帝釈山、田代山 2009年6月19日、20日
6月20日 檜枝岐→馬坂峠→帝釈山→田代山→小田代→猿倉登山口
5時起床。昨日は夜行だったので、朝まで熟睡でした。6時に朝食を頂き、お昼のお弁当を受け取り、6時45分に目の前の燧の湯駐車場で待ちます。
10分前になっても、誰も居なくシャトルバスも到着しません。昨年は10分前には、全員そろったので出発していました。ちょっと不安?
すると、檜枝岐村役場の車が来て、今年から集合場所が変わり、下の駐車場になったとの事。乗せて頂き、下の燧の湯の駐車場へ。
会津バスの小さな車が2台。私が乗ると、すぐに出発しました。帰ってから確認すると、しっかりと燧の湯(下)駐車場と書いてありました。
7時35分に馬坂峠に到着。駐車場は満車状態です。天気が良く、栃木側には、日光連山が見えます。帝釈山登山口で、「オサバ草」ビンバッチを頂いて
7時40分に出発。いきなり階段が始まり、オサバ草の群落です。時々木道が敷かれています。木の根の露出した登山道を登り、岩ゴロ道を行くと、
後方に山並みが見えるようになってきました。8時40分に帝釈山に到着。雲が広がりつつあり大気が霞んでいて、あまり展望が利きません。
それでも、うっすらと燧ヶ岳、会津駒ヶ岳を確認できました。20分ほど休憩して、田代山へ向かいます。田代山へ続く縦走路が確認できます。
少し行くと、アズマシャクナゲが咲いています。始めは急な下りですが、すぐに傾斜は緩んできます。
縦走路は、ぬかるんだ所があり、丸太の木道が敷かれています。登りになると、オサバ草の群落があり、田代山避難小屋に着きました。10時15分。
木道を行くと、田代山山頂湿原に出ました。ちょっと雲が広がっています。湿原を一回りする木道は、反時計周りの一方通行です。
チングルマ、イワカガミ、ヒメシャクナゲ、ワタスゲと尾瀬と同じ花々が咲いています。途中には、一面が白く見えるチングルマの群落が凄いです。
猿倉登山口側の末端から、弘法沼、そして田代山山頂標識の立つ所まで行き、木賊温泉側の木道に少し入り、ここで昼食にしました。
会津駒ヶ岳は、かすかに見える程度です。食後にお湯を沸かしてコーヒーを飲みます。時間は、たっぷりあるので、もう1周する事にしました。
田代山山頂標識〜猿倉登山口側の木道末端の間は、木道が2本敷かれているので、人の流れが少ないときに、猿倉側の末端に行き、ここにザックを置いて
ゆっくりと、もう1周しました。約2時間、山頂湿原で過ごして、12時25分に下山開始です。
15分ほど下ると小田代。チングルマ、イワカガミが咲いてます。ここで最後の時間調整、30分ほど休憩です。
どんどん、山道を下っていきます。ベニサラサドウダン、ギンリョウソウを発見。沢の音が近づいてきて、13時55分に猿倉登山口に下山完了。
ここの駐車場には、シャトルバスは居ません。少し林道を歩いて、トイレのある駐車場へ。田代山シャトルバスが停車していました。これで帰れます。
汗を拭いて、Tシャツを着替えて荷物を整理します。14時40分に出発。乗客は4人でした。15時20分に松戸原の舘岩村観光案内所に到着。
会津バスの到着を待ちます。15時57分のバスが5分ほど遅れてきました。待合所は、沼山峠方向にあります。手を挙げて運転手さんに合図。
バスが目の前を通過して、なかなか止まりません。あれれっ!? そのまま走り去ってしまいました。みんな唖然!
観光案内所に飛び込み事情を話すと、すぐに車を出してくれました。たまに、このようなことがあるそうです。
路線バスはこの先、2か所の集落を通るので、国道から脇道に入り追いつけるそうです。熨斗戸の集落で、脇道を走る会津バスを発見。
国道に合流する所で、無事バスに乗ることが出来ました。一時はどうなる事かと、とんだハプニングでした。観光案内所の方に感謝です。
会津高原尾瀬口17時08分の区間快速に乗車。鬼怒川温泉18時26分発の特急きぬ138号に乗り帰宅。
朝は、快晴の天気でしたが、山に入ってからは、雲が広がってしまいました。でも雨に降られることは無く、田代山湿原でのんびり出来ました。
ただ、今回の山行中は、虫が非常に多く、終始まとわりついていて、いやになりました。
檜枝岐村の帝釈山シャトルバスは、500円値上がりして、片道2,000円になりました。
南会津町の田代山シャトルバスは、1往復しかありませんが、片道500円と格安。だだ、前もって乗車券を購入しておく必要があります。
行きに利用する場合は、出発地の舘岩村観光案内所で買えますが、帰りに利用する場合は、振り込みで郵送してもらえるようでした。
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