尾瀬  2003年 7月8、9、10日

7月 8日  大清水→三平下→長蔵小屋
  上野7時20分発の新特急水上1号で沼田へ。9時35分発の関越交通バスで大清水へ。(尾瀬への客は12人ほどで大清水へは3人だけ)
  梅雨真ただ中であり天気はあきらめていました。JR車中では曇り空、大清水行きの車中では途中雨が降ることがありました
  車中で昼食を済ませ大清水を11時30分に出発、この頃から薄日が差してきました。一ノ瀬休憩所までは、相変わらずの砂利の林道
  この道が長く感じられて、いつもいやになります。一ノ瀬休憩所からは、いよいよ登りです。以前とは違い木道が整備されて楽になりました。
  13時50分に三平下に到着。早速休憩しコーヒーを沸かし一息いれます。いつの間にか天気はすっかり回復してました。
  14時50分には長蔵小屋に到着。部屋は24号室(1階の乾燥室の前)に3人でした。

7月 9日  長蔵小屋→小淵沢田代→三平下→沼尻→下田代十字路→竜宮十字路→ヨッピ橋→東電小屋
  4時15分起床、外を見るとなんかいい感じの天気。まずは元長蔵小屋前のベンチでコーヒーを一杯。そして大江湿原を散策。天気は晴れ。
  小屋の朝食を済ませ、6時35分に出発。沼山方面に向かい小淵沢田代分岐から登りになります。分岐から40分ほどで小淵沢田代に到着。
  以前来た時は雨でしたが、今回は好天。誰も人がいなく大変静かでした。(しばらくしてから1人登ってきました)
  再び長蔵小屋まで下山。途中に展望台が有ったのですが、大した展望が望めず期待はずれ。尾瀬沼南岸を通り沼尻休憩所、白砂峠。
  段小屋坂の終わりのあたりで、木道の交換作業が行われていました。角材8本幅の立派な物です。見晴到着12時10分、昼食をとりました。
  13時見晴出発。この頃から雲が出始めました。竜宮小屋を覗くと冷えたトマトが100円、とても美味しかったです。ヨッピに向かっていると
  ポツリポツリを雨が落ちてきました。ザックカバーを取り付け、ちょっと急ぎで東電小屋に到着です。14時25分。1階の至仏山に2人で相部屋。


7月10日  東電小屋→温泉小屋→段吉新道→燧裏林道→御池
  4時20分起床。昨日の午後からの雨は上がっていて、悪くはない感じ。無料休憩所前でコーヒーを一杯。
  ヨッピ橋を渡り中田代付近まで散策。尾瀬ヶ原には誰もいません。オコジョでもいないかなぁ〜、なんて思っていた時、ガサガサッと音がしたので
  見ると真っ黒で耳がピンと立った60cmくらいの、まっ!まっ!間違いなく『熊』だ。どうしようとか考える前に熊は反対側の草の中へ走って消えた。
  朝食後、6時30分に出発。天気は曇り。東電尾瀬橋を渡り温泉小屋へ。予定では平滑ノ滝、三条ノ滝でしたが予定変更し下山する事にしました。
  段吉新道を通り、燧裏林道、途中に裏燧橋、天神田代。上田代のベンチで最後の休憩。そして10時25分に御池到着。
  御池休憩所で昼食をとり、11時50分発の会津バスで会津高原へ(乗客は2人だけ)13時45分発の野岩鉄道で新藤原、そして東武鉄道で東京へ。

大清水行き関越交通バス 沼田街道の林道


ここからジグザグの登山道 三平峠手前


三平下


ヤナギランの丘から長蔵小屋方面を望む 大江湿原


長蔵小屋 1階24号室(ベッドが8個、中心は共有スペース)お気に入りの部屋


談話室のストーブには火が入っている 平野家の墓所


朝霧にけむる燧ヶ岳 朝霧の大江湿原


長蔵小屋の朝食 沼山方面へ向かい小淵沢田代分岐へ


小淵沢田代 小淵沢田代(鬼怒沼方面の山々)


小淵沢田代(右にわずかに燧ヶ岳が見える) 尾瀬沼と燧ヶ岳


白砂湿原 段小屋坂の木道工事最前線(白砂峠側)


木道工事立て札(見晴側)ここから始まり最前線まで工事中 下田代十字路の山小屋群


環境省見晴休憩所(雨の時など役立ちそうです) 下田代からの燧ヶ岳


龍宮小屋(冷えたトマトが美味しかった) ウラジロヨウラク


中田代 東電小屋


早朝の尾瀬ヶ原 池塘に映る燧ヶ岳


東電小屋の朝食 東電尾瀬橋


裏燧橋 上田代


会津高原・田島行き会津バス 新藤原行き野岩鉄道