2008年12月20日 不老山(神奈川県足柄上郡山北町)
                 ふろうさん

 
浅瀬入口バス停→浅瀬→世附峠→不老山→番ヶ平→山市場バス停

 3年振りに再訪です。東京メトロ半蔵門線、千代田線、小田急線と乗り継いで8時13分に新松田駅に到着。
 駅前のバス乗り場から、8時25分発の西丹沢自然教室行きに乗り、9時22分に浅瀬入口バス停に到着。雲一つ無い快晴です。
 靴の紐をしっかり締めて出発です。バス停を少し戻り落合隧道に入ります。トンネルを抜けると丹沢湖の奥に真白い富士山の頭を発見。
 しばらくは、丹沢湖を左に見ながらの車道歩きです。荒井沢洞門、世附橋、本村隧道、滝壺橋、そして世附キャンプセンター(きこり村)を
 過ぎると道は狭くなり浅瀬集落に着いて、一般車は通行止め。砂利道に変わり浅瀬橋を渡ると林道は分岐。
 道標があり、左が「夕滝橋・夕滝・切通峠」となっていて、右は分かりません。左の林道を行くと吊り橋があり、夕滝橋です。
 この吊り橋が不老山への入口です。「一人づつお渡り下さい」と書いてあります。
 横木の上に、すのこの様な薄い板が三列敷かれただけの、よく揺れる橋なので、慎重に渡ります。
 渡り切ると、不老山への道標があり、すぐに杉林の登りが始まりました。
 沢沿いの道になり、小さな丸太橋を2つ渡ります。傾斜が緩んでくると伐採をしている植林地へ。
 そして樹木の間から、白い富士山が頭を出しました。突然林道に飛び出しました。北側が開けていて丹沢の山並みが見渡せました。
 ここが世附峠。林道の南西側が開けていて、特徴ある愛鷹連峰の山並が綺麗に見えました。道標に従い再び山道に入り登っていくと
 ベンチが一つ。手作りの道標があり、不ニ見台。富士山を眺められるポイントです。登りが終わると金太郎さんが乗った道標。
 ここが不老山の南峰。ここからの富士山の眺めは最高です。しばらく眺めを楽しんで、雑木林の緩い傾斜の道を行くと、
 不老山山頂に到着。11時50分。3年前に来た時は、腐りかけた古いベンチがありましたが、新しいベンチとテーブルが出来ていました。
 ここで昼食。野菜と溶き卵入りのインスタントラーメンです。この山頂は、木々に囲まれていて展望はありませんが、
 陽が当たり温かいので、食後にベンチで、うとうととしてしまいました。
 山頂で結構ゆっくりとして、13時ちょうどに下山開始です。鹿除けの柵に沿った稜線を、なだらかに下っていきます。
 北側の木々の間から、丹沢の山並みが見えます。南西には愛鷹連峰。少し急な下りで、林道に飛び出しました。ここは番ヶ平。
 東側の隣の山が見えて山頂は樹木が無い草原。大野山です。林道を横切り、山道に入ります。杉林の中をどんどん下ります。
 だんだんと登山道は落ち葉一杯になり、滑るので注意してゆっくりと下ります。14時45分に畑の脇に降り立ちました。
 畑の先には、茶畑が広がっていました。河内川に架かる青い吊り橋を渡り、車道を少し下ると、山市場バス停に到着。
 15時16分の新松田駅行に乗車。途中、山北駅で降車して、キオスクで「丹沢の猪」(猪最中)をお土産に買いました。
 山北駅16時01分の御殿場線に乗車。陽の短い季節、西の空はオレンジ色に染まってきて、車窓から富士山のシルエットが綺麗です。
 国府津駅16時31分の東海道本線に乗り換えて帰宅。

 天気は、快晴。寒くは無く、綺麗な富士山を眺められ、お手軽ハイキングでした。

浅瀬入口バス停 落合隧道 トンネルを抜けます


中央に真っ白な富士山 世附橋 丹沢湖


浅瀬集落へ 浅瀬集落



浅瀬橋 吊り橋(夕滝橋)



不老山へ 杉林の登り 丸太橋を渡る



富士山が頭を出しました



さらに登ります 林道に出ました(世附峠) 北側が開け、丹沢の山並み



ここから再び山道へ 不ニ見台より



不老山(南峰) 富士山を眺める(南峰より)



道標の金太郎さん 不老山山頂ベンチ



不老山(928m) 下山開始



愛鷹連峰望む 鹿棚に沿った山道



林道に出ました(番ヶ平) 杉林を下る



下山完了(正面に大野山) 茶畑



吊り橋を渡る 河内川(吊り橋より) 車道へ



山市場バス停 JR御殿場線 山北駅 夕暮れの富士山(車窓より)