎると、クサリのある岩場を、注意しながら下ります。
 そして登り返すと、蛭ヶ岳山荘があり、蛭ヶ岳に到着。丹沢最高峰の標識があり、神奈川県の最高峰です。8時25分。
 山頂は広くベンチがあり、良い眺めです。西側の すぐそこに見える頂きは、檜洞丸です。先ほど居た丹沢山は、逆光で眩しいです。
 ベンチで小休止して、ミカンを食べました。姫次の道標に従い、尾根道を行きます。長い階段を下って行くと、
 富士山が見えなくなってしまいました。ブナ林の中を行くようになり、地蔵平、原小屋平を過ぎて、姫次に到着。
 ベンチがあり振り返ると、富士山の眺めが素晴らしいです。逆コースで歩いてくると、ここで正面に富士山が見えるんですね。
 なお、姫次は東海自然歩道全コース中の最高地点だそうです。
 富士山、蛭ヶ岳、檜洞丸とも ここでお別れ。小休止して、丹沢主脈の尾根道を、緩い傾斜で下って行きます。
 青根への分岐がありましたが、ここが八丁坂ノ頭でしょうか? 再び青根への分岐を過ぎると、右下に小屋が見えてきました。
 尾根道を外れて、小屋に下って行くと、草原が広がっていてベンチが点在しています。小屋は草原を見渡せる所に建っています。
 ここは黍殻(きびがら)避難小屋。トイレは別棟にあります。10時30分。日当たりが良く、温かいです。ここで昼食にしました。
 乾燥野菜を入れてインスタントラーメンを作りました。
 35分ほど休んで出発。尾根道に戻ります。少し行くと、道標はありませんが、左上に向け目印のテープが続いています。
 黍殻山への道のようです。登って行きます。踏み跡は、はっきりしませんがテープが続いているので大丈夫でしょう。
 10分ほど登ると、無人雨量計が設置されていました。ここが黍殻山の山頂です。山頂標識は、ありませんでした。
 下って行きます。こちら側の登山道は、はっきりしていて歩きやすいです。短い痩せ尾根を通過して、尾根道に合流。
 ここには、黍殻山への道標がありました。緩い傾斜の尾根道を下って行きます。平丸分岐、鳥屋分岐を通過。
 鳥屋方面は通行止めになっていました。そして最後のピークの焼山に到着。石祠が3つ。1つは屋根が落ちていました。
 そして、鉄骨製の展望塔が建っています。少し奥に入ってみると、古い石碑と三角点がありました。
 ここからは急な下りになり、北側の道になり、薄暗くなりました。紅葉してる所を過ぎて、道標の西野々に向かって下ります。
 石畳の道をしばらく行くと、西野々・焼山登山口バス停の分岐。焼山登山口に向かいます。すぐに林道に出ました。
 車止めゲートを抜けて、黄葉の林道を行きます。山ノ神を過ぎて、集落が見えてきました。
 国道413号に合流して、右に少し行くと、諏訪神社。ここに焼山登山口バス停がありました。13時35分。
 三ヶ木行きのバスは平日6本。13時18分のバスが行ったばかり。次は16時23分と3時間以上ありません。
 初めから、三ヶ木まで歩く予定でいました。お昼を簡単に済ませば、間に合ったでしょうが、天気が良いので、ゆっくりしました。
 神社で荷物を整理、神社の裏に トイレがあるので、顔を洗ってさっぱり。登山靴を脱いで、スニーカーに履き替えました。
 14時に三ヶ木を目指して出発。15時15分に三ヶ木バスターミナルに到着しました。
 15時29分のバスで相模湖駅へ。相模湖16時21分の電車に乗車。高尾で乗り換えて帰宅。

 今日の天気も快晴。今日のコースは、平日だった事もあり、登山者は少なく、気持ちの良い、山歩きが出来ました。
 いずれ、逆コースを歩いてみたいですが、登山口までの交通の便が悪いので、どうでしょうか?
 2日間共、良い天気に恵まれました。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-154568.html

ランプの非常灯 朝食 日の出



まずは富士山(丹沢山より) 朝陽を浴びる、みやま山荘 蛭ヶ岳へ



右は、不動ノ峰 階段を下る 登山道に霜柱


不動ノ峰 休憩所 不動ノ峰より



宮ヶ瀬湖(左奥に筑波山) 鬼ヶ岩より クサリ場を下る



右の頂きが、蛭ヶ岳 蛭ヶ岳山荘 蛭ヶ岳山頂(1,672.7m)



蛭ヶ岳より(右は、檜洞丸) 姫次へ



左に、富士山の頭 ブナ林



地蔵平 原小屋平



姫次 姫次からの富士山 歩きやすい道



黍殻避難小屋のある園地 テープを目印に、左を登る 黍殻(きびがら)山(1,272.8m)



丹沢主脈に合流 宮ヶ瀬湖



焼山の祠(1,059.6m) 焼山の展望塔



 紅葉してます



石畳の道 右の、焼山登山口へ 林道



青野原の集落 諏訪神社



焼山登山口バス停 国道を行きます 三ヶ木バスターミナル