尾瀬  2004年 9月19日

  下田代十字路→段吉新道→燧裏林道→御池→沼山峠→抱返ノ滝→七入

  4時10分起床。まだ真っ暗。小屋の前のベンチでコーヒーを沸かして目を覚ます。部屋に戻って布団をたたみザックを詰め出発準備完了。
  5時頃から尾瀬ヶ原を散策。5時50分朝食。6時5分に出発。温泉小屋を通り段吉新道を進みます。ここからは木道1本の静かな道です。
  ブナ林の森を行くと突然、立派な吊り橋の裏燧橋が現れます。橋を渡ったところでコーヒー休憩。天神田代を過ぎた当たりから雨が落ちてきました。
  木陰でザックカバーを取付け、雨具の上着だけを着ました。一時強くなりましたが、1時間ほどで雨は上がりました。9時30分に御池到着。
  ちっと早めの昼食を摂るつもりで山の駅「御池」に入ったら食堂は10時にならないと利用出来ません。10時まで、ぼーっとして時間をつぶして
  昼食を済ませる。今日は交通規制日だったのでシャトルバスがじゃんじゃん出ていたので、10時40分発に乗り11時に沼山峠に到着。
  いよいよ、8月に通行止めで断念した七入までの沼田街道を歩きます。沼山峠休憩所の左から沼田街道に入ります。いきなり森の中になります。
  20分ほどで沢の音が大きくなり抱返の滝の道標があり左に少し入り、やっと抱返の滝に出合う事が出来ました。落差は少ないですが、水の流れが
  繊細で、な〜んかさわやかな滝でした。これからは道行沢に掛かる五番橋から一番橋を順番に渡りながら、どんどん下りて行きます。
  赤法華橋を渡り10分ほどで目の前が開けて送電線の鉄塔が現れました。硫黄沢橋を渡りきると車の走れる林道に出ました。右に進むと七入山荘。
  13時10分に七入駐車場に到着。会津高原までの路線バスは2時間ほど先のはずなので、荷物を整理して会津バスの乗車券販売所に入って、
  念のためバスの時間を聞くと、臨時のバスが出ているようで、少し前に御池を出たので、補助席で良ければ乗車可能との事。即乗車をお願いして
  無線でバスに連絡を入れてもらいました。七入橋でバスの到着を待ち13時50分に乗車し14時50分に会津高原駅に到着。
  路線バスだと1時間30分近く掛かるのに1時間で到着しました。なんと14時55分に快速浅草行がありすぐ乗車。予定より2時間早く帰宅できました。

  天気は、上田代付近から1時間程度、雨に降られましたが、その後は、晴れ。
  初めて沼山峠から七入へ。そして抱返の滝に会えました。この道は尾瀬では数少ない自然道で、大変静かで気持ちの良い山歩きが出来ました。


朝焼け オレンジ色に染まった雲


鮮やか


段吉新道 裏燧橋


ガスに包まれた上田代 御池到着


山の駅 御池(雨上がり) いよいよ沼田街道で七入へ


抱返の滝 標識 抱返の滝


道行沢橋五番橋 途中の道標


道行沢橋一番橋 ブナ林の道


赤法華沢橋 道標 送電線の鉄塔


硫黄沢橋 最後の林道(すぐ前方に七入山荘)