尾瀬 2007年10月21日〜22日
10月22日 長蔵小屋→三平下→沼尻→見晴→昼場→富士見峠→アヤメ平→富士見下→戸倉
4時30分起床。外を見ると星が輝いていて良い天気になりそうです。談話室に行き、ポットに沸いているお湯で、コーヒーを入れます。
うっすらと明るくなってきたので外に出ます。すっごく冷えています。霜が降りていて木道は白くなっていて滑るので注意して歩きます。
大江湿原は霜で真っ白。尾瀬沼は白く煙っています。燧ケ岳の山頂に陽が当たり出しました。小屋に戻り6時30分に朝食です。
7時に出発。まずは三平下へ。尾瀬沼山荘、尾瀬沼休憩所は終了。2週間前に工事中だった尾瀬沼山荘の足場が片付けられてヘリで運び出す準備ができていました。
ベンチは霜で真っ白。まだ誰もいません。南岸道を行きます。昨年秋に外された木道は1年間そのままでした。大清水平への分岐の道標は冬支度。
棒だけになっていました。尾瀬沼畔にも紅葉してる木々があります。浅湖湿原、小沼の陽が当たらない所は、霜で真っ白です。
沼尻休憩所、公衆トイレは終了です。今日はここまで、まだ誰にも会いません。小休止して白砂湿原。静かです。
白砂湿原を過ぎて、峠の登りに来た所で、今日初めての人がこちらに向かってきました。その後、見晴に着くまで、多くの人たちとすれ違いました。
白砂峠を越えるのは、久しぶりです。段小屋坂の紅葉も、まずまずです。イヨドマリ沢、そして燧ケ岳への見晴新道分岐を過ぎて、見晴に到着。9時20分。
第二長蔵小屋は、冬囲いの最中。見晴地区では唯一桧枝岐小屋が営業中。(27日宿泊まで)
尾瀬ヶ原に出ると快晴で、至仏山、景鶴山がくっきり見えます。人はほとんど居ません。ヘリコプターが東電尾瀬橋付近に飛んでいきました。
今日は、尾瀬ヶ原は歩きません。弥四郎清水を飲んで、コーヒースポットの階段で一休み。小屋前のベンチは片付けられています。
見晴キャンプ場を通り、八木沢新道に入ります。見晴沼尻川橋、八木沢橋を渡ります。落ち葉いっぱいの紅葉の中を行きます。
上ばかり見て歩いていると、ぬかるんだ所が時々あり、足を取られます。上りになってくると昼場に到着。燧ケ岳が良く見えます。昼場の道標も冬支度。
高度が上がるにつれて、陽が当たりだし歩いていると暑いです。十二曲がりのジグザグを登りきると、富士見峠に出ました。
林道を少し行き、冨士見小屋に到着。小屋は南に面していて晴れているので、ポカポカ陽気で暖かく6人ほどのグループが昼食タイム。
冨士見小屋の営業は終了していましたが小屋閉め中。窓から中を覗くと小屋主さんが見えました。気がついてくれて窓を開けて頂けたので、ご挨拶ができました。
こんな暖かな日の小屋閉めは初めてと、おっしゃっていました。11時30分。昼食にします。小屋の前でお湯を沸かしカップラーメンを食べました。
食後に空身でアヤメ平に向かいます。富士見田代の池の水面には青空が映っています。アヤメ平は風が無く、青空には秋らしい刷毛でなぞったような雲が。
至仏山、燧ケ岳が雄大です。日光の山並みもはっきり見えます。冨士見小屋に戻り、12時20分に下山開始。富士見下14時のバスに間に合いそうです。
水場で顔を洗い冷たい水を飲んで、林道を下っていきます。始めのうちは黄色い木が多かったのですが、だんだんと赤く紅葉した木が増えてきて田代原辺りまでは
紅葉真っ盛り、見事です。車止めゲートを過ぎて、公衆トイレ下のバス停の場所に到着。13時40分。あれれっ! バス停がありません。
バスは終わってしまったのでしょうか?関越交通に電話して聞こうと思いましたが、携帯電話は圏外。とりあえず、すぐに車道を歩き始めました。
最悪歩いても1時間で戸倉に着けます。バスが走っていれば、そろそろ富士見下へ登って来るはずですが、14時を過ぎても来ません。
戸倉スキー場に来ました。バス停があったので、見てみると21日までの運行。昨日で終わっていました。なんてこったぁ。14時35分に戸倉に到着。
今回の尾瀬は2日前に予定していましたが、天気が良くないので2日後ろにずらしたのです。その時に富士見下のバスを確認し忘れたのでした。
15時17分のバスで沼田へ。沼田16時55分の特急水上6号に乗り帰宅。
今日は1日中良い天気の快晴。
紅葉の尾瀬の山歩きは、良い天気に恵まれ、満足できる山行でした。今シーズンの尾瀬行きは、残り1回となりました。
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