尾瀬  2008年7月25日、26日

7月26日  山ノ鼻→至仏山→小至仏山→オヤマ沢→鳩待峠

  3時15分起床。外を見ると雨は降って無く、月がうっすらと見えます。手持ちのパンで簡単な朝食を済ませます。
  4時ちょうどに出発です。ヘッドランプを点けて、真っ暗な研究見本園を通過。登山口には登山カードを記入するように書かれていますが、用紙入れはカラッポ。
  階段を登り始めます。森林限界の標識辺りでヘッドランプを消灯。4時45分に最初のベンチに到着。小休止。さらに階段は続き、雨に濡れた滑りやすい蛇紋岩が
  現われてきました。ちょうど5時ころ、振り返ると燧ヶ岳のシルエットが見えて、周辺がオレンジ色に染まってきました。雲が出ているので、雲の隙間から日の出です。
  尾瀬ヶ原は霧に包まれて見えません。アヤメ平が見えて、その奥に日光の山々。山頂方向を見ると、青空が広がっています。
  中間点を過ぎて、さらに階段を登って行きます。一瞬ですが霧が薄くなり尾瀬ヶ原を見る事が出来ました。
  高天ヶ原辺りからは、霧に包まれて展望が利かなくなり、小雨が降り出しました。6時40分、至仏山山頂に到着。霧に包まれていて何も見えません。
  なんとか雨は降っていないので、ベンチに座り、お弁当のおにぎりを1個かじりました。
  食べ終わった頃に、山頂の霧が晴れてきて、西側が見えてきました。眼下にはならまた湖を確認。南西方向に、上州武尊山。東側は、全く見えません。
  7時15分に下山開始。山頂では1人でした。もしかして本日の登頂第1号かなぁ?
  西側に面した稜線を歩くようになると、突風が吹いています。下山開始から20分ほどで、初めての人とすれ違い、だんだんと多くなってきました。
  7時45分に小至仏山を通過。あとは下るだけですが、濡れた階段、木道、蛇紋岩に注意しながら下ります。登ってくる人が多くなってきたので、時々通過待ちします。
  晴れていればベンチで休憩ですが通過。オヤマ沢田代は、真っ白で何も見えません。笠ヶ岳の分岐に来ました。
  予定では、笠ヶ岳に登り、湯の小屋温泉に下山するつもりでしたが、この天気では無理。このまま鳩待峠に下山します。
  オヤマ沢の標識を過ぎて、どんどん下ります。9時10分に下山完了。鳩待峠は、これから入山する人が多く、賑わっていました。
  9時25分の乗り合いタクシーで戸倉へ。戸倉10時12分のバスで沼田へ。沼田駅前の蕎麦屋で昼食を摂り、13時02分の普通電車で高崎へ。
  高崎から上野行きに乗り換えて、帰宅。

  天気は、曇り時々雨。至仏山の途中では青空が出て、期待したので、結局ガスが広がってしまいました。
  それでも、悪いながらも、なんとか綺麗な朝日を見ることができたので、良かったです。笠ヶ岳は残念でしたが、またの機会に登りたいと思います。

夜が明けてきました 急な階段を登る 最初のベンチ


青空が広がってきました 滑りやすい蛇紋岩 日の出間近


日の出


燧ヶ岳と日の出 山頂、青空で待っててくれ 中間点通過


朝日に赤く染まる蛇紋岩 燧ヶ岳のシルエット


階段が続きます


霧に包まれた尾瀬ヶ原 日光方面の山々 少し尾瀬ヶ原が見えてきました


高天ヶ原 至仏山山頂(2,228.1m)


一瞬、霧が晴れました 陽が差した、山頂


下山開始 小至仏山(2,162m) 階段を下る



チングルマ 笠ヶ岳分岐 真っ白な、オヤマ沢田代



オヤマ沢



下山完了 混み合う、鳩待峠