尾瀬  2008年8月6日〜8日

8月6日  大清水→三平峠→三平下→長蔵小屋

  夜行バスで尾瀬入り予定でしたが、天気が不安定で荒れそうな予報、予約してあった関越尾瀬号を急遽キャンセル。朝、水上1号で行くことにしました。
  7時に上野駅に到着。乗車券と自由席特急券を買って改札を入りました。すると構内放送。特急水上1号・草津1号は、吾妻線で豪雨のため、運休します。
  えっ〜、なんてこったぁ。すぐに、みどりの窓口に並びます。特急券を払い戻して、高崎までの新幹線の自由席特急券を買います。
  ただ、渋川から先は現在、電車は動いてなく、運転は未定との事。上野7時38分発の高崎行き新幹線たにがわ471号に乗車。
  高崎到着時の車内放送で、特急水上1号への乗り換えを告げています。あれっ、途中から運転されたのかと思い、新幹線の改札を出て在来線へ。
  駅員がいたので 「水上1号、動いているのですか?」と聞くと、「運休です。普通の水上行きが、すぐ発車しますよ」
  なぁーだ、新幹線の乗務員は水上の運休を知らなかったんだ。だったら新幹線で上毛高原に行った方が良かったなぁーって、ぶつぶつ言いながら水上行きに乗車。
  まだ、運行が混乱してるようで、すぐには発車しません。動いたものの、途中で停車するような気がしましたが、なんとか順調に走り、9時45分に沼田駅に到着。
  9時57分の大清水行きに乗れました。戸倉の鳩待峠行バス連絡所で、他の客は全て降車。私1人が大清水へ、11時40分に到着。
  もこもこした雲が出ていますが、晴れています。もしかして朝から晴れていたのかなぁ? 大清水休憩所の食堂は営業してなかったので、物見小屋でお昼です。
  12時05分に、大清水登山口を出発。昨夜から、いろいろありましたが、尾瀬入山です。日差しが強く、直射日光の当たる場所は、暑く汗が噴き出します。
  一之瀬休憩所で小休止。上空には、もこもこ雲が出ていて、雲が広がってきました。一之瀬橋を渡り、山道に入ります。
  まだ時々日差しがあります。十二曲り手前のベンチで、ザックカバーを付けます。十二曲りを登りだすと、ポツポツ雨が落ちてきました。
  三平見晴に出ると、黒い雲が広がっていて、雨が少し強くなってきました。風は無いので、雨具は着ずに傘をさします。
  雨に濡れた木道を注意しながら歩き、三平峠を越えて下っていきます。尾瀬沼が見えてきて、三平下に到着。14時10分。三平下のベンチは誰もいません。
  ビューポイントの燧ヶ岳は、雲がかかり山頂は見えません。釜っ堀湿原には、ノアザミ、コオニユリ。長蔵小屋裏には、ヤナギランが咲き始めました。
  14時50分に長蔵小屋に到着。今年やっと2度目。2階の29番、個室でした。
  雨が少し降っているので、傘をさして散歩に出ます。コバキボウシ、ノアザミ、コオニユリ、ワレモコウなど。ニッコウキスゲは、実になりました。
  コオニユリは鮮やかです。ヤナギランの丘のヤナギランも咲き始めました。入山カウンターの所に、最後?のニッコウキスゲが咲いていました。
  大江湿原は、ほとんど人が居なく静かです。小屋に戻る頃には、雨は上がりました。
  今日の宿泊は15人程度。空いています。食後に尾瀬沼へ。少しだけオレンジ色になりました。19時30分に就寝。

  本当は、夜行で入山して、アヤメ平、富士見峠、白尾山、皿伏山、大清水平、尾瀬沼でしたが、このルートは天気の良い日に歩きたいので、今回は中止。
  天気は、晴れのち、雨。明日の晴れを願って、早めに休みました。

大清水到着 出発!(大清水登山口) 日差しが強く、暑い


一ノ瀬休憩所 一ノ瀬橋 もこもこ雲


山道へ 階段を登ります


十二曲り前のベンチ 三平見晴 黒い雲が広がりました(三平見晴)


濡れた木道を行く 三平峠 少し青空が


尾瀬沼が見えてきました 三平下のベンチは、誰もいません 釜っ堀湿原


大江湿原(定番ポイント) 燧ヶ岳は、雲に覆われました ヤナギラン(長蔵小屋裏)


長蔵小屋到着 コオニユリ


ヤナギラン(ヤナギランの丘) 最後のニッコウキズゲ 三本カラマツ



コバギボウシ ワレモコウ 精一杯の夕焼け(尾瀬沼)