尾瀬 2010年7月17日
鳩待峠→山ノ鼻→牛首→ヨッピ分岐→竜宮十字路→見晴→白砂峠→沼尻→大江湿原→三平下→三平峠→一ノ瀬→大清水
この三連休、梅雨明け前で、関東北部は不安定な天気が続いていますが、尾瀬はニッコウキスゲの季節。来週では見頃を過ぎてしまうので、出掛ける事にしました。
夜行バスを利用します。集合場所の新宿都庁駐車場は、混んでいます。また、いつもの事ですが、この場所は暑くて、汗ダクになります。
22時30分に発車。小型バスだったので、乗り換えなしで鳩待峠に向かいます。
5時15分に鳩待峠に到着。明け方まで雨が降っていたようですが、今は快晴です。次から次への車が上がって来るので、鳩待峠は混雑してます。
すぐに準備をして、5時20分に入山です。濡れた道、木道を注意しながら、下って行きます。途中で見える至仏山は快晴です。
5時55分に山ノ鼻に到着。至仏山荘前のベンチは、まだ閑散としています。
まずは朝食。山の鼻小屋に入り、コーヒーを注文、牛乳も買って、持ってきたパンを食べます。
研究見本園を一回りします。これから至仏山に登る人もいるようです。この陽射しの中を登るのは、暑そうですね。私には無理です。
ニッコウキスゲが、ぽつんぽつんと咲いています。ノアザミ、ミヤマキンポウゲ、クガイソウ などが咲いています。カキツバタは群生していました。
尾瀬ヶ原に向かいます。快晴で、正面の朝日が眩しいです。燧ヶ岳の上空には、雲が少し浮かんでいます。
逆さ燧のポイントでは、池塘が鏡のように澄んでいて、綺麗に燧ヶ岳が映っています。牛首分岐を左に行きます。
池塘には、ヒツジグサがびっしりです。だんだんとニッコウキスゲが増えてきましたが、それほど群生していません。下ノ大堀辺りは、群生してるように見えます。
木道脇には、キンコウカが咲き始めています。ヨッピ分岐のベンチは、20人ほどが休んでいます。右に折れて、竜宮へ向かいます。
青々とした、ヤマドリゼンマイが群生してます。竜宮十字路を左に折れて、下田代へ向かいます。ウッドデッキで一休み。座って、ぼーっと眺めます。
陽射しが強くて、暑いのですが、時々吹く風は、爽やかです。15分ほど休んで、出発です。ニッコウキスゲが、ぽつんぽつん。ワタスゲの果穂が、少し残っています。
9時10分に見晴に到着。桧枝岐小屋に入り、早めの昼食にします。カレーライスとコーヒーを注文。前回利用したコーヒー無料券は、100円割引券に変わってました。
小屋主さんに聞いたら、無料は厳しかったようでした。食後に、キャンプ場に行ってみると、簡易トイレが、男子用3基、兼用が2基が増設されていました。
9時35分に尾瀬沼に向かいます。白砂峠を越えて白砂湿原に着くと、ワタスゲの果穂、チングルマの果穂がいっぱいでした。ベンチで小休止。
沼尻に着いて、沼尻平の木道を一回り。ヒツジグサが開花していて、木道脇には、ワタスゲの果穂がいっぱい。上空には、もこもこ雲が、広がってきました。
浅湖湿原もワタスゲの果穂の群生が見られました。11時45分に大江湿原手前の高台に到着。大江湿原が少しだけ、黄色く見えます。
昨年ほどの群生ではありませんが、まだ時期が早いのか、今年はこの程度なのかは、分かりません。
長蔵小屋の前には、ヒメサユリが咲いています。元長蔵小屋前のベンチで休憩。ヤマオダマキが咲いていました。この頃から、ゴロゴロと雷が鳴り出しました。
三平下のベンチは、誰も居ません。暑いので、みんな尾瀬沼休憩所で休んでいます。
天気が心配なので、ザックのサイドポケットに、ザックカバーと傘を差し込みました。13時20分に下山開始です。
しばらくすると、雨がポツポツと落ちてきました。少し強くなった頃に、三平峠に到着。ザックカバーを付けて傘を差します。すると、豪雨になりました。
峠を下ります。すぐに小降りになり、岩清水辺りで、すっかり上がり、あっという間に陽射しが戻ってきました。
一ノ瀬休憩所で最後の休憩。カキ氷を食べます。冷たくて頭が痛くなるので、食べるのに時間が掛かります。15時10分に大清水に到着。下山完了です。
今日は、明日に備えて、初めて大清水に宿泊します。宿は大清水小屋。宿泊客は私1人でした。今時、大清水に宿泊する人なんて居ないですよねぇ。
早速、お風呂で汗を流します。家庭用の小さな風呂でしたが、さっぱりしました。
夕方になり、路線バスの最終便が行き、ツアーバス、そして関越尾瀬号も行ってしまいました。残ったのは自家用車だけ。
こんな雰囲気の大清水は、初体験。不思議な感覚でした。夕食が終わり、雨が降り出しました。19時30分に就寝。
今日の天気は、晴れのち曇り。一時雨。
ニッコウキスゲは、今回歩いたルートでは、大した群生は見られませんでしたが、下ノ大堀辺りでは、群生していたかもしれません。
大江湿原は、一部群生が見られましたが、昨年ほどではありませんでした。
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