2011年12月31日 大山(神奈川県伊勢原市)
                 おおやま

 
日向薬師バス停→登山口→(九十九曲)→見晴台→大山→浅間山→高取山→
                                     念仏山→善波峠→吾妻山→鶴巻温泉駅

 今年最後の「軽登山・ハイキング」は、大山にしました。2007年も大晦日に出掛けました。
 でも大山は、大晦日と言えども、そこそこ混んでいそうなので、マイナールートを選択しました。

 東京メトロ半蔵門線、千代田線、小田急線と乗り継いで、7時28分に伊勢原駅に到着。
 北口のバス乗り場へ。7時37分発の日向薬師行きに乗車。ハイカーは私1人だけです。7時55分に日向薬師バス停に到着。
 8時ちょうどに出発します。車道を日向薬師とは反対方向の、日向ふれあい学習センター方面に向かいます。緩い上り坂です。
 すぐに鳥居があり、白髭神社。拝殿は草葺屋根の立派な造りでした。さらに行くと綺麗な三重塔が見えてきました。
 無常山浄発願寺です。石雲寺を過ぎて、梅ヶ尾橋を渡ると傾斜が増してきました。「名勝日向渓谷」の石柱を過ぎて、
 登山口に着きました。九十九曲ハイキングコースと書いてあります。沢を渡り、日向ふれあい学習センターの裏から
 杉林の山道を登って行きます。すぐに舗装道路を横切り、ジグザグに高度を上げていきます。
 見晴台1.4kmの標識を過ぎた辺りから、岩混じりの道になってきました。大山3.0kmの標識に着くと、
 赤い衣をまとったお地蔵さんが立っていました。ここで尾根に乗ったようで、傾斜の無い歩きやすい、広い道になりました。
 左側の展望が開け、相模湾が見えて、海の向こうに大島も確認できました。
 横木の階段状の登りになりました。左下に阿夫利神社の下社が見えます。さらに登って行くと、東屋の建つ見晴台に到着。
 テーブルとベンチが たくさん並んでいます。ここで初めて大山の姿を確認しました。小休止して、すぐに出発。
 岩混じりの、少し険しい道になってきました。横木の階段になり、段差が大きく暑くなってきたので、上着を脱いでTシャツになります。
 大山の肩から少し下り、最後の登りになりました。下を見ると、先ほどの見晴台の東屋とテーブルが見えています。
 そして山頂直下のベンチへ。ここにトイレがあり、東側の展望が開けています。
 一登りで、奥の院と休憩舎の建つ、大山山頂に到着。10時32分。休憩舎の前で昼食にします。
 今日も乾燥野菜と溶き卵を入れたインスタントラーメンです。休んでいると寒くなるので、上着を羽織ります。
 11時10分に出発。頂上本社下の山頂茶屋は営業していました。鳥居をくぐり、小石混じりの道を下って行きます。
 登って来る人が たくさんいます。ヤビツ峠への道を分けて下社方面に向かいます。
 見晴台で、薄っすらと富士山が見えました。岩ゴロの歩き辛い道を下って行きます。分岐を下社蓑毛方面へ。
 次の分岐で下社への道を分けて、蓑毛方面に向かいます。ここから先は、人が居なくなりました。そして女人禁制の石碑。
 古い石仏を過ぎて蓑毛分岐。杉林を下って行くと、2つ目の蓑毛分岐。道標に、蓑毛越と書かれていました。
 電波塔脇を通過。この電波塔の建っている場所が、浅間山のようです。ここからの道標は、弘法山に向かっていきます。
 一瞬、右側の展望が開けたので、立ち止って見てみると、なんと富士山が はっきり見えていました。
 少し道幅が広くなり、林道のような道になりました。電波塔を通過して、舗装道路を横切り、再び山道へ。
 また電波塔を通過。軽い登り下りがありますが、歩きやすい道です。
 送電線の下を通過して下って行くと、前方に高取山が見えてきました。舗装道路を横断して、不動越の道標。
 高取山への登りになりました。傾斜が緩み、少し行くと高取山。三角点とベンチがあり、NHKの電波塔が建っています。
 小休止して下って行き、聖峰への分岐を見送ります。柵に沿った道になり、下りから登りになり、ぱっと開けて、念仏山に到着。
 ベンチがあり、南面が開けていて良い眺めです。念仏山の由来の説明書きがあり、お地蔵さんが居ました。
 少し休んで、下って行きます。前方に鉄塔が見えてくると、鉄塔付近に野生のサルを数匹発見。
 近づいて行くと、逃げてしまいました。そして、獣対策用の柵を通過。道標には、「野菊と信仰の道」と書いてありました。
 落ち葉の道を行くと、切通しのよな所に、古い石仏があり、矢倉沢往還の説明書き。この辺りが、善波峠のようです。
 弘法山からの道と合流して、落ち葉いっぱいの歩きやすい道です。「関東ふれあいの道」の石柱の所で、矢倉沢道への道を分けます。
 そして、吾妻神社の石碑と東屋の建つ、吾妻山。ここにスイセンが数輪咲いていました。
 最後の小休止をして、下山です。最後の分岐を鶴巻温泉方面に下って行きます。民家の脇を抜けると、車道に出ました。
 目の前の東名高速道路の下をくぐり、15時48分に小田急線 鶴巻温泉駅に到着しました。
 鶴巻温泉駅15時52分の急行新宿行きに乗り帰宅。

 今日の天気は、曇り 時々 晴れ。気温は、それほど低くは無く、山頂直下の登りでは、暑かったです。
 下山で利用した南尾根は、ほとんど人に会わない静かな冬枯れの尾根道でした。 そして、最後に富士山が見えて良かったです。
 これで今年の「軽登山・ハイキング」は終わり。今年は、尾瀬入山直前の4月末に、鷹ノ巣山からの下山で、足首を捻挫してしまい、
 しばらく我慢の日が続き、尾瀬入山が遅れました。 来年は、怪我の無いように、一歩一歩 注意しながら歩きたいと思います。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-159241.html

日向薬師バス停を出発 車道歩き 立派な三重塔(無常山浄発願寺)



「名勝日向渓谷」石柱 登山口 沢を渡る



林道を横切り、山道へ 九十九曲



赤い衣をまとった、お地蔵さん 歩きやすい尾根道 奥に相模湾



東屋と大山(見晴台) ベンチと大山(見晴台)



見晴台からの眺め 岩混じりの道 急な階段



山頂直下のトイレ付近からの眺め 大山山頂(1,251.7m) 大山山頂奥の院



大山頂上本社(1,247m) 頂上本社前からの眺め 頂上本社を、後にします



表参道を下ります 下社方面へ(ヤビツ峠分岐) 薄っすら富士山(富士見台)



蓑毛方面へ



女人禁制の碑 古い石仏 蓑毛越



浅間山に建つ電波塔 富士山が、はっきり見えました



NTT中継所 送電線下を通過



高取山が迫ってきました 舗装道路を横断 不動越



高取山への登り 高取山(556m) 高取山からの眺め



NHKの電波塔(高取山) 聖峰への分岐



落ち葉の道 念仏山(357m)



お地蔵さん(念仏山) 念仏山からの眺め 送電線鉄塔下を通過



獣対策用の柵を通過 「野菊と信仰の道」標識 矢倉沢往還(善波峠)



吾妻山 スイセンが咲いていました(吾妻山)



下山です 東名高速の下を、くぐります 小田急線 鶴巻温泉駅