会津駒ケ岳  2007年10月5日〜8日

10月6日  駒ノ小屋→会津駒ケ岳→中門岳→駒ノ小屋→大津岐峠→電発避難小屋→七入

  4時30分に起床。お湯を沸かして朝食の準備。レトルトのシチュー、パン、紅茶です。食事中に他の方たちも起きてきました。
  東の方を見ると、オレンジ色に染まってきています。5時5分に外に出ます。かなり冷え込んでいるようですが、私は大丈夫です。
  ベンチと駒ノ大池付近で日の出を待ちます。5時37分に日の出を迎えました。すぐに陽が昇りきり、駒ノ小屋がオレンジ色に輝きました。
  ザックを駒ノ小屋に預けて6時20分に山頂に向かいます。今朝は霜が降りていて木道が滑るので注意して歩きます。
  登って行くと、日光と尾瀬の山々が見えてきました。6時40分に会津駒ケ岳山頂に立ちました。中門岳へ向かいますが、霜の木道の下りは怖いです。
  草紅葉の中に木道が続いています。木々の紅葉は、まだ先のようですが、黄色い葉っぱは少し見られます。
  遠くの山々は雲海が広がっていて海に浮かぶ島のように見えます。氷を張った小さな池塘もあります。中門大池を過ぎて、木道末端の池塘で小休止。
  駒ノ小屋に戻ります。帰りは木道の霜が解けていて安心して歩けました。燧ケ岳の右の裾野を見ると草紅葉の尾瀬ヶ原を確認できました。
  8時25分に戻ってくると、ベンチには今日登って来た人たちが休んでいました。この頃から、上空には雲が広がってきました。
  管理人さんに挨拶をして、8時45分に小屋を出ます。トイレ小屋の脇を通り、急な下りを少し行くと、これから歩く富士見林道の稜線が見えてきて、
  その先には燧ケ岳がどっしりと構えています。小ピーク付近は岩場で小さなハシゴは2つ架かっています。慎重に通過します。
  左前方には特徴のある日光白根山が見えます。9時55分に大きな道標が建つ大津岐峠に到着。キリンテから登って来られて方が休憩していました。
  私も小休止。燧ヶ岳、至仏山、笠ヶ岳が良く見えます。これから向かう電発避難小屋が送電線鉄塔の直下に確認できます。
  さぁ、大杉林道に入ります。多少登山道が荒れてきます。左後方に大津岐峠を見ながら下っていきます。時々樹林を通過。この辺りにも時々木道がありますが、
  古くて苔が生えていて滑りやすいので注意しないと危ないです。小湿原を通過し少し登って行くと七入5.5Kmの道標があり、送電線鉄塔の先に電発避難小屋。
  11時20分。ここで昼食。カップラーメンを食べます。休んでいる間に雲が切れてきて青空が広がってきました。
  丁度12時に下山開始。七入に向かい送電線巡視道を下ります。その名の通り送電線に沿って道は続いています。
  時々、狭い所があり慎重になる所もありました。下山から1時間ほどで燧ケ岳が見えてきましたが七入からは、双耳峰には見えません。
  真下が見渡せる見晴らしの良い所に出て、ジグザクの登山道を下って行くと、国道に飛び出し無事に下山完了。
  この下ってきた道は、尾瀬の地図では登山道の表記は無いのですが、降り立った所には、会津駒ケ岳七入登山口の標識が立っていました。13時55分。
  国道を少し下ると七入橋。右の道に入り14時5分に七入山荘に到着。チェックインと思ったら、15時にならないと入れないそうです。
  15時まで時間をつぶして、初めて七入山荘に宿泊。早速お風呂に入り、2日分の汗を流しさっぱりしました。

  今日の天気は、日の出頃は晴れていて、しばらくしてから曇り、12時頃からはまた晴れてきました。
  電発避難小屋からの送電線巡視道は、不安がありましたが、問題なく歩くことができました。

駒ノ大池と朝焼け 日光の山並み 日の出


霜で白くなった木道 中央に駒ノ小屋、右に燧ケ岳 会津駒ケ岳山頂(2,132.4m)


中門岳へ続く木道 池塘と燧ケ岳


中門大池 澄みきった池塘


黄葉 木道末端の池塘 燧ケ岳(きれいな双耳峰)


戻ります 駒ノ小屋に帰ってきました 富士見林道に向かいます


紅葉 岩場のハシゴ ナナカマド


気持ちの良い道を行く


大津岐峠 左から、燧ケ岳、至仏山、笠ヶ岳 大杉林道へ


小湿原 七入5.5Km 電発避難小屋


送電線鉄塔(電発避難小屋そば) 大津岐峠を振り返る ここから下ります



最初の鉄塔を通過 青い実 ヤマハハコ?



下ってきた鉄塔を見上げる 七入から見る燧ケ岳 七入に向かい下る



七入登山口に下山 七入橋手前 七入山荘