尾瀬 2010年10月16日
鳩待峠→山ノ鼻→牛首→竜宮→ヨッピ分岐→東電小屋→見晴→白砂峠→沼尻→(尾瀬沼北岸道)→尾瀬沼→三平下→大清水
2週連続で尾瀬行きです。まだ紅葉には間に合うはず。尾瀬ヶ原と尾瀬沼を見に行きます。天気予報は良い感じです。
今回は少し節約して、初めて往復共に関越尾瀬号を利用します。片道3,700円ですが、往復だと少し割り引かれ、7,000円で済みます。
新宿駅新南口へ。尾瀬号運行最後の週末で混んでるようで、2台で運行です。2号車に乗車。19人と空いています。
高坂SAを過ぎて、空いてる後方の席に移動しました。高坂SAでは、小雨が降っていました。
珍しく熟睡して、気が付いたら大清水。トイレに外に出たら、満天の星空。バスは戸倉に戻り、鳩待峠行きに乗り換えて、5時15分に鳩待峠に到着。
5時25分に出発です。まだ薄暗い登山道を下っていきます。雨上がりのようで、木道は濡れているので注意します。
至仏山の山肌は、鮮やかに紅葉しています。川上川を渡り、山ノ鼻へ。山ノ鼻ビジターセンターの温度計を見ると、1.5度。冷え込んでいるようです。
まずは山の鼻小屋に入り、コーヒーを注文して、手持ちのパンで朝食です。女将さんに今年最後の挨拶をしました。山の鼻小屋は、今日の宿泊で終了です。
ちょっと戻って、研究見本で周りの景色を眺めます。青空に、良い感じの雲が浮かんでいます。
尾瀬ヶ原に向かいます。木道がツルッツル、霜が降りたようです。歩幅を小さく、慎重に歩きます。
燧ヶ岳は、すっきり見えています。草紅葉は、真っ茶色になりました。原ノ川上橋を渡り、山ノ鼻から上田代へ。
アヤメ平方面に雲が広がっていて、朝日がぼんやり見えて、池塘に映っています。尾瀬ヶ原は少しずつ霧に覆われてきて、燧ヶ岳、至仏山が、消えそうです。
牛首山付近の池塘に、霧の中、うっすらと逆さ燧が映っています。上ノ大堀川橋を渡る頃から、少しずつ霧が晴れてきました。
牛首分岐を直進します。景鶴山が見えてきて、燧ヶ岳の霧も取れてきて見えるようになってきました。青空になってきて、日差しがあり暑くなってきました。
竜宮十字路で、上着を脱いでTシャツになります。周りの人は、ダウンを着ている人が多いようですが、どうせ汗をかくので、早めに脱いでおきます。
左に折れて、景鶴山を正面に見て歩きます。ヤマドリゼンマイは、黒ずんできてカリッカリ。霧は晴れて、すっきりとした晴天になりました。
ヨッピ橋を渡ります。今度は、燧ヶ岳が正面です。ヨシッ堀を行きます。左の山肌の紅葉が鮮やかです。東電小屋別館前から至仏山を眺めます。
東電小屋を過ぎて、紅葉の中の木道を行きます。鮮やかです。東電尾瀬橋手前の、左の山肌も綺麗です。東電尾瀬橋から只見川を眺めます。
赤田代方面の分岐を見晴に向かいます。木道架け替え工事は、この分岐近くまで進んでいました。少し下る木道は痛んでいたので、安心して下れました。
見晴へまっすぐ伸びた新しい木道は、気持が良いです。無風で、少し暑いぐらいです。9時20分に見晴に到着。弥四郎小屋前のベンチは片づけられていました。
今日も桧枝岐小屋に入ります。少しお腹がすいたので、ラーメンを食べました。ご主人(ひげくまさん)と少しお話。桧枝岐小屋は24日の宿泊までだそうです。
ここからはスパッツを着けて、9時50分に尾瀬沼に向けて出発。木道は落ち葉が一杯。イヨドマリ沢から紅葉鮮やかな段小屋坂を行きます。
白砂峠の標識は相変わらずです。岩ゴロを下ると白砂湿原。ベンチで小休止。ここも木道工事中でした。沼尻側のベンチは無くなり、小さなウッドデッキになりました。
沼尻平の木道を一回り。沼尻休憩所は、営業終了で冬囲い。今年もブルーシートに包まれました。尾瀬沼畔の木道を行きます。
尾瀬沼越しに至仏山の山頂が見えます。浅湖湿原で、元長蔵小屋が見えてきました。長英新道と合流して、大江湿原の見渡せる高台に到着。
三本カラマツが少し黄色くなり始めました。長蔵小屋裏の定番ポイントで燧ヶ岳、大江湿原を眺めます。無料休憩所は営業終了です。
ベンチで小休止して、少しゴロ寝。桟橋で尾瀬沼、皿伏山、そして釜っ堀から景鶴山を眺めて、三平下へ。尾瀬沼休憩所は営業していました。
さぁ、下山です。木道を上り三平峠を越えます。三平見晴に出ると、紅葉が鮮やか。山肌も綺麗です。ここからは紅葉真っ盛りの中を下っていきます。
日光白根山の頭が見えて山道終了。三平橋を渡り一ノ瀬休憩所で、スパッツを外します。14時ちょうどに大清水に下山完了。
汗を拭き、Tシャツを着替えて、荷物を整理。物見小屋に入り、お腹がすいたので、軽く食事。
15時発の関越尾瀬号に乗車。沼田までの一般道で少し渋滞。関越道でも渋滞があり、新宿19時40分に到着。
今日の天気は、尾瀬ヶ原に出てから少しの間霧に包まれましたが、すぐに霧は晴れて、晴れの良い天気。日中の気温は高めでした。
紅葉真っ盛りの尾瀬を満喫できた、尾瀬の1日でした。いよいよ、尾瀬は晩秋。そして冬へと向かいます。
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