2011年6月20日 面白山、三沢山(山形県山形市)
おもしろやま、みさわやま
面白山高原駅→長左衛門道分岐→長命水→三沢山→面白山→長左衛門平→面白山高原駅
ちょっと遠出。山形県の面白山へ。駅から歩ける山なので行きたかったのですが、運賃が高いので躊躇してました。
ひょんな事から、JR東日本パスの存在を知り、これを逃してはならないと、急遽出掛けました。
JR東日本パスは、1日に限りJR東日本全線、特急、新幹線の乗り降り自由。2回までなら指定席も利用できて、1万円です。
今回は通常運賃の、半分以下で済みました。 なお利用日は、6月は20日で終了。7月は9日〜18日です。
東京駅6時12分発の東北新幹線やまびこ251号に乗車。ずーっと曇り空でしたが福島を過ぎた頃から晴れてきました。
仙台駅で8時48分発の仙山線 快速 山形行きに乗り換えて、9時39分に面白山高原駅に到着。山間の小さな無人駅です。
階段を上がると綺麗な公衆トイレがあり、面白山高原周辺案内図がありました。
さぁ、出発! 跨線橋を渡ると、すぐに右側に登山口があります。(北)面白山登山口(かもしかコース)と書いてあります。
沢を少し登ると、右に折れて山道に入り、新緑の尾根道の登りになりました。展望は無く、結構 急勾配の登りです。
時々、ツツジが咲いています。樹間に面白山と思われる、山が見えました。樹林帯なので陽射しは無いのですが、
気温が高く蒸し暑いので、汗が噴き出します。やっと道標が見えてきて、長左衛門道に突き当たりました。小休止します。
少し右に、面白山山頂への分岐がありますが、長左衛門道を左へ進みます。
ほぼ平坦な山腹道で、ツツジ、タニウツギが咲いています。そして延命水に到着。冷たい水が出ているので、顔を洗って、
タオルを絞って、首に巻きます。ここは分岐になっていて、そのまま進むと天童高原ですが、右に折れて登って行きます。
ここからまた急な登りになりました。少し陽が当たるようになり暑いですが、一歩一歩登って行きます。
ピークに着くと、三沢山でした。11時55分。多少雲が広がっていますが、まずまずの眺めです。
ここで昼食、東京駅で買った駅弁を食べました。休んでいると、それほど暑くはありません。
12時30分に出発。目の前に面白山が迫っています。三沢山から少し下ってから、登って行きます。
あと500mの標識を過ぎて、鈴なりのサラサドウダンが たくさん咲いています。足元にはゴゼンタチバナの群生です。
そして、稜線に出ると山頂は、すぐそこです。13時13分に面白山に到着。土むき出しの小広場です。
面白山大権現の石碑が建っています。山頂からは、ぐるりと大展望ですが、山名が全く分かりません。
この山頂には、虫が いっぱいで うるさいです。三沢山で昼食にして良かったです。ここでは食事はできません。
20分ほどして出発。南へ縦走路を行きます。すぐに分岐。右は登りで通った、長左衛門分岐から面白山高原駅への道。
左の道へ、正面に南面白山、その左に大東岳を見ていきます。結構、高度感のある、縦走路です。
登り着いたピークは、中面白山。山頂標識はありませんでした。少し下って振り返ると、面白山からの縦走路が見えます。
下りになりました。登山道には、ツツジ、タニウツギ、サラサドウダン、などが楽しめます。
草原に降り立つと、長左衛門平。小休止します。ここで縦走路を離れて右の道に入ります。
すぐに分岐で、直進は長左衛門道。左へ下ります。沢沿いの道になり、緑濃い森の中を行きます。
時々、石伝いに沢を渡ります。権現様峠分岐を見送り、しっかりした橋を2つ渡ると、今度は小さな吊橋を渡ります。
紅葉川渓谷に入り、登山道は高い所を行きます。対岸に滝が見えました。眼下に駅のホームが見えてきて、
スキー場のリフトの下を通り、下って行くと、駅前のトイレの前に下山しました。16時20分。
トイレで汗を拭いて、Tシャツを着替えて、電車の到着を待ちました。
面白山高原駅17時02分の電車で仙台駅へ。新幹線の指定券を取ります。JR東日本パスなので、新たな出費はありません。
仙台駅で、お土産と夕飯の駅弁を買って、仙台始発のMaxやまびこ46号に乗り帰宅。
天気は、晴れ 時々 曇り。 気温は高く、蒸し暑く、ヘロヘロ 直前でした。
面白山からの縦走路は、高度感があり、気持ちの良い山歩きができました。
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