尾瀬  2012年11月1日、2日

11月2日  尾瀬沼東岸→沼尻→白砂峠→見晴→竜宮十字路→牛首分岐→山ノ鼻→鳩待峠

  4時30分起床。昨晩は時より突風が吹いていました。談話室に行き、ポットのお湯でコーヒーを淹れて、パンで朝食です。
  窓の外を見てびっくり。銀世界に変わっていました。部屋の窓は冬囲いしてるので、外の様子が分かりませんでした。
  明るくなるのを待って、5時55分に出発。細かい雪が降っていて、時々吹雪ます。この時間で、木道には10p程度の積雪があります。
  三本カラマツ、大江湿原とお別れです。木道には、兎と思われる足跡が付いています。長英新道分岐を過ぎて、浅湖湿原を抜けます。
  雪は降り続いているので、積雪が増えています。沼尻に出て、沼尻平の木道を一回り。尾瀬沼の対岸どころか、周りの景色は見えません。
  白砂湿原を通過して、岩ゴロ道を登り白砂峠を越えます。時々、強い風が吹いていますが、しばらくは樹林帯の道なので、影響はありません。
  とにかく真っ白。モノトーンの世界です。イヨドマリ沢、見晴新道分岐を過ぎて、8時53分に見晴に到着しました。
  ここで お腹が空いたので早い昼食にします。弥四郎小屋の軒先を借りて、インスタントの味噌ラーメンを作りました。温まり 美味しかったです。
  さぁ、尾瀬ヶ原に出ます。尾瀬ヶ原は遮る物がないので、突風が吹くと進めなくなります。また下田代の木道は、高架では無いので、雪で埋もれています。
  六兵衛掘を過ぎて、竜宮沼尻川橋を渡り、営業中の龍宮小屋へ。ここで今日 初めて人に会いました。カメラマンが数人、外の様子をうかがっています。
  コーヒーを飲みたかったのですが、外は突風で寒いので、お湯を沸かせません。龍宮小屋に入りコーヒーを注文。なんと500円、高〜い。
  再び、吹雪の中を進みます。龍宮小屋から竜宮の手前あたりまでの、木道の片側が除雪してありました。
  天気が回復してくれれば、ゆっくりしたいのですが、この吹雪では、ひたすら前進のみです。
  牛首山が 薄っすらと見えてきて、牛首分岐を過ぎて、上ノ大堀川橋を渡り、逆さ燧が映る大池塘。強風で、水面が波立っています。
  原の川上川橋を渡る時、一瞬だけ陽射しがありました。山ノ鼻湿原に入っても、至仏山は見えません。
  冬囲いした山の鼻小屋を通過。山の鼻ビジターセンターの温度計を見ると、−0.5℃。風がなければ寒くはありません。
  さぁ、下山です。積雪した木道を注意しながら慎重に登って行きます。12時58分に鳩待峠に到着。今年の尾瀬が終わりました。
  休憩所に入ると、中国人がいっぱい。尾瀬ヶ原に行く予定だったそうですが、この吹雪で中止。休憩してから帰るようでした。
  荷物を整理している間も、吹雪いています。13時40分の乗合バスに乗車。戸倉14時27分のバスで沼田駅へ。
  沼田16時09分の上越線に乗車。高崎駅17時26分の通勤快速に乗り換え、帰宅。

  天気は、吹雪。
  降雪は、嬉しかったのですが、下山前に回復してほしかったです。

  これで、今年の尾瀬は終了しました。昨年同様に春先に足を痛め、昨年より重症だったので、初尾瀬は7月になってからで、3ヶ月半で終わってしまいました。
  来年こそは、シーズンを通して、尾瀬通いができるよう、注意しながら山歩きを楽しみたいと思います。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-241418.html

長蔵小屋、また来年 尾瀬沼ビジターセンター 定番ポイントより


左の木道へ 大江川を渡る 長英新道分岐


浅湖湿原 沼尻(ナデッ窪分岐)



沼尻休憩所 沼尻平


白砂湿原 池塘(白砂湿原) 白砂峠への登り



白砂峠 イヨドマリ沢


見晴到着 振り返り、弥四郎小屋


尾瀬ヶ原へ 六兵衛掘 ウッドデッキ(下田代)


竜宮沼尻川橋 拠水林 龍宮小屋


竜宮十字路 池塘(竜宮十字路)


下ノ大堀 下ノ大堀川橋



牛首分岐 牛首山 大池塘



上田代 池塘(上田代)



原の川上川橋 山ノ鼻湿原 山ノ鼻



山ノ鼻(左は至仏山荘) 山の鼻を、後にします 山の川上川橋



階段を登ります



最後の階段 鳩待峠に到着