2008年11月22日 丹沢山、塔ノ岳、鍋割山(神奈川県清川村、秦野市)
たんざわやま、とうのだけ、なべわりやま
丹沢山→竜ヶ馬場→塔ノ岳→鍋割山→後沢乗越→栗ノ木洞→櫟(くぬぎ)山→寄(やどりぎ)バス停
4時40分起床。夜中に強風が吹いていましたが、収まっています。上空には星が輝いていて、今日も良い天気のようです。
小屋主さんは起きていますが、他の宿泊客はまだお休み中。1階の土間でお湯を沸かしてコーヒーを入れます。
東の空が明るくなりオレンジ色の染まってきました。他の方たちも起きてきて6時に朝食。おかずは質素ですが、お混ぜご飯。
美味しく頂きました。2階の窓から日の出を待ちます。6時22分に日の出です。富士山は朝日を浴びてオレンジ色に染まっています。
6時40分に小屋を出て、南に向かいます。少し下ると木道があり熊笹の気持の良い道。右側には富士山、愛鷹連峰。
前方が開けてくると相模湾が見えてきて朝陽が眩しいです。海の向こうには大島が見えます。ベンチがたくさんある竜ヶ馬場です。
小休止して、塔ノ岳に向かいます。突然目の前の道を、鹿が3頭横切って行きました。登山道が崩落したような場所を迂回して、
横木の階段を登り切ると、尊仏山荘の裏側に到着。7時50分に塔ノ岳に到着。この時間、誰も居なく山頂を一人じめ。
素晴らしい眺めです。ヤビツ峠からの表尾根、相模湾、箱根連山、愛鷹連峰、富士山、そして遠くに真っ白な南アルプス。
15分ほど眺めを楽しんで、鍋割山へ向かいます。少しずつ登ってくる人とすれ違うようになってきました。
金冷シで大倉への道を左に分けて、尾根道を行きます。軽い登り下りがありますが、気持の良い道です。
ニ俣への分岐を分けて、正面に富士山が見えてきて、鍋割山荘の赤い屋根が見えてきました。9時10分に鍋割山に到着。
鍋割山荘には、名物の鍋焼うどんの幟。食べてみたいですが、まだお昼には早すぎます。
10分ほど休憩して下山です。今日は3連休の初日、どんどん登ってくる人と、すれ違うようになってきました。
登山道はだんだんと紅葉した木々が現れてきて鮮やかです。どんどん下り、後沢乗越。左のニ俣からの道と合流。
ここを直進すると、鹿除けの柵に沿った道になり、急な登りが始まりました。まだ登りがあったとは、ちょっと疲れ気味です。
後沢乗越からは、人に会わなくなり静かな山歩きに変わりました。なんとか登り切り少し行くと、栗ノ木洞。左は大倉方面ですが、
ここも直進。杉林を抜けると、草原状の広場、くぬぎ山です。東側が開けていて、相模湾まで見通せます。絶好の休憩場所。
10時35分。ここで昼食にします。お湯を沸かして、久しぶりに野菜と溶き卵入りのインスタントラーメン。
寒い時期は、これが美味しいです。食後に西側の木の向こうに、富士山を見つけました。ここからも綺麗に見えました。
結構のんびりとして、11時30分に出発です。寄方面にしばらく行くと、杉林のジグザグの急な下りになりました。
30分ほどで、林道に飛び出しました。林道に出る手前に、寄方面は林道を横切り、すぐに山道に入るように書いてあったのですが、
林道の先の道標は、三廻部・土佐原と書いてあり、寄は書いてありません。地図では寄の手前で林道に出て右に行くはずなので、
山道には入らずに林道を歩きだしました。寄にそろそろ着いても良い時間なのですが林道は続いています。
ちょっと心配になってきましたが、まだ時間が早いので、そのまま歩きます。車止めのゲートがあり、その先でT字路に出ました。
下り方面へ向かいます。まだ安心はしていなかったのですが、寄という文字を見つけて、なんとかたどり着けるようです。
土地の人がいたので、バス停を聞くと、もうすぐだそうです。13時ちょうどに、寄バス停に到着しました。
帰宅後、確認したら、2つ目の林道を辿らなければいけなかったのに、最初の林道を歩きだしてしまったのでした。
結局30分ほど余計に歩いてしまいました。
寄13時35分のバスで新松田へ。JR御殿場線松田駅14時18分の電車で国府津へ。14時37分の東海道線に乗り換えて帰宅。
今日も1日快晴の良い天気。2日間共天気に恵まれて、良い山歩きが出来ました。山小屋宿泊は、平日に限りますね。
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