2010年12月4日 高鈴山、神峰山(茨城県日立市)
               たかすずやま、かみねやま

 
日立駅→助川山→金山の百体観音→高鈴山→神峰山→羽黒山→蛇塚→鞍掛山→かみね公園→日立駅

 先週に続き、靴の足慣らしの簡単ハイキングの第2段ですが、ちょっとロングコースに出掛けます。
 日立駅を出発して、昨年1月に行った高鈴山と、2006年11月に行った神峰山を通しで歩いて、また日立駅に戻ります。
 早い時間に日立駅に着きたいので、特急を利用します。前日に列車の混み具合を確認しようと「えきねっと」で指定席の空き具合を
 見ると、指定席の「トクだ値/乗車券つき」がありました。なんと、40%引き。すぐに予約してしまいました。

 上野7:00発の特急スーパーひたち3号に乗車。8時34分に日立駅に到着。快晴の青空が広がっています。
 駅前のバス停のベンチで靴の紐を締めて、8時45分に出発です。駅前から延びる平和通を行きます。
 ほとんど、人は歩いていません。交差点で歩道橋に上がって、前方に見える、これから歩く山並みを眺めます。
 国道6号に突き当たり、左に折れます。国道245号入口交差点を右折。2つ目の角を左に入ると、右にセブンイレブン。
 道なりに行くと、助川城址通りです。助川海防城跡190mの石柱を見て左へ。助川城跡入口を過ぎると、
 「高鈴ハイキングコース」の案内板で、右の坂道を登っていきます。快晴の空に旅客機が飛んでいます。
 振り返ると青い海が輝いています。砂利道に変わり、突き当たりを道標に従い左に折れます。
 民家の間のハイキングコースを行きます。左に日立市街と、太平洋、そして朝日が眩しいです。
 すぐに山乃神・大山祇神社があるので、安全祈願。 高鈴山山頂7.5kmの道標から山道に入っていきます。
 鉄塔を過ぎて、溝状にえぐられた歩きづらい道を抜けると、ロープウェイの小さなゴンドラが行きかっています。
 これは、石灰石運搬用の物です。そのロープウェイの下を通るのですが、安全のために、円筒管の中を通過します。
 ここからは整備された助川山市民の森です。道標に従い助川山に向かいます。どんぐりの森から急な斜面を登り、
 ススキを越えると助川山に到着。東屋があり、太平洋が広がり水平線を眺めます。
 そして振り返ると、これから向かう、高鈴山の観測塔、その右には、三角の神峰山が見えます。
 広い道をしばらく行くと、おむすび池です。ここからは細い山道です。落ち葉いっぱいで傾斜は緩く、歩きやすい道です。
 じきに 「金山百体観音」。石仏が並んでいます。ここを過ぎると、少し急な登りが現れます。
 傾斜が緩んでくると、道幅が広くなりました。林道の交差した所は、四辻。ここから高鈴山へは簡易舗装の道。
 向陽台からの道に合流して、高鈴山に到着。花の百名山ですが、この時期は何も咲いていません。
 山頂は北側の展望が開けていて、展望台があり、素晴らしい眺めです。11時30分、ここで昼食にしました。
 今日は、上野駅で買った駅弁です。
 12時ちょうどに出発。少し戻り、道標の向陽台を目指します。すっかり落葉した落ち葉の道を行きます。
 御岩神社分岐を過ぎると、道標があり、直進して下ると県道へ、右へ登る道が神峰山への道です。
 神峰山に向かいます。初めは少し急登。この辺りは本山トンネルの上を通っているようです。傾斜はすぐに緩みます。
 神峰山が右に迫ってきました。奥日立きららの里からの道、かみね公園への道と合流して登ってゆくと、神峰神社の拝殿、
 その裏には本殿があります。そして神峰山に到着。海が見える展望地で、大煙突が眼下に見えます。
 ベンチがあるので、小休止。缶コーヒーと御菓子で休憩です。20分ほどして出発。下っていきます。
 石尊山への分岐を過ぎて、登り返すと、羽黒山。三角点がありますが、ピークといった感じはありません。
 下ってゆくと、急に開けた所に出ました。すぐに石祠の置かれた、小木津公園・かみね公園の分岐です。
 この開けた所は、「森林伐採事業を実行しております」の張り紙があり、小木津公園への「ハイキング道の利用は控えるように」と
 書かれていて、ロープが張ってありました。こうして、登山道や、ハイキング道が無くなって行くのでしょうか。残念です。
 落ち葉の道を下っていきます。熊笹の道を過ぎると、蛇塚の説明書きがあり、その右に石碑。これが蛇塚のようですが、
 刻まれた文字は読み取れません。すぐに大煙突展望台への分岐。ススキに囲まれた道を少し登ると、大煙突が見えて
 その奥に高鈴山の観測塔が見えました。元の道に戻ります。少しぬかるんだ沢のような所を過ぎると、落ち葉いっぱいの
 気持ちの良い下り道。左に緑の金網のフェンスに沿った道を過ぎると、急な下り階段で車道を横切り、再び急な階段を登ります。
 この車道を通した為に、尾根道が削られて、こんな道になってしまったのです。
 ハイキングコースを行くと、「山頂はこちら」の道標。急な登りで、鞍掛山に到着。アンテナの林立する山頂です。
 海が見えて、高鈴山も見えました。山頂からハイキング道を行くと左下はゴルフ場。そして山道は終わり車道に出ました。
 左に行くと観覧車が見えて、この辺りは「かみねレジャーランド」。かみね公園に入り、展望台に上がります。
 日没間近。太平洋の水平線付近が、少しオレンジ色に染まっています。反対側には、高鈴山と神峰山も見えます。
 そして、陽が山並みに沈んで行きました。公園を抜けて、国道6号を行きます。平和通で左折。
 16時30分、日立駅に帰ってきました。トイレで汗を拭いて、Tシャツを着替えます。
 日立駅16時42分の水戸行きに乗車。水戸駅で駅弁を買って、水戸駅17時35分の上野行きに乗り帰宅。

 今日は、1日中快晴。午前中は、少し強い風が吹いていましたが、Tシャツ1枚で過ごせる陽気、
 ちょっとロングコースのハイキング。山道の途中でも、時々海が見えて、気持の良いハイキングでした。
 新しい靴は、今回も問題なし、もう大丈夫でしょう。

日立駅前 平和通り 左折して、国道6号


助川城址通り 助川城跡公園入口 高鈴ハイキングコースへ



イチョウと紅葉 海が見えてきました



大山祇神社(山乃神) 山道へ 円筒管を通過



助川山 市民の森へ 石灰石 運搬のロープウェイ



ススキを越えると 助川山(328.3m) 東屋の向こうに太平洋(助川山)



おむすび池



金山百体観音 紅葉してます



四辻 高鈴山の観測塔 奥が高鈴山山頂



高鈴山(623.3m) 神峰山へ



神峰神社 拝殿 神峰山(598.7m)



大煙突(神峰山より) かみね公園へ



羽黒山(490.8m) 森林伐採による展望地 かみね公園・小木津公園分岐



蛇塚 ススキの道を、大煙突展望台へ



大煙突展望台より



車道へ下る 車道を横切り、ハイキングコースへ 階段を登る



鞍掛山(247.6m) 高鈴山を遠望(鞍掛山より)



かみねレジャーランド脇の道 かみね公園展望台 太平洋を望む(展望台より)



中央に神峰山 駅へ 日立駅に帰ってきました