2010年5月8日 御正体山(山梨県都留市)
みしょうたいさん
道坂隧道バス停→ガンギ沢ノ頭→岩下ノ丸→白井平分岐→御正体山→峰宮跡→三輪神社→沢田橋バス停
天気予報が良かったので、以前から行きたかった御正体山へ出掛けます。綺麗な富士山も眺めてみたいです。
東京駅中央線のホームに行くと、予定の電車が止まっていますが、発車時刻が表示されていません。
すると放送があり、人身事故があり、発車時刻未定との事。都留市駅8時10分発のバスに乗る予定ですが、もう間に合いません。
東京駅6時07分発車予定でしたが、6時25分になんとか発車。特快の列車種別は、普通の快速に変わってしまいました。
動き出しましたが、様子を見ながらの運行です。都留市駅からの次のバスは1時間後の9時10分ですが、
もしかしたら、これにも乗れるかどうか微妙です。この後のバスはありません。車内で中央線沿線の他の山をいろいろ考えました。
7時45分に高尾駅に到着。隣のホームに行くと、高尾始発の河口湖行きが、まだ停車していて乗ることが出来ました。
予定時刻を少し遅れて発車。順調に動いてくれれば、9時10分のバスに間に合います。車窓から雲一つ無い富士山が見えました。
8時55分に都留市駅到着。快晴で青空が広がっています。陽射しが強く、早くも気温は高く暑いです。
駅前9時10分のバスに乗車。9時40分に道坂隧道バス停に到着。
すぐに出発です。トンネル左から登山道に入ります。新緑が瑞々しいです。ひと汗かいた頃に尾根に出ました。
左は今倉山へ。御正体山は右の尾根道を行きます。杉林を少し登ると、三角点のある1228m峰。ガンギ沢ノ頭の標識がありました。
ここからしばらくは、明るく歩きやすい尾根道。進行左側が開けていて、眼下に道志村、そして道志・丹沢の山並が広がっています。
だんだんと目の前にピークが迫ったきました。少しの登りが終わると、三角点の埋まる岩下ノ丸(ケンカ沢ノ頭)。小休止します。
下って行き、軽い登り下りを繰り返します。この頃から、だんだんと雲が広がってきて、山並が霞んできました。
「注意」の張り紙のある岩場を通過。右前方に三ツ峠。右後方には、二十六夜山・今倉山の山並が見えます。
左から登山道が合流、白井平分岐です。左の登山道は、道志からの道です。
ここからは、今までとは違い、急な登りが続きます。八合目、九合目と合目石がありました。
傾斜が緩んでくると、バイケイソウの群落。12時05分に御正体山に到着。御正体大権現の祠があります。
山頂からの展望はありませんが、広場になっていて、一組だけ綺麗なテーブルとベンチがありました。
10人ほどのグループが居ましたが、このテーブルとベンチは空いていたので、ここに座って昼食にしました。
今日は、レトルトのカレーライス。保冷バッグに冷たい物とサラダを持ってきました。
山頂は、すっかりガスってしまい、休んでいると少し寒いので、一枚羽織ります。
1時間ゆっくりして、13時05分に下山開始。細野方面に下って行きます。少し下り、岩場をトラバースすると、峰宮跡。
古びた石灯籠と真新しい石祠がありました。そのすぐ先で分岐。左は鹿留(池ノ平)へ。右は細野(三輪神社)への道。
鹿留方向にベンチがありました。ここは富士山の展望地だそうですが、ガスに覆われていて、山並がかすかに見えるだけでした。
ここからは、所々にロープが張られた急な下りです。突然開けて、雲が多いながらも、山並が広がりました。
ここは、林道工事の最前線。林道の延長工事を行っているようでした。ここからは林道歩き、どんどん下って行きます。
帰ってから分かったのですが、すぐにまた登山道に入れたようでした。仏ヶ沢という所で、登山道の標識。
ここまで、登山道を下れたようでした。林道沿いには真新しい堰堤が連なっています。車止めゲートを過ぎて林道を行くと
三輪神社に下山完了。14時45分。車道に出る直前に水量豊富な湧水があり、顔を洗って汗を拭いて、Tシャツを着替えました。
御正体からの湧水だそうで、地元の方が、ポリタンク持参で汲んでいました。
バス到着まで、30分ほどあるので、車道をしばらく歩きました。そろそろバスの時間なので、沢田橋バス停でバスを待ちます。
15時26分にバスに乗り、都留市駅に帰ってきました。駅で少し時間調整をして、16時17分のホリデー快速河口湖2号に乗り帰宅。
今日の天気は、午前中は晴れ、お昼近くから雲が広がってしまいました。
道坂隧道登山口から白井平分岐までの尾根道は、気持ち良く歩ける道でした。
中央線のトラブルで、どうなる事かと思いましたが、なんとか予定通りの山行が出来ました。
ただ、こんな近くで富士山が見えないとは、がっかりでした。予定の1時間前のバスに乗れたら、見る事が出来たかもね。
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