尾瀬 2009年7月20日
鳩待峠→山ノ鼻→三叉→竜宮→見晴→沼尻→大江湿原→三平下→三平峠→大清水
ニッコウキスゲが見頃を迎えているはずです。 予定では、18日に尾瀬ヶ原を一回りしてから冨士見小屋に1泊、19日に白尾山、皿伏山を経由して
尾瀬沼、大江湿原散策でしたが、天気予報が良くないので急遽キャンセル。20日は、回復する予報だったので、夜行日帰りとなりました。
今回も6月と同じ、旅行会社の夜行バスを利用します。19日22時30分に新宿駅西口都庁大型バス駐車場を出発。3時45分頃に戸倉に到着。
明るくなり始めた空は晴れていて三日月が輝いています。もう1つの旅行会社のバスと関越尾瀬号も到着して、3台のマイクロバスに分乗して4時40分頃に出発、
5時3分前に津奈木ゲートに到着。乗合タクシーとマイクロバスが並んでいます。5時に開門し一斉にスタート。5時15分に鳩待峠に到着。
戸倉は晴れていたのに、鳩待峠は雲が広がってしまいました。人があふれているので、すぐに出発します。
明け方頃までは、雨が降っていたようで、木道が濡れているので、慎重に下りながら、どんどんと追い抜いて行きます。
途中に見える至仏山は、完全に雲に隠れています。5時50分に山ノ鼻に到着。ビジターセンター前の天場にはテントが15張りくらい、ありました。
山の鼻小屋に入り、コーヒーを注文し牛乳を買います。持ってきたパンで朝食です。
6時20分に尾瀬ヶ原に向かいます。燧ヶ岳は雲に隠れていますが、至仏山の上空は、少しずつ雲が切れてきて、青空が見えてきました。
木道を脇に、キンコウカが咲き始めています。牛首を直進すると、ワレモコウを発見。下の大堀に近づくと、黄色い帯が見えてきました。
水芭蕉時期のポイントで、ニッコウキスゲの群生を眺めます。景鶴山の山頂は、雲に隠れています。竜宮小屋前の木道脇にニッコウキスゲが咲いています。
上田代を行く頃には、燧ヶ岳上空の雲が無くなってきました。至仏山上空は、晴れてきました。8時に見晴に到着。弥四郎清水を飲んで、すぐに出発。
今回もまた白砂峠越えです。樹木の間から見える空は、青空に変わりました。白砂峠を越えて、白砂湿原に出ると、気持ちの良い天気になりました。
沼尻平には、チングルマの花穂。燧ヶ岳も晴れました。沼尻休憩所裏のトイレ付近にニッコウキスゲが群生していました。
浅湖湿原を過ぎて、大江湿原を見渡せる高台に近づくと、黄色い帯が見えてきました。大江湿原に出ました。
昨年が、あまりにも不作だったので、一面のニッコウキスゲが見事です。木道を沼山峠方面へ少し歩きます。ニッコウキスゲの中に一輪コオニユリを発見。
ヤナギランの丘で眺めます。ヤナギランの蕾が膨らんでいました。さらに少しだけ、沼山峠方向へ歩いてから戻り、長蔵小屋無料休憩所で、昼食にしました。
三平下へ向かいます。展望テラスで燧ヶ岳を眺めます。この付近のニッコウキスゲも良く咲いています。三平下のベンチは賑わっています。
上空にはヘリが旋回していて、うるさいです。11時25分、下山開始です。5月の残雪以来の三平峠を越えます。三平見晴で四郎岳を眺めます。
青い空に、良い感じの雲が浮かんでいます。十二曲りを一気に下り、岩清水を飲んで、さらに下り、山道が終わり、一ノ瀬休憩所で、トマトとラムネで一休み。
大清水14時08分のバスに乗る予定でしたが、急げば1本前に間に合いそう。急ぎます。奥鬼怒林道と合流すると、自転車が2台走ってきました。
夫婦淵から奥鬼怒林道を走ってきたそうです。12時48分、大清水に下山完了。12時55分のバスで沼田へ。沼田15時13分の特急水上4号で帰宅。
天気は尾瀬ヶ原では、曇りのち晴れ。尾瀬沼に着く頃には、良い天気になりました。
今回、尾瀬ヶ原では、牛首を直進したので、下の大堀の群生を見ただけです。ヨッピ橋方向に行けば、もっと群生が見られたと思います。
大江湿原は、全面とはいきませんでしたが、久しぶりの群生は、見事でした。
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