2017年12月22日 浜石岳、薩った峠 (静岡県庵原郡由比町、清水市)
                  はまいしだけ、さったとうげ

 
但沼バス停→のろし台跡→浜石岳→立花池→薩った峠→興津駅

 6年半振りに、浜石岳に向かいます。山頂から綺麗な富士山を眺めたいです。
 東京駅6時33分発の東海道新幹線こだま631号に乗車。三島で在来線に乗り換えて興津駅に8時13分に到着。
 駅のベンチで出発準備をしておきます。興津駅前から8時32分の、しずてつジャストライン但沼車庫前行きに乗車。
 但沼バス停で降りるのですが、国道から左の道に入り停車。2006年に来た時も このバス停で降りたのですが、
 その時は国道沿いにバス停がありました。
 8時56分に出発。国道に戻り北に向かいます。右カーブが終わり左カーブになると、右の道の入り口に 「身延路」の
 標識があり入って行きます。少し行くと、「阿津羅沢(あつらざわ)コース」の道標があり右の道へ。
 橋を渡り、緩い傾斜の林道を上がって行きます。開けた所に出て、梅林を抜けると、阿津羅沢登山コースの案内板があります。
 この辺りは、みかん畑。一登りすると、番古からの道に合流して、尾根道に乗りました。
 一瞬だけ西側の展望が開けて山並みが見えました。初めは急な登りです。要所に道標があるので安心です。
 樹林の中の登山道で展望はありません。傾斜が緩やかになると、休憩小屋の残骸。屋根だけが確認できました。
 ここで振り返ると、樹間から駿河湾が見えました。森の中を行き、ピークらしき所に、「のろし台跡」と「のろし台跡記」の石碑。
 小休止して、少し下り、シダの森を通過。しばらくして初めて富士山が見えました。
 陽当たりの良い道を下り、薄暗い倒木の多い森を抜けて登って行くと、林道に飛び出しました。
 林道を行くと、山頂近くの電波塔が見えています。浜石岳頂上への道標があり、横木の階段から登山道を登って行きます。
 先ほど見えた電波塔脇を抜けると、また林道に出ました。ここからの富士山、愛鷹山魂の眺めが凄いです。
 ここまで車が入れます。一登りで、浜石岳山頂に到着。11時14分。カヤトの気持ちの良い山頂です。
 富士山、愛鷹山魂、箱根の山、伊豆半島、眼下には駿河湾。北側には真っ白な南アルプス。
 山頂には、テーブルとベンチが一基あり、空いていてので ここで昼食にしました。
 今日は、乾燥野菜 と 溶き卵を入れたインスタント塩ラーメン と おにぎり。食後に みかん、そしてコーヒーです。
 45分ほど休んで出発。薩った峠に向かいます。少し下ると、青少年野外活動センター分岐、そして但沼分岐と続きます。
 展望所と書かれていたので、ちょっと寄り道。送電線鉄塔下に出て、富士山と愛鷹山魂が見えました。
 樹林の尾根道を下って行きます。分岐があり、薩った峠への尾根道を外れて、立花池に向かって行きます。
 樹林を抜けると、西側が開けて山並みが見えました。分岐があり右へ下ると立花方面。立花池は左です。
 立花池は澄んで鏡のようになっていて、樹木や空が水面に映っていました。池の畔で小休止。
 前回歩いた道とは、違う道を歩いてしまい、少し遠回りになりましたが、薩った峠への尾根道に戻りました。
 送電線鉄塔に沿った、樹木が伐採された道を下って行きます。承元寺分岐を通過。
 竹林を抜けて下ると、舗装道路に出ました。ここから富士山、駿河湾が見えます。
 ここからは陽当たりが良く、暑くなるのでTシャツ1枚でOKです。この舗装道路を横切り、山道に戻りました。
 みかん畑の中を下って行き、簡易舗装道路に出て山道は終わりました。左に海を眺めながら下って行きます。
 駐車場が見えてきて、「薩った峠山之神遺跡」のある、薩った峠。ここから先は遊歩道が整備されています。
 遊歩道に入ってすぐに、みかんの無人販売所。1袋100円を2袋買いました。
 途中に展望台があり、歌川広重の浮世絵 「東海道五十三次の由比」を描いたポイントです。今日は綺麗に見えています。
 遊歩道にはスイセンが咲いていて見頃です。陽当たりの良いベンチがあったので、お団子を食べて小休止。
 東屋を過ぎて、薩った峠の碑。ここから山道を下り、横木の階段から墓地を抜けると、御手洗、休憩処。
 ここでTシャツを着替えて、荷物を整理。興津駅に向かい、坂道を下って行きます。下り切ると十字路。
 過去2度は左に折れのですが、JR興津駅への道標は右を指しているので、初めて道標通りに歩いてみる事にしました。
 これが とんでもない遠回り。十字路を左に折れた道と、興津川を渡る橋の袂で合流したのですが、
 左に折れると、500m程。右への道では、1.5km程あり、3倍も長い距離でした。15時32分に興津駅に到着。
 興津駅15時39分の電車に乗車。熱海駅で16時46分発の高崎線直通電車に乗り換えて帰宅。

 今日の天気は、ほぼ快晴。浜石岳山頂は、カヤトの台地になっていて、南東方面に海が広がり、気持ちのが良いです。
 いつも富士山は東側から眺めていますが、西側からは雪が少ないように見えました。

※「ヤマレコ」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1340338.html

但沼バス停から、国道52号線を行く 国道から、この道(身延路)へ 「阿津羅沢」の道標で、この道へ



沢沿いの坂道 農園に入ります 阿津羅沢コース案内板



みかん畑の道へ 尾根に乗りました 展望地にて


紅葉が残ってました のろし台跡



シダの森 初めて富士山が見えました 倒木が多いです



林道に飛び出しました ここから再び山道へ 頂上まで400m



電波塔脇を通過 浜石岳山頂(707m) 綺麗な富士山(浜石岳)



山頂のテーブルとベンチ 駿河湾、奥に伊豆半島(浜石岳) 北側の山並み(奥に南アルプス)



浜石岳山頂(中央に方位盤) もう一度、山頂標識と富士山 右奥に愛鷹山魂、右手前は大丸山



駿河湾の海岸線 下山開始(薩った峠方面へ)



但沼・薩った峠分岐 右の立花池に向かいます



西側が開けました 立花池 薩った峠への尾根道に戻りました



送電線鉄塔に沿って下ります 竹林を通過 舗装道路を横切ります



富士山と愛鷹山魂 ここに降りてきました 左に駿河湾が広がります



薩った峠山之神遺跡 薩った峠より(広重の構図) 薩った峠より(広重の構図)



遊歩道 スイセンが見頃 このベンチで休憩



下って、墓地を通過 御手洗、休憩処 道標に従い、右の道へ



住宅地を通過 興津川を渡る JR興津駅