2009年1月11日 鐘撞堂山、陣見山(埼玉県大里郡寄居町、秩父郡長瀞町)
                かねつきどうやま、じんみやま

 
桜沢駅→八幡山→鐘撞堂山→羅漢山→陣見山登山口→虎ヶ丘城址→陣見山→秋山十二天社→児玉駅

 この3連休はお天気マークが並んでましたが、昨日は強風が吹いていたので、今日出かける事にしました。
 上野7時38分発の高崎線に乗車。途中車窓から真っ白な富士山が見えました。熊谷で8時51分発の秩父鉄道に乗り換え。
 9時18分に桜沢駅に到着。下車したのは私1人だけ。ホームから改札を出ると、通路が陸橋につながっています。
 階段を下りて、信号を左に行きます。JR八高線の踏切を渡ると、「鐘撞堂山・八幡山」への道標があり、歩道橋を渡り少しで
 右に鳥居、八幡大神社です。社殿の右が登山口。いきなり急登で、頂上まで300m。傾斜が緩み小ピークにベンチがあります。
 少し下り、次のピークが八幡山山頂。ここにもベンチがありました。結構良い眺め、北側に赤城山、その右には日光の山並み。
 緩い登り下りを繰り返しながら、気持の良い尾根道を行きます。道標には「南尾根コース」と書いてあります。
 小ピークで鐘撞堂山の展望台が見えました。急な木段が始まりましたが、すぐ脇にはジグザグの登山道があったので、
 この道を登ります。木段より楽でした。10時35分に鐘撞堂山に到着。数人のハイカーが来ています。
 まずは展望台に登り、南側の眺めを楽しみます。都心のビルが見えます。展望台を下りて、西側のすぐそこに陣見山。
 少し早いですが、ここで昼食。カップメンとおにぎりです。
 11時15分に下山開始。大正池への道を左に分けて下ると、沢沿いの簡易舗装道になり、円良田湖(つぶらだこ)畔に出ます。
 左に行き西側の湖畔道を少し歩いて円良田湖を眺めます。この湖は、釣り場になっていて、今の時期はワカサギが釣れるようです。
 このまま円良田湖を北に向かえば、陣見山への登山道に入れるような気がしましたが、地図には載ってないので分かる道を行きます。
 少し戻り、羅漢山への登山道に入ります。木段を登り切り、左に行くと羅漢山。広場になっていて釈迦三尊が祀られています。
 ここから少林寺への下り道には、石像が並ぶ五百羅漢。少林寺を出たら、すぐ右に折れて車道を行きます。
 左の「梅の里」を過ぎて突き当りを左に折れます。末野神社を右に折れて、民家の間を行くと小さな橋を渡ります。
 橋を渡ると、橋の由来が書かれた案内板。橋は「西行の戻り橋」。すぐに秩父鉄道の踏切。渡らずに右折して車道を登って行きます。
 ここからは昨年歩いた道。かんぽの宿の手前に道標があり、山道に入ります。すぐに円良田湖への道を右に分けます。
 やはり円良田湖畔から、登山道が続いているのです。しばらくして急登を終えると、古峰神社の石祠。
 ここからは、雑木林の尾根道を行きます。筑坂峠を過ぎて、急な木段を登り切ると、東屋の建つ虎ヶ丘城址。
 西へ向かいます。緩い下り登りで、広い尾根道を行きます。急降下して鞍部が、大槻峠。馬頭観音の石碑がありました。
 右へ下った道の先には林道が見えました。幅の広い道は、登り下りを繰り返します。登りは直登なので、結構きついです。
 じきに樹林の薄暗い登りになりますが、登山道が溝状にえぐれていて歩き辛いです。登り切ると雪が現れました。少し下り車道を横切り
 左側が開けた最後の登りで、陣見山に到着。14時10分。山頂には三角点がありますが、電波中継塔があり、木立に囲まれていて
 展望はありません。
 小休止して下山です。西に向かい、岩谷洞の標識から樹林の中を下って行きますが、道は狭く落ち葉いっぱいの急な所に来ました。
 すぐに危険と判断して山頂に引き返しました。北への秋山十二天への道に変更。この間約10分のロス。
 児玉テレビの中継局を過ぎて、右へ急降下。林道を横切り、下って行きますが、時々登り返しがあります。
 石祠のあるピークを越えると、北側が開けた展望地。赤城山、そして左の奥には、鋭く尖った真っ白な山並み、谷川連峰のようです。
 じきに社殿の裏側に到着。秋山十二天社です。石段を下り、鳥居をくぐると林道に出ました。樹齢約700年の「寺戸の樫」をすぎて
 石の鳥居をくぐると、溜池に出ました。右の道へ入り、児玉町秋山の民家を抜け、どんどんと車道を北に向かいます。
 橋を渡り、児玉小学校を過ぎると、JR八高線の児玉駅に到着しました。16時15分。
 16時25分の高麗川行きで寄居へ。寄居16時48分の羽生行きで熊谷へ。熊谷17時26分の高崎線に乗り帰宅。

 天気は快晴。下山後、児玉町では少し雲が広がっていました。
 天気の良い日に、低山の冬枯れの尾根歩きは気持ちが良いです。しばらくは、こんな山歩きが続きそうです。
 でも、そろそろ仕事が忙しくなりそうで、昨年の春先のように、土曜出社の日があるかも...

秩父鉄道 桜沢駅ホーム JR八高線の踏切を渡る 歩道橋を渡る


八幡大神社 社殿右が登山口 始めは急登


八幡山 大正池・鐘撞堂山 分岐 気持の良い尾根道



鐘撞堂山の展望台 急な木段を登る 鐘撞堂山(330.2m)



山頂からの眺め 次に向かう陣見山 下る



沢沿いの簡易舗装道を行く 円良田湖



羅漢山への登り 羅漢山(釈迦三尊) 五百羅漢の石像



少林寺 この道へ 中央に「かんぼの宿・寄居」



西行戻り橋 ここを右折して車道を登る 「かんぽの宿」手前が登山口



古峰神社の石祠 雑木林の尾根道



筑坂峠 急な木段を登る 虎ヶ丘城址



広い尾根道 大槻峠の石碑 急登



さらに溝状にえぐれた急登 車道を横切り、陣見山へ 最後の登りへ



陣見山(531m) 下山(秋山十二天へ) 急降下



赤城山 たぶん谷川連峰



秋山十二天社 石段を下る 鳥居と石燈籠(秋山十二天社)



林道に出ました 溜池



児玉町秋山を通過 橋を渡る JR八高線 児玉駅